なにをやっているのか
当社のミッションは、Linux/オープンソースをサポートすることです。
現在のメインビジネスは、Thirdware Linux-HA (http://linux-ha.3ware.co.jp/) というオープンソース・ソフトウェアをサポートすること。
これは、DRBD、Heartbeat、Pacemakerというソフトウェア群で構成されています。24時間365日止まらないサービスを実現するための高可用クラスタシステムや、データを遠隔地にリアルタイムにバックアップする災害対策システムに活用されています。
当社は、DRBDやHeartbeatの開発元であるLINBIT社と提携しており、開発者と直接やりとりできるホットラインを持っています。
■ソフトウェアに関するテクニカルサポート
サポート契約ユーザからの質問に調査回答しています。既存のナレッジでは対応できない場合は、検証システムで現象を再現する、開発者とメールでやりとりする、ソースを見て追いかけるなど、オープンソースならではの方法を駆使してサポートしています。
■ユーザ教育
Thirdware Linux-HAを普及するための紹介セミナー (毎月開催)、実習付きで概念や方法をマスターするためのトレーニングコースを開催しています。
■システム構築と保守サポート
クラスタシステムや災害対策システムの構築を請け負い、当社オフィスまたは客先でシステムを納品します。
■製品研究と基盤整備
新バージョンの調査研究、マニュアルの翻訳、サポート資料の整備など、我々のスキルを高めお客様に満足を提供するための活動を日常的に継続しています。
なぜやるのか
代表の久保が初めてLinuxに触れたのは1995年。誰でも制限なくソースコードを見ることができ、開発者と直接コミュニケートすることも可能など、商用ソフトにはない自由度に触発され、1997年にサードウェアを設立しました。
■Linux/OSSに対する我々の視点
コストの観点からLinux/OSSに注目する人もいますが、目的やスキルに応じて多様に活用できるのが最大のメリットであり動機であると考えています。
■目指すのはブティック
現在はThirdware Linux-HAに集中していますが、サポートする製品の幅を広げていきたいと考えています。大手インテグレータではないので、百貨店を目指すつもりはありません。しかし取り扱い商品についてはどこにも負けないブティックを目指します。
どうやっているのか
■エンジニアのおもな仕事
創業以来、客先常駐や派遣は一切していません。サポート依頼、サーバ構築、製品の調査研究などにオフィスで取り組み、必要なときにお客様を訪問して納品したり打ち合わせています。
■社内でOSSをフル活用
たとえば、エンジニアの作業マシンの多くは、UbuntuなどのLinuxマシン。コストを抑えるためということもありますが、選択の自由度を求めて社内サーバ、クライアントともにOSSを可能な限り採用しています。
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