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私が本当にやりたかった事は、組織を作り、組織を大きくする事でした。

『TRYOUTのルーツ』

私は学生時代にこの会社を立ち上げ、雑誌の学生モデル派遣や大学生を集めた販促業などの活動をしていましたが、カメラマンから「一度、原稿を書いてみないか」と言われたのがきっかけでライターの端くれとなりました。しかし野球小僧だった私が、いきなり上手い原稿が書けるわけがありません。でも食っていく為に何か差別化を図らなくてはと、カメラマンに相談して、中古のカメラを買い、マニュアル本を師匠に、撮り方を覚え、低いレベルではありますが、フォトライターとなりました。当時フォトライターは珍しく仕事には困りませんでしたが、野球小僧がカメラ小僧にもなれず、また決して本当に好きな事という訳でもなく、とりあえず食べるためにやっていました。
私が本当にやりたかった事は、組織を作り、組織を大きくする事でした。トライアウトを立ち上げた時はワンルームマンションが事務所で、電話番もいなかったのですが、一人でやっていると思われないために、よく事務所に友人を呼び、電話がかかってくるととってもらい、事務所を大きく見せていました。また当時は一人でやっていたにも関わらず、車田という個人名は一切売らず雑誌などもトライアウトとして載せてもらい、将来企業となる為に組織名の売り込みも欠かしませんでした。書き出すとキリがありませんが、人に話すと面白がって聞いてくれる程、色々な仕事をしました。そして一人でやっていた会社が今は120名を超すまでになりました。何故、僕の様な出来の悪い人間が、ここまで会社を成長させられたのでしょうか?
理由は弊社の考え方にあると思います。

『企業として会社を育てる』

面接で必ず言う事ですが、我々のいるクリエイター業界は個人主義・自由主義の人が非常に多い。ですから、なかなか組織として成り立ちません。社長は会社を大きくしようとは思っておらず、周りの社員も自分のキャリアアップのための踏み台にしか思っていません。これでは組織として成り立たなくて当然です。私は事務所ではなく、企業として育てるために会社を作りました。ですから、この話は一番大事な話として、面接では必ず伝えています。そして、その考え方に納得してくれる人のみ入社してもらっています。
束縛されず自由に生きるのがカッコイイ。好きなことをして生きるためにこの仕事を選んだ人が多いようですから、私の様な考え方の人は異端児だと思います。しかしこれは他の業界では当たり前の組織論なのです。おかげさまで弊社は一回の募集で多くの応募があります。しかし入社してもらっても良いかなと思える人は一人か二人です。この判断基準ですが、原稿や写真、デザインのセンスがあるということよりも、個人レベルでなく組織として考えてくれる人なのか?身勝手でなく、いかに同志としてやってくれるか?を見て決めています。そして毎度「会社は貴方の好きな事をさせるためにある訳ではない。皆が生活をする為に稼ぐ場である」と伝えています。無いものねだりで転職を繰り返している人や、自分探しの為の理由で、我々の業界に入ってみたいという憧れで応募する人は、弊社に入社してもきっと不満が出ます。また、この会社でやっていくことに迷っている人にはこちらから断りを入れています。迷っているのは、覚悟が無いからです。覚悟の出来ない人に良い結果が出せる訳がありません。ですから、どんなに良い人材が面接に来ても、社長の私から入社して下さい、とは言いません。
夢を語るだけで、現実を見ていない人は、食っていけません。夢を語るなら、その夢を追いかけられる程、本物の努力をしているかですね。好きな事をやり食っていく事は理想ですが、好きな事だけをやり人並みに食うのは、よほどの天才かよほど努力をした人しか出来ない至難の業です。

『現実を知り、現実での理想をさがす』

我が社には沢山の応募者が来ます。一番意識している事は「あまり理想を語らない」という事です。条件で来る人はいずれ条件で他の会社に移ります。その様な人よりも我が社の体質を好きになってくれる人を採用しています。ですから「こちらの水は甘いよ。こちらの芝生は青いよ。」とは絶対に言いません。逆に「こちらの水はすごく苦いです。こちらの芝生は真っ黒です。その苦い水を甘くしましょう。一緒に芝生を青くしましょう。」と言って理解している人のみ採用しています。会社は個人の社員の集合体です。ですから会社が何もやってくれない・・と言うのではなく、会社の為にやろう・・と言う人が集まらない限り、事業は成功しません。人に、会社に求める前に、自分がどれだけやっているのか?を考えないと、そら不満が出ますわな・・。

『少し泥臭い会社』

今の人は仕事を選ぶ上で、いかに給料が良く、楽しそうかということを基準にしているように感じます。これでは学生のアルバイト探しと何ら変わりません。また楽で給料が良いなど現実的に無理な話です。仕事で苦しみ、人に揉まれ、そしてやっとこさ給料が出たら、たまの休みにちょっとした贅沢で美味しい物を食べに行ったりするからメリハリがあるのです。
就職先を選ぶというのは人生を左右するものです。だからこそ、その組織が自分の感覚と合っているか?を見極めて欲しいと思います。 弊社では、率先して会社を引っ張っていく人はもちろん待遇が良くなりますし、会社を引っ張るやりがいは、楽しみにつながります。そこに価値を感じられる人が入社してくれればと願っています。
社訓は「誠意・筋・義理」としています。これだけ取っても、かなり偏っている古い会社だと思われると思いますが、「誠意を持ち、筋道を通し、義理を持つ」あえてこの三点を社訓に入れています。今時のカッコイイ文言を避けているのも、弊社の性格です。
この様に私の考え方一つとっても少し泥臭い会社です。そんな弊社に興味を持たれた方は、どうぞ門を叩いて下さい。また、求人だけでなく、今後取引をしたいと思ってご覧になった方もいらっしゃると思いますが、弊社の考え方に共感して下されば、是非ともお役に立ちたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社トライアウト 代表取締役 車田宏章『TRYOUTのルーツ』

私は学生時代にこの会社を立ち上げ、雑誌の学生モデル派遣や大学生を集めた販促業などの活動をしていましたが、カメラマンから「一度、原稿を書いてみないか」と言われたのがきっかけでライターの端くれとなりました。しかし野球小僧だった私が、いきなり上手い原稿が書けるわけがありません。でも食っていく為に何か差別化を図らなくてはと、カメラマンに相談して、中古のカメラを買い、マニュアル本を師匠に、撮り方を覚え、低いレベルではありますが、フォトライターとなりました。当時フォトライターは珍しく仕事には困りませんでしたが、野球小僧がカメラ小僧にもなれず、また決して本当に好きな事という訳でもなく、とりあえず食べるためにやっていました。
私が本当にやりたかった事は、組織を作り、組織を大きくする事でした。トライアウトを立ち上げた時はワンルームマンションが事務所で、電話番もいなかったのですが、一人でやっていると思われないために、よく事務所に友人を呼び、電話がかかってくるととってもらい、事務所を大きく見せていました。また当時は一人でやっていたにも関わらず、車田という個人名は一切売らず雑誌などもトライアウトとして載せてもらい、将来企業となる為に組織名の売り込みも欠かしませんでした。書き出すとキリがありませんが、人に話すと面白がって聞いてくれる程、色々な仕事をしました。そして一人でやっていた会社が今は120名を超すまでになりました。何故、僕の様な出来の悪い人間が、ここまで会社を成長させられたのでしょうか?
理由は弊社の考え方にあると思います。

『企業として会社を育てる』

面接で必ず言う事ですが、我々のいるクリエイター業界は個人主義・自由主義の人が非常に多い。ですから、なかなか組織として成り立ちません。社長は会社を大きくしようとは思っておらず、周りの社員も自分のキャリアアップのための踏み台にしか思っていません。これでは組織として成り立たなくて当然です。私は事務所ではなく、企業として育てるために会社を作りました。ですから、この話は一番大事な話として、面接では必ず伝えています。そして、その考え方に納得してくれる人のみ入社してもらっています。
束縛されず自由に生きるのがカッコイイ。好きなことをして生きるためにこの仕事を選んだ人が多いようですから、私の様な考え方の人は異端児だと思います。しかしこれは他の業界では当たり前の組織論なのです。おかげさまで弊社は一回の募集で多くの応募があります。しかし入社してもらっても良いかなと思える人は一人か二人です。この判断基準ですが、原稿や写真、デザインのセンスがあるということよりも、個人レベルでなく組織として考えてくれる人なのか?身勝手でなく、いかに同志としてやってくれるか?を見て決めています。そして毎度「会社は貴方の好きな事をさせるためにある訳ではない。皆が生活をする為に稼ぐ場である」と伝えています。無いものねだりで転職を繰り返している人や、自分探しの為の理由で、我々の業界に入ってみたいという憧れで応募する人は、弊社に入社してもきっと不満が出ます。また、この会社でやっていくことに迷っている人にはこちらから断りを入れています。迷っているのは、覚悟が無いからです。覚悟の出来ない人に良い結果が出せる訳がありません。ですから、どんなに良い人材が面接に来ても、社長の私から入社して下さい、とは言いません。
夢を語るだけで、現実を見ていない人は、食っていけません。夢を語るなら、その夢を追いかけられる程、本物の努力をしているかですね。好きな事をやり食っていく事は理想ですが、好きな事だけをやり人並みに食うのは、よほどの天才かよほど努力をした人しか出来ない至難の業です。

『現実を知り、現実での理想をさがす』

我が社には沢山の応募者が来ます。一番意識している事は「あまり理想を語らない」という事です。条件で来る人はいずれ条件で他の会社に移ります。その様な人よりも我が社の体質を好きになってくれる人を採用しています。ですから「こちらの水は甘いよ。こちらの芝生は青いよ。」とは絶対に言いません。逆に「こちらの水はすごく苦いです。こちらの芝生は真っ黒です。その苦い水を甘くしましょう。一緒に芝生を青くしましょう。」と言って理解している人のみ採用しています。会社は個人の社員の集合体です。ですから会社が何もやってくれない・・と言うのではなく、会社の為にやろう・・と言う人が集まらない限り、事業は成功しません。人に、会社に求める前に、自分がどれだけやっているのか?を考えないと、そら不満が出ますわな・・。

『少し泥臭い会社』

今の人は仕事を選ぶ上で、いかに給料が良く、楽しそうかということを基準にしているように感じます。これでは学生のアルバイト探しと何ら変わりません。また楽で給料が良いなど現実的に無理な話です。仕事で苦しみ、人に揉まれ、そしてやっとこさ給料が出たら、たまの休みにちょっとした贅沢で美味しい物を食べに行ったりするからメリハリがあるのです。
就職先を選ぶというのは人生を左右するものです。だからこそ、その組織が自分の感覚と合っているか?を見極めて欲しいと思います。 弊社では、率先して会社を引っ張っていく人はもちろん待遇が良くなりますし、会社を引っ張るやりがいは、楽しみにつながります。そこに価値を感じられる人が入社してくれればと願っています。
社訓は「誠意・筋・義理」としています。これだけ取っても、かなり偏っている古い会社だと思われると思いますが、「誠意を持ち、筋道を通し、義理を持つ」あえてこの三点を社訓に入れています。今時のカッコイイ文言を避けているのも、弊社の性格です。
この様に私の考え方一つとっても少し泥臭い会社です。そんな弊社に興味を持たれた方は、どうぞ門を叩いて下さい。また、求人だけでなく、今後取引をしたいと思ってご覧になった方もいらっしゃると思いますが、弊社の考え方に共感して下されば、是非ともお役に立ちたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社トライアウト 代表取締役 車田宏章

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