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Web3エコシステムの中心であり育児との両立も叶う場所

チューリンガムで働くメンバーのことをお伝えするインタビュー企画。

今回はエンジニアとしてキャリアをスタートし、現在はチューリンガムのプロジェクトマネジメントグループでマネージャーをする惠上さんにインタビュー。子育てとの両立をしながら働く惠上さんに入社を決めた理由やPMグループとして注力したいことを語っていただきました。

惠上裕介 ー  PMチームマネージャー

大阪市立大学卒業後、10年以上にわたり開発現場でリードエンジニアやマネージャーとして従事。
2018年よりAerial Partnersに入社し、エンジニアマネージャーとして開発を牽引。
2023年よりチューリンガムにPMとして加わり、複数のWeb3プロジェクトを担当。
経済産業省主催ブロックチェーンハッカソン2019で最優秀賞。

「ここならWeb3エコシステムの中心で仕事ができる」

ー 簡単に自己紹介をお願いします。

惠上と申します。チューリンガムに入社して1年弱くらいです。元々前職まではエンジニア、エンジニアチームのマネージャーだったりのキャリアが10年ほどでしたが、チューリンガムに入社後はこれまでの経験を生かしてPM(プロジェクトマネージャー)として働いています。

ー チューリンガム入社前はどのようなお仕事を?

Aerial PartnersというWeb3業界の会社で5年間働いていました。暗号資産×税務・会計に強みを持っているチームで、2人目のエンジニアとしてジョインしました。そこではエンジニアチームのマネージャーとして開発メンバーの管理やシステムの要件定義・設計や営業同行など幅広く業務を行いつつ、プレイングマネージャーとして自分がコードを書くこともありました。

ー 共同代表の田中さんや創業メンバーの伊藤さんとも一緒に働かれていたんですよね!

遼さんは同僚で、伊藤さんは当時学生インターンとして働いてくれていました。当時は暗号通貨がこれから盛り上がるという時期で、たくさんベンチャー企業が誕生していたのですが、Aerial Partnersはその時にすでに暗号通貨の領域で事業を展開していたので、周りより少し進んでいたんです。だからこそコアな人が集まっていたのだと思います。

ーチューリンガム入社の経緯を教えてください。

伊藤さんが創業メンバーなので、チューリンガムのことは元々知っていました。また、暗号資産業界で活動する方がやっているYoutubeチャンネル『ビットコイナー反省会』を見ていたので、そこに出演していた田原さんや創業メンバーのカナゴールドさんのことは知っていましたし、その他にも昔から業界内でリサーチャーとして有名な方もいて、業界内のパワープレイヤーたちが集まっているという印象がありました。

ー チューリンガムへの入社を決めた理由は何ですか?

直接的な転職のきっかけは創業メンバーの伊藤さんと共同代表の遼さんから声をかけてもらったことです。当時携わっていた税務・会計の領域は暗号資産に関わる人が必ずぶつかる課題なので、この領域でサービスを展開する意義を感じていたのですが、Web3エコシステムの中心からは少し遠いので、Web3の醍醐味であるトークンやコントラクトを直接扱うような仕事をやってみたいと思っていました。そんな時にまず伊藤さんからTwitterのDMをいただいたんです。

また、遼さんや伊藤さんとは機会があればまた一緒に働きたいと思っていました。遼さんは前職で一番親しくしていたメンバーでビットコインの話をよくしていましたし、伊藤さんは僕のチームでインターンをしてくれていて、学生の頃から謙虚で本当に人格者なんですよね。彼ら二人とも勤勉で努力家なのは知ってたので、それだけで信頼できる会社だなと思えました。

子育てと両立できることが転職の一番の条件

ー 惠上さんは転職時に「子育てと両立できるか」を一番の条件にされていたそうで。

今1歳と3歳の子供がいます。クリプト業界は好きで、チューリンガムもいいなと思っていたのですが、転職する時の一番重要な条件としてはその子育てしやすいというのがあったので、事前に相談させてもらいました。

ー 子育てとの両立のために具体的にどのような条件を確認されたんですか

一つはリモート勤務ができるかです。前職ではコロナの影響でリモートワークにシフトしたのですが、通勤時間がなくなる影響は大きいですね。
僕はオフィスでみんなで働くことも好きですが、自分がリモートじゃないと妻に負担がかかってしまうので、今はリモートで働けるかは大事な条件でした。

二つ目は時間の融通です。子供が発熱して急に保育園に呼ばれたり、家で子供をみないといけない時もあるので、ちょっと抜けることができるかも重要でした。

ー 働いてみていかがですか?

入社時はまだお子さんがいるメンバーは少なかったのですが、経営陣の遼さんや大島さんもお子さんがいらっしゃることもあり、「何かあればお子さん優先で大丈夫なので」とよく言っていただいていました。

今では家庭を持つメンバーも増えていて、引き続き育児と両立しながら仕事ができてます。前提として自分の仕事に対して責任を持つ自立している方が多いからこそ、このように柔軟な働き方ができているとは思います。

ビットコインがいろんなことを教えてくれた

ー ちなみに惠上さんがWeb3業界に興味を持ったきっかけは何でしたか

2017年に友人に教えてもらってビットコインを買ったのが始まりでした。ビットコインの仕組みを調べれば調べるほど「あれ、これはなんで動いているんだ?」「なんで価値がついているんだ?」と、どんどん興味が湧いてきました。

当時は大阪に住んでいて、小さな勉強会に参加したりそこで出会ったメンバーとビットコインの勉強会を開催していたのですが、仕事にしたい気持ちが強くなり、その後転職活動中にAerial Partnersと出会って仕事としても関わるようになりました。

ー ビットコインがきっかけだったんですね。

ビットコインは誰も統制していないけど、かれこれ14年くらいずっと動いてる。本当に面白い現象だなと思います。出会った当時は今まで存在したどんなものとも全く違う印象を受けました。

新しいテクノロジーはSF作品に描かれていることが多く、例えば人工知能とかは昔から何度もSF作品に登場していますよね。一方で暗号通貨は描かれていなくて、だからこそ暗号資産の登場は予言できなかった突然変異的な現象であると言っている方がいたんですが、その考えは結構面白いなと思っています。

ー チューリンガムはビットコイン好きな方が多いですよね。

ビットコインを通じて分散システムのようなテクニカルの部分も勉強でき、貨幣といった文化人類学的なことを学ぶことができました。ビットコインというお金にすごく似ているが、今の日本円など法定通貨とは全く出自が違うもののことを考えることによって、当たり前に存在していた貨幣の理解が深まっていきました。ビットコインがいろんなことを教えてくれたからこそ、ビットコインが好きですね。

メンバーに最高のアウトプットを出すことに集中してもらいたい

ー 現在はPMグループのマネージャーですが、どのような体制なのか教えていただけますか。

PMグループには社内のPMメンバーが所属しています。メンバーが担当の案件を複数抱えていて、グループとしてはプロジェクトを横断した知見の共有や各プロジェクトのヘルスチェックをしています。
基本的にはマーケチーム、コンサルチームと一緒にお客さんの新規事業の支援をしており、開発も絡む場合はそこに開発担当のメンバーも加わります。

ー 具体的な仕事内容を教えてください。

仕事内容は一般的なPMと同じくプロジェクトのスケジュール、課題、人材や予算の管理、そして顧客折衝等々ですが、特徴としてWeb3プロジェクトは幅広いテーマを扱うので多くの議論を整理する必要があります。

例えば、新規事業の内容はもちろん、それを支える全体のビジネススキーム、税務、会計、資産保全についても議論を重ねて、そのプロジェクトに最適な方法を見つける必要があります。論点が多岐にわたる、かつそれぞれ専門性も高いので、整理した上で知見を持つパートナーとも連携してベストを模索していきます。加えて、法律・税制の動向によっても対応策を変えていく必要もあります。

業務内容が非常に広いので、職種としては事業開発に近いかもしれません。今までWeb2中心のシステム開発に関わっていた自分にとってはトークンが絡む仕事というのは全て新鮮です。

ー Web3事業の立ち上げ支援をする企業はいくつかある中、チューリンガムの新規事業支援の価値はどんな所にあると思われますか。

トークン組成の経験が豊富なところとそこから生まれている各種論点に対する提案の精度の高さです。トークンを組成していく際にトークノミクスが重要なのはもちろんですが、それを支える全体のビジネススキーム、税務、会計、資産保全についても一緒に提案できるところは強みだと思います。

事業内容や収益構造だけではなく、会計や税務、法務はどのように整理するのか、またその後の管理体制もFIXしないと普通に考えてその企業としてはWeb3事業を始める意思決定をできないですよね。

もちろん開発が必要なケースは開発支援も行っています。このようにWeb3ビジネススキームの提案、管理体制の提案、開発支援をトータルで提案できるというのがチューリンガムの強みだと考えています。

ー 今後でやっていきたいことは?

PMグループのマネージャーとしては、プロジェクト推進力の強化を測っていきたいです。そのためには人材も必要ですし、仕組み化も進める必要があります。

チューリンガムには各分野のプロフェッショナルの人たちがいて、例えば、先日インタビューが公開されたBizdevチームのHiroさん、彼が築き上げてきた海外とのコネクションはとても貴重なものです。あれほど持っている方もそんなにいないですし、海外とのコネクションがあるからこそ、海外VCとの交渉支援や海外マーケティングの支援ができています。

会社の成長を牽引する!チューリンガムBizdevチームの仕事 | Turingum
チューリンガムで働くメンバーのことをお伝えするインタビュー企画。今回はBizdevチームのメンバーお二人にその幅広い業務内容やチューリンガムで働く魅力について、話を聞いてきました!山川 裕太郎 ...
https://www.wantedly.com/companies/Turingum/post_articles/890439

田原さんや佐藤さんもかなり古くからこの業界で活躍されていて、トークノミクスへの知識や事例の知見も豊富です。そういった突出してすごい方がいっぱいいるんですよね。そういった方々がプロジェクト推進に手を取られず、​​クライアントに最高のアウトプットを出すことに集中してもらうためにも、PMマネージャーとしてプロジェクト推進力の強化をしていきたいですね。

PMマネージャーとしてではないですが、長期的にはいつか自社トークンとかもやってみたいです!

ー チューリンガムの魅力は?

この人がいると百人力だなと思う人が多いところです。どの会社にも圧倒的なパフォーマンスを出す方はいると思うのですが、それが社長だったり部長だったり。チューリンガムの場合はそういうメンバーが人数に対して多くて、どの領域にも「この人なら背中を預けられる」と思える人がいます。

チューリンガムは小規模な会社ながら、大手の企業とタッグを組んだようなプロジェクト実績が多数あるのは各セクションにそういったメンバーがいて、全体の業務のレベルが高いから実現できているのだと思います。

チューリンガムはメンバーを募集しています!

現在PMグループでは一緒に働くメンバーを募集しております。
日本政府からも成長の柱と期待されているweb3業界に興味がある方、PM経験を活かした仕事をお探しの方は、ぜひWantedlyからご応募ください!Web3業界未経験の方からのご応募もお待ちしております!


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