株式会社マスカチに入る前
大学卒業後、業務系システムを手がける開発会社に入社し、システムエンジニアとして、5年ほど図書館の蔵書や国会の議事録などを検索するシステムの開発などに携わっていました。
自社製品(全文検索システム)開発、受託案件、新規製品の企画・開発など幅広い業務をこなし、扱えるプログラミング言語は10個ほどになりました。
扱える言語こそ増えたものの、プログラミングを学び始めたのが就職してからだったこともあり、知識不足による技術力の欠如を感じ始めていました。
興味の方向としてもWebサービスやスマホアプリへ傾いており、まとまった学習時間の確保も兼ね、一念発起して退職する道を選択。各種勉強会への参加や個人でのアプリ開発をしつつ、自分の力を活かせる場を模索していました。
とあるピッチイベントに参加した時に、代表の池田のプレゼンを見たのがマスカチとの出会いです。他のスタートアップとはひと味違う雰囲気を醸し出していたこと、サービスに対する強いこだわりをもっていることに魅力を感じました。
スタートアップへの転職は大きな決断でしたが、池田の挑戦的な企画に自分が開発の立場でコミットすることで、価値のあるサービスをつくることができると確信できたので、2013年11月に創業間もないマスカチに入社しました。
現在
マスカチに入社後は、同社創業初の提供サービスである、写真を使った2択のアンケートアプリ「aorb」Android版の開発を担当。リーンスタートアップで改善を繰り返し1年ほど運用を続けたものの、思い描いていたような伸びを見せずサービスは停止。自分たちの情熱を注いだものが受け入れられなかったことに悔しさを感じました。
その悔しさをバネに、自分たちのポテンシャルを活かせると見込んだゲーム事業へとピボット。2014年11月〜2016年2月までにリリースしたiOS, Androidアプリの開発をほぼひとりで担当しました。
ピボット後1年でリリースしたアプリは10以上。単体でダウンロード数150万を超えるアプリを生み出すこともできました。また、国別のシェアとしては8割以上が海外ということで「ようやく自分たちが戦えるフィールドに立つことができたのではないか」と思っています。
現在はこだわりを持って一つひとつの企画をアウトプットする楽しさを感じながら日々の業務に励んでいます。自社コンテンツを通して、ユーザーの反応をダイレクトに感じられることが一番の魅力です。
長文で細かい内容のフィードバックをくれる海外ユーザーも多く、自分たちが面白いと思って作ったゲームが国境を越えてプレイされているのを実感できるのは開発者冥利に尽きます。
株式会社マスカチについて
当社は少数精鋭組織なので、一人ひとりが幅広い業務を担う必要があります。経験値が上がるのも速く、一つひとつのプロジェクトに対する達成感も非常に大きいです。
自分自身の努力や成長が会社の業績に直結していることが実感でき、モチベーションがブレることもありません。これはスタートアップや小規模ベンチャーならではの感覚かもしれません。
新しい技術の試用や導入に対しても積極的なため、デザイナーやエンジニアにとって成長できる要素の多い環境です。
各々の働き方がマッチしさえすれば、会社としてのパフォーマンスも大きく上がります。そういったことを肌に感じることのできる、貴重な場のひとつではないかと思います。
今後どういうことをしていきたいか
今後はメンバーの拡充により中〜大規模のプロジェクトを進めていく予定です。会社としての成長速度も加速しつつ、自身の知識やスキルも研ぎ澄ましていきたいです。
環境の変化に強く、どんなフィールドでも戦っていける。 そんなエンジニアを私は目指しています。