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なにをやっているのか

私たちトレードワルツは、産業横断型の貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を開発・運営しています。  ブロックチェーン技術を活用することで、安心安全に貿易取引を完全電子化します。全貿易関係者が各種文書を同一プラットフォーム上で作成・共有し、情報の可視化やリモートワークが進むほか、手続きコストや時間を44%以上削減できると実証にて確認できています。 TradeWaltzの特徴: ①アナログが最も残る産業横断部分のデジタル化が可能 ②データ流通・活用を目指し構造化データで管理 ③各国データ規制に配慮した特許ブロックチェーン技術「BlockTrace」を採用

なぜやるのか

「貿易業界における企業間のやり取りはアナログ」 という事象に起因する痛みを解決するためです。 世界中の貿易現場では、標準的で紙以上の信頼性があるデジタルコミュニケーション手法が確立されておらず、企業間では紙やPDFを中心としたアナログが主流です。そのため、業務が煩雑化し、状況が分かりづらくなり、リモートワークが阻害される他、事業のハードルが高いために中小企業の参入が少なく、事業革新が少ない状況です。 この状況を打破できる、総合商社の知見やネットワーク、デジタル情報の信頼性を担保するブロックチェーン技術を持つ弊社こそ、この状況に風穴を開けられると考えています。

どうやっているのか

①信頼のおける情報交換の場をつくり、②日本中・世界中の関係者を繋ぎ、③データを活用した新しい貿易のやり方を実装する、の3ステップで進めています。 これまで5年間の事業準備期間で、私たちは紙以上の信頼性を持つ、ブロックチェーンベースのコミュニケーション基盤を、産業横断型で開発してきました。 これからの5年間は、ユーザーに合わせたアジャイルな開発部隊と共に、日本の貿易市場の過半数を持つ400社の大型荷主のほか、中小企業まで含めた日本中の貿易実務者に使って頂く普及活動を行っていきます。 また、政府と共に海外貿易PFとの接続や、TradeWaltz自身の海外展開・ユーザー獲得も進めており、インド太平洋地域の B2B情報ハブ を目指していきます。 その先の5年間は、引き続き普及を進めつつも、TradeWaltzに集まる膨大な情報を活用しながら、データ駆動型の新しい貿易の在り方を提案し、貿易を再構築するフェーズに入ります。 既に実証試験済の、貨物単位の位置情報トラッキング、デジタル通貨決済、環境負荷測定などに留まらず、マッチングの最適化や、世界中の実務者の信用スコア化、貿易手続きの自動化など貿易のAmazon化のようなものを進めていきます。10年後、未来の貿易はまったく新しいやり方で行われ、より多くの方が関わり、今までにない豊かさを生み出している。その未来をつくる1社がトレードワルツでありたいと思っています。