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クリプトビジネスにゼロから関わるコンサルティングができるのがチューリンガムの面白さ

チューリンガムで働くメンバーのことをお伝えするインタビュー企画を始めました!

今回は創業当初から働く佐藤直人さんにインタビューしました。現在はドバイに住み、チーフコンサルタントとして働く佐藤さん(@2309Sn)に、学生時代のサービス開発の経験や創業メンバーとの出会い、そしてコンサルタントとしての仕事のやりがいについてお話を伺います。

プロフィール
佐藤 直人 - チーフコンサルタント

異能vation 2019企業特別賞受賞。
フリーランスエンジニアとしてXR及びブロックチェーン領域で複数のアプリケーション開発を行う。
Turingumではシステムコンサルティング部門を統括し、DeFiやGameFiにおけるトークンエコノミクス設計
及びブロックチェーンシステム開発を国内外ともにリード。

学生時代からクリプトの世界で勝負すると決めていた

ーまずクリプト※との出会いを教えてください。
中学3年生の時からプログラミングに興味を持って、高校生でクリプトに出会いました。その後、もっと自分の時間を自由に使いたいという理由から、通信制のN高等学校へ転入しました。当時は20歳までに何かを成し遂げたいと思っていて、そのために熱心に取り組んでいました。

※ 仮想通貨・ブロックチェーン関連技術の総称。ここではクリプトに関連する事業ドメインを指す。

ー どのようなサービスを作られていたんですか?
転入した後、最初に取り組んだのは、ビットコインを使った決済サービスの開発です。当時の日本はPayPayが出る前か出た直後くらいの時期で、中国ではアリババの決済サービスが広く普及し始めた時期でした。ビットコインの決済を日本で普及させられないかと思い、ペイメントの仕組み作りを始めました。

しかし、サービスの開発を進める中で決済サービスを普及させることにも事業を継続することにもかなりの資金が必要になることに気がついたんです。今思えば当たり前の話かもしれませんが、その時の自分にとっては大きな壁にぶつかった気持ちでした。そこで決済サービスの開発は断念し、別のサービス開発を進めることにしました。

ー 別のサービスを開発することにしたんですね。
クリプトのブロックチェーンの開発は続けつつ、2018年当時はまだあまり知られていなかったNFTに注目して、VR上のアイテムをNFT化して流通させるようなシステムプラットフォームの開発を始めました。

また、自分がやりたいことを実現するためにはアピールするための実績も必要だと考え、実績作りのために様々な分野で挑戦しました。まずは未踏ジュニアに挑戦し、その後は総務省が主催する異能vationプログラムにも参加して、XR技術を活用した義手を動かすシステムの開発なども試みました。

ー 学生の頃から様々なプロダクトを開発されていたんですね。
その頃を振り返ると若かったなと思うのですが、20歳までに何かしらで結果を出せなかったら人生で何も成し遂げられないと思ってたんです。だからこそ本当に時間がないと感じていて、学生時代はとにかく自分のアイデアを形にしていくことに専念しました。当時の無我夢中で取り組んだ経験が、今の僕の基盤になっています。

ー 学生時代からずっとクリプトの領域で活動されていることにも驚きました!
マクロで伸びているところに張るべきだとアドバイスをもらったことがあったので、自分が活動する分野を定めたいと考えていました。

そしてクリプトはやっぱりマクロ的に盛り上がる気運がありましたし、自分もクリプト関連のサービスを開発する中でこの領域は伸びると確信を持ったので、クリプトの世界で戦うことに対しての揺らぎはなかったですね。

創業メンバーの優秀さに心惹かれ、フリーランスエンジニアを辞めてチューリンガムに入社

ー どの分野で活動することに決めたんですか?
クリプトへの注目度が増すことは確信していたので、向こう数年は自分の人生をクリプトに全振りしたいと考えていました。なので引き続きクリプト領域で活動しようと思い、まずはフリーランスのエンジニアとして働くことにしました。そこでブロックチェーン領域で複数のアプリケーション開発させてもらっていました。

ー チューリンガムとの出会いを教えてください。
フリーランス時代、InstadappのようなあらゆるDeFiをまとめてさわれるアプリケーションも開発していました。元々高校生の時にもブロックチェーン決済のサービスを作っていたので、DeFiに強い興味があったんです。

(2019年の「やさしいDeFi」)

そんな中「やさしいDeFi」というイベントに参加した際に、チューリンガム創業者のカナゴールドさんと出会いました。とても頭の切れる方で、お話ししていたら意気投合し、まだ小さかったオフィスに遊びに行かせていただきました。そこで現チューリンガム代表の田原さんや伊藤さん、うどんちゃんとも出会いました。

これまでもクリプト関連のイベントなどで、同じ領域で活動している人たちに会ってきたのですが、チューリンガムのメンバーのみなさんは格別に優秀だと感じて、その優秀さに惚れました。
働く人のスキルや人柄、また自分の興味があったDeFiプロダクト開発しているところに魅力を感じ、2020年3月にチューリンガムに参画しました。

ー入社した時はどのような仕事を?
学生時代からずっとクリプトの領域でサービス開発していたので、入社当時はエンジニアとして働いていました。

2年ほどエンジニアをやって、現在はチーフコンサルタントとして主に大手企業に向けたWeb3領域での新規事業支援をしています。

ゼロからクリプトビジネスに関われるのがコンサルタントの醍醐味

ー エンジニアからコンサルタントへ異動されたんですね。
サービス企画が昔から好きだったこともあって、現在はチーフコンサルタントとして働いています。エンジニアリングもコードを書きたいと思って始めたのではなく、実現したい企画がまずあって、それを形にするためにエンジニアリングを学んだんです。

企画への意欲が高いので、企業の新規事業支援を行うコンサルタントの仕事は自分にあっていると思いますし、楽しいですね。
エンジニアのバックグラウンドがあるからこそ、お客さんから事業の相談を受けた際もどんなシステムが必要なのか、具体的にどうすれば実現できるかを考えながら提案できるので、自分の過去の経験が活きていることを感じます。

ー コンサルタントの具体的な仕事内容を教えてください。
Web3領域で新規事業を始めたい企業向けにトークン設計・発行に関するコンサルティングをしています。

一つ具体例をあげると、ドリコムさんとの共同事業であるEternal Crypt - Wizardry BC -のトークン設計を担当しました。
話すと長くなるのですが、多くのGameFiに追従せずシングルトークンモデルを取り入れることや、FTの発行に先駆けてNFTを発行・販売するINOの実施についてドリコムさんとともに意思決定を行いました。

トークン設計に携わるということは、このプロジェクトに関わらずWeb3サービスの根幹の部分を設計するということなので、お客さまが何故トークンを発行して如何に持続的なものにしていくかの整理を徹底的にご一緒します。
当たり前ですが一切気が抜けない仕事であり、やりがいを感じますね。
ゲーム以外の領域でも、様々な業界でプロジェクトを進めていくうえでお客さまの事業領域にクリプトを掛けわせた時にどんなシナジーを生み出せるのかを日々考えて提案しています。

ー コンサルタントとしての仕事で特に意識していることは?
クライアントワークの基礎的な話ですが、顧客のビジネス特性はもちろん、考え方や風土を理解することが重要だと思っています。それを踏まえた上でお客さまが新規事業で実現したいことを正しく捉えるようにしています。

そして、僕たちは単にビジネスコンサルティングしているのではなく、クリプトの専門性を持つ立場にいるので、クリプトゆえの斬新な考え方、新しいアプローチも大事にしながらプロジェクトの価値を高めることに集中しています

ー お仕事の魅力を教えてください。
チューリンガムのコンサルタントの仕事は、クリプトビジネスに最初から関われるところが魅力ではないでしょうか。あくまで顧客の新規事業を支援する立場なので、事業の中身はある程度定まった状態でご相談いただきますが、クリプトのパートに関してはほぼゼロから取り組みます。

トークノミクス 設計に正攻法はないので、もちろん難しいですが、一から考え、形にしていくのはスタートアップで味わえるような面白さがあると思います。

プロフェッショナルとしての心構えを持つ人と一緒に働きたい

ー 今後はどのようなことをやっていきたいですか?
今後もトークン※と他のビジネスの掛け合わせをやっていきたいです。今世の中に存在する様々な事業にクリプトの技術が加わることで、新たなビジネスが創造できると思っています。

これまでも様々な業界でプロジェクトを作ってきましたが、まだ取り組んだことのない産業でもトークンプロジェクトを創出したいです。そしてこれを一緒に実現する仲間も増やしていきたいです!
※暗号資産, NFTを含むクリプトアセット

ー これを読む候補者の方に向けて、改めてチューリンガムの魅力を教えてください。
まず事業の魅力として、トークンというところに事業の主軸を置いている数少ない会社であるということ。そして業界に古くからいるメンバーが多く、クリプトバブル前から事業を行っているので、様々な失敗も経験してきたのは強さだと思います

一例ですが、マーケットの移り変わりも激しい中で、成功条件も異なる複数のプロジェクトに関わり、トークン組成を何度もやってきています。事業者目線でいうとトークン組成の一連のプロセスを行うことは一度きりしか経験ができませんが、我々は関わったプロジェクトの数だけこのプロセスをこなしています。毎回100点満点という訳にはいかないので、自ずと「こうやると上手くいかない」という知見が蓄積されてくるんです。創業から地道にチャレンジし続けた結果、トークン上場に関して豊富なナレッジが得られました。

そしてこれらの知見を活かして、Web3領域で新規事業を行いたい企業に向けてコンサルティングをしています。このような知見を持つ会社は少ないんじゃないでしょうか。

次に組織の魅力としては、クリプトに深い知見をもつメンバーとビジネスサイドの経験を持つメンバーのバランスの良さです。この両方の属性が良い塩梅で存在しているのが、チューリンガムらしさだと思います。

ー どんな方と一緒に働いていきたいですか?
R&Dチームとしては、まず尖った方も受け入れていきたい気持ちがあります。僕はなんでもきちんとできるタイプではなくて、他の人の方が優れていると感じる部分もたくさんあるんですが、責任感を持って仕事をやり切ることは大切にしているんです。

個人の能力も大事ですが、気持ちの方が日々の仕事の質にも関係してくると思っています。R&Dチームだけではなく、会社全体を見てもプロフェッショナルな姿勢を持つ人が多いので、自分の仕事に誇りや責任を持つ人と働きたいですね。

日本政府からも成長の柱と期待されているweb3.0業界に興味がある方、田原さんとお話ししてみたい方は、ぜひWantedlyからご応募ください!業界未経験の方からのご応募もお待ちしております!


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