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新規事業「gdn」が始動!

アークエルテクノロジーズの新規事業「gdn」が本格始動しました。

今回は日本全国の都市ガス会社のDXを推進するための会社「gdn」についての紹介です。

※プレスリリースも出しています。

福岡発CleanTechスタートアップ「アークエルテクノロジーズ」が都市ガス業界のDXを推進する新会社GDNを設立・始動アークエルテクノロジーズ株式会社のプレスリリース(2020年7月16日 15時52分)福岡発CleanTechスタートアッprtimes.jp

社名の由来

はじめに社名の由来ですが、gdnGas Degital Nextから命名されました。

提供するサービス

次にgdnが提供するサービスは「デジタル化」と「人材育成」の支援です。

デジタル化」は、、、企業が持っているデータ(顧客/取引など)を活用できる形にすること、データを活用するためのツール類を準備すること、分析などのデータ活用を行う専門人材を提供すること、より高度な活用をするための機械学習などの仕組みを導入することなど、企業の状況に合わせた活動を行います。データを活用した経営を実践できるための支援です。流行りの言葉で「DX」と括られることが多いですね。

人材育成」は、、、データを活用した経営を実践する人材の育成を行います。データサイエンティストという職業を聞く機会も増え、高度な専門性を有する人材を育成するという側面の必要性も痛感していますが、それに加えて、データ分析やAIなどの技術を経営に取り込み、活用していく人材を育成していくことを考えています。

お客さま

そして、、「デジタル化」と「人材育成」の支援のサービスを誰に提供するかというと、、、地域経済を担う日本全国の都市ガス会社のみなさまを主のターゲットとして、サービス提供を行います。

gdnでは複数の都市ガス会社の参画を想定しています。

通常、データベースやシステムの構築クラウドの導入データサイエンティスト等のリソースの獲得といったデジタル化を進めるにはコストなどの負担が大きくなります。

しかし、gdnへ参画することにより、データベースやシステムクラウドの導入ノウハウデータサイエンティスト等の専門性の高いリソースなどが共有され、かつ、複数の参画企業でのコスト分担でコスト負担が軽減されます。

また、参画企業がgdnに自社の社員を派遣することで、実践的にデータ活用業務やイノベーション活動の経験を積み、将来的に社内で活躍する変革リーダーの育成にもつながります。


パートナー

都市ガス会社のみなさまの「デジタル化」と「人材育成」を支援するためのパートナーは、アークエルの顧問である東京大学先端科学技術研究センター特任助教の辻真吾先生。「Pythonスタートブック」などの書籍も執筆している辻先生には始動した初回に講義を担当してもらいました。

gdnの始動にあたって辻先生にいただいたコメントです。

どんなに優れた技術であっても、過大評価や過小評価は禁物です。なんでもできるAIはまだ存在しません。一方で、近年の機械学習技術の進歩にはめざましいものがあります。コンピュータとネットワークのコストがかなり小さくなった現代では、実際の計測データを大量に蓄積することが可能です。膨大なデータの中から有用な知見を得るには、機械学習の力が不可欠です。エネルギー分野の業務に携わる方々が、自らデータを分析できるようになるためのお手伝いができればと考えています。

gdnに懸ける想い

新型コロナウイルス感染症の流行は人に新しい生活様式への移行を求めており、企業にとっては企業自身がアップデートできるどうかが試されているタイミングであると感じています。

5年後、10年後といった将来、エネルギーを取り巻く環境が大きく変わることが想定され、企業が大きな環境の変化に柔軟に対応するためには、「デジタル化」と将来を見据えた「人材育成」を5年〜10年かけて計画的に並行で進めることが重要だと考えています。

アークエルのビジョンである「地域単位でのリソース最適化」、地域エネルギー会社や交通会社がハブとなり、エネルギーの利用を最適化する地域循環共生プラットフォームの構築を実現するための最初の大きな1歩がこのgdnです。

gdn」はハブとなるべき存在である日本全国の都市ガス会社のみなさまの「デジタル化」と「人材育成」を推進する存在を目指します。

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