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なにをやっているのか

「レシートをアップデートする」 好きな時に好きな場所でお気に入りの曲をスマートフォンで聴く。 音楽業界ではカセットテープやCDからストリーミングへ進化を遂げました。 音楽だけではなく他にも様々な業界でDX化が加速しています。 ショッピングはお店に行かずともECサイトでスマートフォンから、タクシーは配車から決済までを一元化を実現しています。 一方で、買い物後にもらうレシートはどうでしょうか? 何十年前から今も変わらず「紙」のままです。 しかし、せっかく紙でもらったレシートはどうしていますか? レジの横には不要レシートと書かれたゴミ箱が設置されています。 当社代表の高津はこの現象に対して、DXという概念すらない20数年前から疑問に感じていました。 昨今では「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していく」という持続可能な開発目標いわゆるSDGsの取り組みから、環境や社会、人々に寄り添うという考え方に変化していっています。 それにより高津が長年に渡り、無駄だと感じていた「紙レシートの在り方」を「電子レシート」としてアップデートすることに大企業をはじめに共感を呼び、自社SDGsの取り組みの一環として採用する動きが加速しています。 結果、当社のスマートフォンで管理ができる電子レシートプラットフォーム「iReceipt」は急成長をしています。 SDGsだけでなくレシートの電子化には消費者の利便性向上、小売業のレシートペーパーのコスト削減や、購買データの利活用によるパーソナルマーケティング、品揃え・フードロス改善など、消費者・事業者どちらもにメリットがあるため、「紙」から電子への移行は今後も加速すると見込んでいます。 ■iReceiptとは  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 当社が運用する電子レシートプラットフォームで、2014年3月からサービス提供開始。 当初は株式会社ブシロードと提携し、カードゲームを販売する秋葉原の店舗で実験的な稼働を実施後、群馬県高崎市を中心に店舗展開をするラーメンチェーン店にクラウド型レジとともに導入し、ポイントシステムと連動。 2016年7月より全国規模の大手リテールとしては国内初となる「ドン・キホーテ」全店で導入され、本格的な運用を開始。 同電子レシートプラットフォームはPOSに連動し、現金やクレジットカードなど決済手段に関わりなく利用できるシステムで、導入店舗はユーザのスマートフォンにレシートを配信することができるサービスです。 ■小売店開拓  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 高津をはじめとした経営メンバーはリクルート、マクドナルド、ブシロードなど国内大手企業出身者が多く新規顧客の開拓は飛び込みや電話営業などは一切せず繋がりから頂くことがほとんどです。顧客は購買データといった重要な機密データをリアルタイムで我々のような外部へ情報を流すことは相当な信頼がないと厳しいため、参入障壁が高いと言われてますが、当社は強いコネクションあるためこのようなデータの共有もして頂けていることも強みの一つです。

なぜやるのか

「無駄を全て必要化へ―、ライフログとして管理する環境」 一つはレシートを電子化することにより、環境負荷の低減に繋がると我々は考えています。 例えば無駄とされている紙レシート、1回のお会計で発行されるレシートの平均的な長さを25㎝とし、10万人が月平均5回の買い物をしたと仮定をすると、年間1,500㎞分・重量約5.6tのレシートロールを使っていることになります。つまり、この10万人の買い物レシートが電子化されるだけで年間5.6tのレシートロールの原料となる伐採される木や水、化学物質、製造や運搬、廃棄に必要なCO2を削減することができます。 もう一つはレシートをライフログや、アフターマーケティングに活用できるレシートへ生まれ変わります。 電子レシートプラットフォーム「iReceipt」の考え方として、お渡ししたレシートはお客様のものであり、お客様自らがご利用になる以外に、電子レシートデータは使いません。日常的に利用するコンビニエンスストアやスーパー、ドラックストアなどの購買記録として、スマートフォンでいつでも振り返り、自身の購買習慣を確認することができます。個人事業主であればレシートは経費支出の領収書となりますが、電子レシートは経費精算や確定申告のデータ化、集計、提出などに役立つと考えます。 企業にとっても大量の購買履歴データを蓄積することで、ターゲットを絞り込んだセール情報の配信や、有益な情報を提供するなどアフターマーケティングにも活用できます。 これまで紙である故に出来なかったことを「iRecipt」なら実現できるとたくさんの企業が注目しています。 現在、「iReceipt」はドラックストア、ホームセンター、スーパーマーケットなど小売業界全体に普及を拡大し、マーケットリーダーのポジションの確立を目指しています。

どうやっているのか

「電子レシート流通のDXを推進していくために」 株式会社ログノートは2014年2月28日に設立されました。 2014年のサービス開始以降、導入企業は大手量販店や大手コンビニチェーンに拡大し、現在は年間5億枚の電子レシートを発行しています。 導入拡大に向けサービス基盤をAWSに移行し、2019年5月よりSaaSとして運用を開始しました。小売業界をより良くしていくため、クライアントに向き合い、今後も事業拡大を目指すとともに、データレイクに蓄積したデータを活用したマーケティングサービスやライフログサービスの提供を検討しています。 ▼経営者たちのラジオ https://youtu.be/8twvyebAHu8?si=AiBzlflE1o0Q07Kt ▍働く環境 オフィス:京橋駅、宝町駅より徒歩2分 在宅:週2リモートワーク可    ※オンボーディングの兼ね合いで変動する可能性あり 服装:私服勤務可