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なにをやっているのか

「 Nowhere resort / STAYCATION がめざすもの 」 湘南の美しい海辺の町で、まるでもうひとつの自分の家のように暮らす体験が気軽にできる「海辺の一軒家」 Nowhere resort / www.nowhereresort.com 別荘シェアリングを一日から。気軽に楽しむ、あの街の暮らし。オーナーさんの思いが詰まった世界中の個性的な別荘を貸し借りできるサイト。 STAYCATION / www.staycation.jp 
私たちは、観光だけでは味わえない、その土地ならではの魅力ある生活を楽しむ体験型滞在を通して「暮らすように旅する新しいバケーションのスタイル」をめざしています。 暮らす(STAY)と旅する(VACATION)の両方をセンスよく楽しみたいあなたのための、新しい旅のスタイル。さぁ、あなたも始めてみませんか? ーーーーーー 一生に一度で良いから、海辺の家でのんびりと“何もしない休日”を過ごしてみたい…そんな願望をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。 『休み下手』と言われる日本人の典型で、バケーションを取るとなれば、ここぞとばかりに朝から晩までぎっしり観光スケジュールを詰め込み、休日が終わる頃にはぐったりと疲れきっているのがいつものパターン。そんな日本流バケーションの在り方に一石を投じるべく、“7日間の海辺の暮らし”を提案するバケーションレンタル『Nowhere resort(ノーウェアリゾート)』を始めたのが6年前。 その土地に少し腰を据えて、いつでも帰ることができるベースを持ちながら、別荘周辺の環境を少しずつ足を伸ばす旅は、子どもや高齢者を抱えるファミリーの方々には、大変適した休暇の過ごし方と言えます。 そんなバケーションレンタルでの過ごし方が、これからの休暇の大きなオプションの一つに成長していくことは、近い将来間違いありません。 普段の生活とは違う空間で、“非日常”を過ごす時間こそがバケーション。場所や空間が変わることで、同じ人と同じお茶を飲むにしても普段と違う会話が弾むこともあります。“観光目的の休日”ではなく、ヨーロッパの人たちが楽しむ“あえて何もしない休日”を、『Nowhere resort / STAYCATION』でゲストに満喫していただけたら嬉しいと考えています。

なぜやるのか

また、バケーションレンタルという形でビジネス化を図ることで、後世に継承したい建築文化を持続しながら、その美しい空間に触れる時間を楽しんでいただくことも目的のひとつ。 別荘地でのバケーションレンタルが広く認知されることは、日本の古き良き建築文化の維持にもつながるのではないかと考えています。 ▶ 空き家を有効活用する

 別荘が使われる頻度は、年に数回程度。使われない間、良いロケーションの魅力的な家が空いているのは「もったいない」! 通常の賃貸期間2年をぐっと1週間~1日まで縮めることで、多くの人が利用できるアクティブな別荘とする。 別荘シェアリングを実現することによって、現在820万戸あるとされる日本の空き家問題の一つの解法として確立させたいと考えています。 ▶ 「大きな家」を生きた形で残す
 核家族化がすすみ、日本の高い相続税も要因し、小さな敷地に小さな住宅がますます増える傾向にあります。冠婚葬祭などに、近所や親戚の人たち他人を家を迎え入れる機会が少なくなりました。人々を招き入れられる寛容な「大きな家」を取り戻すことで、地域・コミュニティーが活性化すると考えています。 ▶ 価値ある日本家屋、名住宅を生きた形で保存する 日本家屋や近代の質の良い建築は手間がかかる上に、維持にもお金もかかるため、手放す人が後を絶たない。しかしそれらの建物が伝える日本の生活様式は、非常に文化的にも重要度が高い。多くの人に使われることによって、生きた形で保存維持されることが望ましい。

どうやっているのか

Nowhere resortは、人に貸すことを前提にバケーションレンタルの施設として、葉山と佐島の海辺の一軒家を開発、リゾート貸別荘として「働く別荘」のロールモデルを作り出しました。 次第に、湘南に別荘を持つオーナー様からも、使い切れない自分たちの別荘も運用してくれないかと相談をもちかけられるようになり、プロデュース運営委託を受け、現在のバケーションレンタルのモデルができあがりました。 当初は、リゾート滞在・撮影などのニーズを見据えて、一週間単位のでの賃貸という形式で始めましたが、一週間という長い休暇を日本の人にとってもらうのは至難の業。 しかし、土地特有の文化・生活をのんびり楽しみ、ローカルな人との交わりの中で記憶に残る旅とは、何か? それには街に記憶が根付いていく、そんな「暮らす」という体験が必要だとメンバー全員が強い信念を持っています。 現在ではリゾート滞在目的以外にも、「地域に開かれた家」としてハウスウェディングや、ヨガ教室、アーティストの展示会、講演会の会場、また企業の経営合宿にも使われるようになりました。 お客様が自分たちの想像を超えて、開かれた家を有意義に使っていく様は何よりの私たちのモチベーションとなり、最大の喜びです!