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「目標に向かう環境」が変えたものとは。互いを認め合う「アワード」から見るa-worksの社風

a-worksでは、半期に一度のタイミングで「総会」を開催しています。内容は、リーダーによる「半期の振り返り発表」と「社長からの次期の目標発表」、メンバー投票で成果を出したメンバーを決める「アワード」からなる3本立て。特に「アワード」はa-worksの象徴ともいえるイベントのひとつで、毎回大きな盛り上がりを見せています。

【関連記事】半期を振り返り、来期以降の「個人とチームの行動」を明確化するa-worksの「社員総会」。アワードも!

今回は、「入社から1年未満の社員」のみ受賞権利がある「新人賞」を獲得した2人を迎えて、仕事への向き合い方やa-worksの社風について聞きました。

馬場智希
日用品メーカーでの営業職を経て、2023年1月にa-worksに入社。同年8月のアワードにて新人賞獲得。アカウントプランナーとして、クライアント対応や戦略提案などをおこなっている。

谷名瑠果
2022年4月より派遣社員として勤務を開始し、2023年11月より正社員に。2024年2月のアワードにて新人賞獲得。各所との連携や数字の解析などアカウントプランナーのアシスタントとして活躍。

【参考】アワード賞一覧

<メンバー選出>
新人賞:入社1年未満のメンバーの中で 、一番成長を感じさせる人
おもろいで賞:仕事で一定の高いアウトプットが出来つつa-worksの考えるおもろいを体現した人へ贈られる賞
MVP賞:会社に一番大きな貢献をした人、経営目的の実現にむけて努力しながら経済もしっかり作れた人、0→1を形にして機能させた人などへ贈られる賞
MIP賞:新人賞受賞対象者以外の中で、一番成長を感じさせる人へ贈られる賞
ベストプレーヤー賞:突出した個人の能力を発揮させた人に贈られる賞

<社長選出>
社長賞:社長の独断によりa-worksに一番貢献している人へ贈られる賞

受賞理由のコメントに、周囲からの評価や期待が詰まっている

ーー馬場さんは入社当初から新人賞をめざしていたんですよね。

馬場:入社した翌月に初めての総会に参加して、アワードのポジティブな空気感や受賞者のうれしそうな様子を見て「次の新人賞は絶対に狙いたい」と思っていました。

新人賞ってメンバー投票で決まる賞なので、新人賞獲得を目標に据えてからは、部署外の人にも自分を知ってもらうための働きかけを心がけていましたね。…って言うと下心満載みたいに聞こえるかもしれないですけど(笑)。いろんな人に積極的に話しかけたり、飲み会にもたくさん顔を出したりして、まずは自分を知ってもらえるよう意識していました。

ーーすごい。選挙活動だ(笑)。

馬場:未経験での転職だったので、そもそも広告業界についての知識はまったくない状態。研修期間は、どういった仕組みで会社の収益になっているのかを理解するのが一番大変でした。入社数カ月後から徐々に先輩の案件の引き継ぎがスタートしたのですが、個人的には、その順番もすごくよかったと感じています。

最初に担当させていただいたのがアパレルで、まずはそこでメディアとの連携や流れについて学ぶことができました。次に引き継いだ葬儀社の案件ではリスティング広告(検索連動型広告)がメインだったので、その仕組みや指針となる数字などを、実際の手順を踏みながら理解を深めていきました。その次に定期購入を扱うクライアントの担当となり、社長がよく発信している「定期購入と消費者の関係性」や「F2への引き上げ率」について「なるほどこういう意味か!」と思ったのを覚えています。実務を通じて、段階を踏みながら自分の知識の幅を広げられたのはとてもありがたかったですね。

【関連記事】なぜa-worksが選ばれるのか?会社の強みをシャチョウが解説!キーワードは「F2転換」と「クリエイティブ」

<新人賞受賞を受けて今後の抱負を語る馬場くん>

ーーその一方、谷名さんはまったく新人賞を狙っていなかったんですよね。

谷名:そうです(笑)。総会には派遣社員時代から参加していたのですが、アワードの受賞・投票は正社員だけなのであまり自分ごととして捉えてなかったんですよね。社員登用が決まり、次のアワードでは新人賞枠に含まれますと聞いたものの「そうですかあ、まあないやろな」と思っていました(笑)。だから、実際に選ばれた瞬間は本当にびっくりして!受賞の際にはスクリーンに投票してくれたメンバーのコメントが映し出されるんですが、ぶっちゃけ泣きそうでした。

ーー意外です!印象に残っているコメントは?

谷名:自分で読み上げるのは恥ずかしいんですけど…「派遣さんという理由で谷名さんがアワードの候補にならないのがもどかしかったので、全力で推したい」というまさよさんのコメントですね。自分にも「推し」がいるからこそ、人から「推したい」って言われるなんてめちゃくちゃ光栄すぎて。ほかの方もそうなんですが、派遣のころからの仕事をさかのぼって評価してくれている人が多いことにとても驚きましたし、感動しました。

馬場:僕もまさよさんのコメントは印象に残っていますね。「馬場くんは、a-worksに長く残って尽力してくれる空気感がある」って書いてくださっていて、まさよさんが言ってくれるならそうなのかも!と、励みになりました。

ーーさすがa-worksが誇る名コピーライター…!

【まさよさん関連記事】セールスに過激な表現はいらない。大切なのは「誰に何を伝えるか」。真摯に消費者に向き合うことで「売れるブランディング」を実現

新人賞で満足せず、MIP、MVPをめざしたい

谷名:新人賞を獲得してみて初めて、「a-worksって本当にお互いを認め合う文化なんや」と思いました。

ーーなんかめちゃくちゃ失礼なこと言い出しそうな気がするけどいったん続けてください。

谷名:(笑)。派遣時代も総会には出ていましたし、ふだんから会社の人と話す機会も多かったから「a-worksのメンバーが自社のことをそう思ってる」というのはわかってたんですけど、自分としてはあまり実感してなかったんですよ。たしかに当時から感謝の言葉をかけられることは多かったけど、こちらとしては「必要な仕事をしているだけなんで…」と思っていたので、「わざわざお礼言ってくれなくても大丈夫ですよー!」くらいの気持ちで受け止めていましたね。だから新人賞のコメントを見て「当時から本当に思って言ってくれてたんや…!」という発見がありました。

<アワードの受賞者には、金一封と豪華賞品が贈られます>

馬場:僕は入社当時、谷名さんのことを正社員の先輩だと思ってました。数カ月後に派遣さんって聞いて「そうなの!?」って(笑)。僕が案件を引き継ぐようになっても確実に谷名さんのほうが詳しいから、わからないことがあるたびに教えてもらってましたね。もちろんいまもめちゃくちゃ頼りにしてますし。

谷名:いやいやもっとこき使ってほしい。

馬場:とはいえ最近谷名さんの仕事量がどんどん増えてませんか?

谷名:無理なら無理って言うから大丈夫!

ーー谷名さんの業務内容ってけっこう変わっていってるんですか。

谷名:正社員になったから変わったという印象はなくて、派遣のころから、然るべきタイミングで必要な仕事がいつの間にか落ちてきてる、という感じですかね…。あ、大人の事情で「※契約書の範囲内です」と入れておいてください(笑)。ただあくまで私の役割はチームをサポートすることだと思っているので、いまも意思決定とクライアント対応はアカウントプランナーに委ねたいとリーダーに伝えています。

馬場:基本的な業務はもちろん最近は分析などもお願いしているので、僕たちアカウントプランナーからすると谷名さんがアシスタント業務に注力してくれたほうが棲み分けができてありがたいですね。

ーー馬場さんは新人賞を獲得してからなにか変化はありましたか。

馬場:やはりモチベーションはすごく上がりました。かつて新人賞を獲得した先輩たちがMIPやMVPに選ばれているのを目にしているので、次はそこを目指さなければと思っています。

転職理由のひとつに「営業をしながらマーケティングを学びたい」との思いがあったので、当初の目標は実現できているかなと思っています。一方、分析をはじめ数字を紐解いて課題を見つけることにまだ苦手意識があるので、そのあたりの知見を身につけることが喫緊の課題だと認識しています。

目標を立て、そこに向かう社風が「自分への期待」を高めてくれた

ーーa-worksでは部署と個人ごとにOKRを設定していますが、おふたりの目標を教えてください。

※OKR…「Objectives and Key Results(目標と主要な結果)」の略称で、目標の設定・管理方法のひとつ

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谷名:社会に出てからa-worksで7社目なんですが、実は「個人で目標を考える職場」というのが初めてなんです。最初はもうほんとに「目標?わからん!」ってなったし、OKRについても、毎回めっちゃ悩みながらひねり出しています。

私はチームのサポートとして動くポジションなので、チームとしてどのリソースをどこにまわすか、どこに注力するかというのを判断できるようになりたいですね。あとは、案件担当と同じくらいの知識量を持って並走していきたい、というのが向こう半年くらいの目標です。

長期目標で言うとめっちゃ個人的な目標になっちゃうんですが…仕事も育児も家事も全部バランスが取れている状態になりたいなあと。あとは、今後なにがあってもいいように経済的な自信を持つ、というのもひとつの目標です。

育児中なので、正社員登用を希望した理由として「働きやすさ」はやはり大きかったです。フルリモート・フルフレックスといった制度面だけでなく、子どもが急に体調を崩したときはみんなが「子どもファーストで大丈夫だから!」って言ってくれる。建前じゃなくて本当にそう思ってるのが伝わってくるので、とてもありがたい職場環境です。

馬場:各案件に対してそれぞれ数値目標を立てていますが、それらを達成するためには先ほども挙げたように分析まわりの知見を高める必要があると感じています。例えばいま抱えているクライアントさんに対しても数字から要因を見つけるスキルが圧倒的に足りていないとの反省があり、先輩たちに頼りっぱなしの状態。幸いなことに周囲からは「個人で抱え込むな、会社の知見をもっと使え」と言われているので、会社がこれまでに積み上げてきた財産を活用しながら自分の学びにつなげていきたいと思っています。

それを克服できたらまたひとつ上のステップに進めると思いますし、変化スピードが早いa-worksにおいてビジネスの基本をしっかり理解できていることは今後の新規事業においても活きてくるはず。また、いずれは新規開拓を担当したいという気持ちが強くあるので、予算運用などあらたな領域にも挑戦していきたいと思っています。チャンスを見逃さずとにかく多くのチャレンジを重ねたいです。

また、a-worksの「目標を考える社風」は自分にものすごくいい影響を与えていると感じています。a-worksに入社するまで、ここまで真剣に「自分がどうなりたいか」と考えたことはありませんでした。でもそれはひとりで考えているだけではきっとダメで、同僚、先輩、社長と遠慮なく意見交換できる環境があるからこそポジティブな方向に向かえるのだと思います。

あと、a-worksのメンバーってみんな言語化がめちゃくちゃうまいじゃないですか。誰かに相談すると、モヤモヤしていたことでも「僕が言いたかったのはそういうことだ!」って視界がクリアになる。と同時に、視点が常に「未来」に向くようになったので、プライベートの行動ひとつとっても取捨選択の基準が変わりました。

谷名:私もそうです。シンプルに、「もっといい人生を目指してもいいんやな」って思えるようになった。漠然とした不安はもちろん常にあるけれど、きっと大丈夫という自信を持てるようになったというか、自分に期待できるようになりました。自分がそんな考えを持てるなんて、私がいちばんびっくりしています。

馬場:社内のどこを見渡しても尊敬できる人、がんばっている人がいるから、自然と「自分もがんばらなければ」という意識になれる環境なのだと思います。次のアワードまであと4ヶ月…なんとか爪痕を残せるようにがんばります!

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