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なにをやっているのか

初任者から指導者の養成まで様々な研修を行います
グラップル等機械で作業するので体力に自信がない方でも大丈夫
私たち静岡県森林組合連合会は、県内3カ所の市場を持ち、木材等の販売事業を主軸に、森林整備事業、指導事業を行っています。販売事業では山林での木の伐採から原木の選別・運搬、市売販売まで一環して行える体制をもち、県内の原木の役50%を取り扱っています。森林整備事業では様々な公益的機能を持つ静岡県の山林を保ち育てる役割と、指導事業ではその担い手となる森林組合、林業事業体を指導する役割を行政と協力しながら進めています。 ■事業内容■ 当組合では、下記3つの事業を柱として事業を展開しています。 ・販売事業 木材共販では広い静岡県の全域をカバーする3つの市場(富士、静岡、天竜)と2つの中間土場(佐久間、伊豆)により、県全域から原木を集材し、県内外の原木需要に公正な価格を保ちながら応えています。また、林産部隊を有し、自ら原木の素材生産も行えます。その他、林業に必要な資材や、土木資材(森の防潮堤、木製ガードレール等)の販売も行っています。 ・森林整備事業 実際に地域の山林保全を担う森林組合のサポートとして林道の整備や、森林を整備していく上で重要な山林の境界線を明確にする地籍調査、環境譲与税を財源とする「森林経営管理制度」に係る森林所有者の意向調査や現地調査、森林保険の罹災調査など様々な調査を行います。また調査の新手法としてドローンやレーザー測量等などの技術も積極的に取り入れています。 ・指導事業 県下20の森林組合や林業事業体に対して、、組織の運営や経営、安全作業の指導や研修支援を実施。 森林認証制度のコンサルティングや県産材の需要拡大のための活動も行っています。

なぜやるのか

県内の森林・林業が持続可能な産業となり、すべての森林が適正に利用・保全されるために。 近年、異常気象による様々な自然災害が増加していますが、それに対する森林の公益的機能(国土の保全、水源の涵養)が注目されています。こうした森林の機能を持続的に発揮しつつ、林業の成長産業化を実現していくためには、森林整備を適切に行うことによって健全な森林を造成すること、そしてそこで働く人たちが、経済的に安定し持続的に林業を続けていけることが重要です。 静岡県森林組合連合会は、販売、森林整備、指導の事業をとおして、木材の安定した価格と供給、適切な森林管理と指導によって、貢献したいと考えています。

どうやっているのか

事務作業では資料作成等、PCを多用します。
入社1年目でも重機を取り扱って活躍しています
■働き方と働く環境■ 現在当連合会では65名の職員が活躍中。新卒採用者のほとんどは森林と関係ない学部ですし、中途の採用者も営業職や建築関係、製造関係などさまざまな業界から人材が集まっています。直近では若いメンバーが増えてきたこともあり、より活気あふれる雰囲気になりました。 拠点は共販事業の天竜・静岡・富士の3事業所、佐久間と伊豆の2中間土場、県庁本部、三島分室の7カ所。所課別では共販の3事業所、木材流通課、林産課、環境税推進室、調査・購買課、担い手対策室、総務課の9つで構成されます。 必要な資格は入社後に取得していきます。