チューリンガムで働くメンバーのことをお伝えするインタビュー企画。
今回はBizdevチームのメンバーお二人にその幅広い業務内容やチューリンガムで働く魅力について、話を聞いてきました!
山川 裕太郎 - マネージャー
日英通訳、東芝、麻雀/ポーカープロを経て、YGG JapanのBizDev業務に従事。
2023年よりTuringumに参画しグローバルBDをリード。
徳井 汰朗
20代から俳優として活動、Netflix『全裸監督』シリーズやNHK大河ドラマ『青天を衝け』などに出演。
Web3スタートアップを経て2023年秋よりbizdevとしてTuringumへ参加。
チューリンガムのBizdevチームとは?
ー チューリンガムBizdevチームはどんな部署ですか?
徳井:チューリンガムはWeb3に関する新規事業の立ち上げの支援
をして、コンサルティング費用や開発支援の費用をいただくビジネスモデルですが、Bizdevとは直訳すると「事業開発」で、お客様と共同して新規事業を起こしたり、立ち上げた事業を推進していくための部署です。
山川:Bizdevチームの業務は結構幅広くて新規営業だけでなく、契約したお客様との定例に参加し、佐藤さん率いるR&Dチームと連携して一緒にプロジェクトを進めていく、また海外のVCや取引所などとリレーション構築をする仕事もあります。
ー どのように業務を分担されていますか?
徳井:現在のBizdevチームは代表の遼さんも含めた3人なのですが、新規営業は僕が主に担当して、海外とのパートナーシップ構築はHiroさん(山川さん)が担当しています。Web3プロジェクトの支援は案件毎に担当者を決めています。
ー お二人の入社の経緯を教えてください。まず徳井さんお願いします。
(振り返り会にて発表をする徳井さん)
徳井:僕は父が俳優という環境で育ち、20代は映像を中心に俳優活動を行っていました。ただ、ガジェットやテック関連に興味関心が強かったこともあり、コロナ禍のバブルのタイミングでNFTの売買を行うようになりました。
現在でも世間を騒がせているように、日本の芸能界は個別に契約を交わすことがほとんどなく演者は弱い立場に置かれています。NFTをきっかけに様々な機能を搭載したスマートコントラクトに触れることで、業界の問題点にメスを入れられるのでは、とも考えるようになりました。
ー 仕事として関わるようになったのはいつ頃からですか?
徳井:個人でNFTを売買しているだけでは社会にインパクトは与えられないと考え、立ち上がったばかりのweb3スタートアップに参加しました。しかしweb3の案件のみで売上を立てることは難しく、小規模な開発費ではできることも限られています。そんな中、プレスリリースをきっかけにチューリンガムを知り、コーポーレートサイトからご連絡したのがきっかけです。
ー 次に山川さんの入社の経緯を教えてください。
山川:僕は海外生活が長くて、幼い頃はサンフランシスコやシドニーで過ごし、高校で東京に戻ってきました。大学卒業後はフリーの通訳の仕事をしていたのですが、東芝が台湾新幹線プロジェクトのために現地のクライアントと交渉する担当者を探しているという話を受けて東芝に就職して、海外営業や鋼鉄のクライアントとの折衝などを3年ほど行っていました。
その後、またフリーランスに戻り、ポーカーや麻雀のプロを3年半ほどやっていたのですが、次第に個人ではなくチームで大きなプロジェクトに取り組むとか社会と関わりながらビジネスをしたいという気持ちが湧いて、また会社で働くことを考え始めました。
ー Web3業界に入ったのはいつ頃でしょうか。
山川:2018年頃です。ちょうどブロックチェーンや仮想通貨が話題になり始めていて、僕も興味を持ってWeb3業界の会社に就職しました。Web3という言葉はまだなく、マイニングとかが流行っていて、就職した会社ではマイニングマシンの営業をしたり、フィリピンで仮想通貨取引所のライセンスを取得するプロジェクトのリードなどをしていました。そこで数年働いた後、前職であるブロックチェーンゲーム事業を展開する会社に転職します。
ー ブロックチェーンゲームの会社に入社されるんですね。きっかけを教えてください。
山川:2022年の2月ぐらいからSTEPNにかなりハマって、ブロックチェーンゲームの面白さを実感していたんです。今までゲームをやってお金を稼げることはなかったので「これはすごいな」と感激していた矢先、ブロックチェーンゲーム会社の求人があったので、ちょっと話を聞いてみようかなと応募したんです。そしたら当時前職で働く遼さんが面談の面接官として登場して、遼さんもかなり知見が豊富なので、そこで話がとても盛り上がって意気投合し、その会社にお世話になることになりました。
ー チューリンガム入社のきっかけはなんだったんですか?
山川:前職で働いている頃から「ブロックチェーンを通して世界を変えていきたい」という遼さんの考えを聞いて、この人と一緒に仕事をしたいなと思っていたんです。その後遼さんがチューリンガムにうつられて、しばらくしてから一緒に働かないかとお声がけいただいて、僕も入社を決めました。
前職も遼さんから業務を引き継いでいて、今のチューリンガムのBizdevチームも遼さん中心にやっていたところからそれを引き継いだという前職と同じ形だったので、あまりギャップを感じることなくスムーズに働き始められました。
Bizdevチームの仕事内容
ー Bizdevチームでのお二人の役割を教えてください。まずは主に営業を担当している徳井さんお願いします。
(Web3イベント参加の様子)
徳井:いわゆる営業の仕事とWeb3プロジェクトの支援も担当しています。営業の方はリード獲得から商談の提案、クロージングまで全ての工程を担当しています。あと国内の関係者とのリレーション維持は僕も担当しているので、オフラインで行われるWeb3イベントには頻繁に参加していますね。そういった場でこれからWeb3の新規事業をやりたいと考えている企業の担当者の方とお会いして、商談に発展するケースもあります。
プロジェクト支援の方は提案段階などでかなり関係性が深まったクライアントを担当することが多いです。
ー 他の部署と連携することはありますか?
徳井:商談の提案内容は主にR&Dチームと連携して考えています。契約後のプロジェクト支援はR&Dチームのコンサルタントが主導になって行うので、クライアントからヒアリングした要望をR&Dチームに共有して、クライアント毎にその会社のアセットを活かしたプロジェクトの内容を考えて提案しています。
その他にもPMのメンバーだったり、開発が関わるケースはエンジニアのメンバーとも連携しています。Bizdevチームだけではなく、社内のあらゆる方とコミュニケーションをとって商談を進めていくので、Bizdevだけで売上のミッションを背負っているというより、社内一体となってみんな受注するぞという雰囲気がありますね。
ー やりがいを教えてください!
徳井:クライアントの方とは密に関わるので、担当者の方から感謝の言葉をいただけると嬉しいですね。先日も「支援に対して価値を感じてます」と直接伝えていただいたことがあって、やっていてよかったなと思えました。
あと自分は個人でNFTを購入している経験が多いので、NFT関連の施策の内容について意見を求められることも嬉しいですね。
ー 現在はリモートワークですが、情報共有の場や雑談する機会はありますか?
徳井:毎日30分は必ずBizdevチームの定例ミーティングがあって、その時間で各々進捗共有や相談もできるので、かなり密にコミュニケーションは取れています。
ー 山川さんは現在どのようなことを担当されていますか?
山川:Web3プロジェクトのコンサルティングと海外のVC、取引所、マーケ会社、ゲームプロジェクト、パブリッシャーとのブリッジなどを担当しています。
この業界は海外が主戦場です。一般的にはアメリカや中国が大きい市場で、あとはトレード額だと、韓国もかなり大きいです。日本はモバイルゲームの一人当たりの課金率でいうと世界一のソシャゲ大国なので、ブロックチェーンゲームとも非常に相性の良い市場になっています。海外の方もそれを重々承知でやはり日本を重要な市場として認識して参入を試みる企業も多いです。
ー アメリカ以外にも先行している国はいくつもあるんですね。日本に参入したい国が多いというのも初耳でした。
山川:このような状況の中、海外とリレーションを持ってプロジェクトを進められるかどうかは、Web3プロジェクトにとって、成長のスケールに大きく関わる問題なんです。Web3ビジネスも研究も海外が何歩も進んでいて、そんな中進めているプロジェクトの内容がグローバルスタンダードと1年も2年遅れてる内容だとなかなか相手にしてもらえないこともあります。後れを取らないためにも海外との連携とかは非常に大事になってくる業界です。
ー 海外とのリレーションですが、チューリンガムに依頼をしたクライアントの方々もそのリソースは活用できますか?
山川:活用いただけます。チューリンガムはトークノミクスの設計が非常に洗練されていることが大きな強みですが、海外に対するリーチが強いことも他のコンサル会社と比較するとすごく強みだと思います。
日本と韓国もそうなのですが、Web3プロジェクトを完全に国内で完結するのは難しいです。トークンの発行やゲームパブリッシングを国内法人だけで実施するには法令および会計監査上において論点が多く、ほとんどの日本のプロジェクトがトークン発行はシンガポールやドバイで行っています。なので、海外との接点は不可欠なんです。もちろん、市場規模の観点もあります。
チューリンガムもドバイの会社と提携して、トークン発行の支援をしています。
ー 具体的な日々の業務も教えてください。
山川:ご契約したお客さんのプロジェクト支援のために社内の他のチームとミーティングをしたり、それ以外だと海外とのミーティングが多いですね。取引所の担当者の方や資金調達する際はVCと話をしたり、あとは金融市場と同様にWeb3の世界にも市場の流動性を提供するためにマーケットメーカーっていう存在がいるので、そういう方々ともコミュニケーションをとっています。
ー 山川さんがやりがいを感じることはなんですか?
山川:この業界はまだ新しいので、完全な正解がない中みんなで手探りで情報を集めて開拓していきます。答えを自分達で見つけていくことは、自分の性格的には好きなので、楽しいですね。
私の仕事ではインド、ブラジル、アメリカやドバイなど世界中の人と話せるので、様々な文化にも触れられるのも楽しいです。
働きやすさがチューリンガムの大きな魅力
ー チューリンガムで働く魅力を教えてください。
徳井:Web3業界にすでに興味がある人に向けた話になってしまいますが、Web3事業だけで成立しているという点がまず稀有だと思います。僕の前職もそれができなかったのですし、Web3事業をやっている会社も複数事業を展開している会社が多いと思います。
チューリンガムがWeb3事業だけで成り立っているのは、業界、技術ともに知見を豊富に持っているので、対応できる幅が広く実現できる技術力もあるからだと思います。これはWeb3が好きな方にはとても嬉しいポイントかなと。
ー 働き方の面ではいかがでしょうか。
山川:とても働きやすいと思います。Web3自体がすごく自由だし、多分他の会社も自由なところは多いとは思うんですけど、 チューリンガムは個人の裁量に任されているところが多くて、働き方が結構個人に委ねられています。僕は超朝方で早朝から仕事をしたいので、自分が働く時間をある程度自分で決められることはありがたいですね。
また、リモートワークですが、コミュニケーションがきちんとチャットツールで成立しているのも良いところです。だから出社して顔を合わせていなくてもきちんと コミュニケーションができる。何か口頭で話したいことがあればすぐにボイスチャットで話せるようにもなっています。
時間や場所問わず仕事ができるので、すごく働きやすい会社ですね。自分のパフォーマンスを最大限発揮できる環境にあると思います。
徳井:僕以外の30代メンバーはほとんど結婚されているんですが、社内にはお子さんがいらっしゃる方が多いので、ご家庭の都合にも理解がありますし、柔軟に働けると思いますね。
ー どんな人と一緒に働きたいですか?
徳井:業界的に様々な年齢層の方がいて、若くして業界経験が豊富な方も多いです。だからこそ相手の年齢や経歴に囚われず敬意を持って接することができる方とぜひご一緒したいです。
山川:この業界は日々変化して、新しいこともどんどん出てくるので、好奇心旺盛だったり、自分で情報をキャッチしていける人が合うと思いますね。あと個人的には明るくみんなで一緒に頑張っていこうという気持ちがある人と働けたら嬉しいですね。
チューリンガムのBizdevチームではメンバーを募集しています!
現在、Bizdevチームでは一緒に働いてくれるメンバーを募集しています。少しでもご興味お持ちいただけましたら、お気軽にご連絡ください。