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【社員インタビュー#10】男性社員の育児休暇取得!その実態をインタビューしてみた

こんにちは!北都システム編集部です。

今回はいつものインタビューと少し視点を変えてお送りします!
「社内制度活用」という観点で、今回は男性社員の育児休暇取得の事例をご紹介します。
この度インタビューにご協力いただいたのは、「山口さん」にインタビューいたしました!
働いていく中での将来設計において、結婚と育児は大きなポイントになるかと思います。
転職を考えている方はもちろん、現在同じように育休取得を考えている方にも参考になれば、と思います!

―お名前、所属、部署の業務内容を簡単に教えてください。

第2システム開発部 第1システム開発グループ 山口です。
主にソフト開発を行っています。

―いつも札幌本社の方にお話を聞いているのですが、今回は初めての大阪勤務の方へのインタビューになります!
 働き方も教えてください。

大阪オフィスは6人常駐しており、大阪はみんな同じチームです。
本社に3人、新横浜オフィスに1人と場所は遠いですが同じ仕事をしており、定期的にZoomで打合せを行うなどして作業してます。

大阪オフィスでの勤務の様子を送っていただきました!
ライター自身まだ大阪オフィスは行ったことがないので、すごく新鮮です

―ありがとうございます!全国の拠点で同じ仕事をされていたんですね!
 同じ会社で働きながら、部署が違うと知らないので驚きました・・・
 では、早速本題に入らせていただきます。
 今回は「男性の育児休暇取得」がテーマとなっております!家族構成をお伺いしてもよろしいでしょうか。

私と妻と子供(男:1歳)になります。
※8月誕生日とのことでした

掲載可能なお子さんの写真をお願いしたところ、かわいい写真をいただきました!

―なるほど!そろそろ元気に家の中を歩き回るぐらいの年齢ですね。

そうですね、最近は家中歩き回るようになって、大変です・・・。
ただ、最近は、帰宅すると玄関まで迎えに来てくれたりします。

―そんなことしてもらえたら、疲れも吹き飛んでしまいますね!
 お子さんはもうすぐ2歳ということですが、育児休暇を取得されたのはどのようなタイミングですか?

取得したタイミングは出産してから2ヵ月後になります。

―そうなんですね!どうしてそのタイミングだったんでしょうか。

元々は客先常駐で働いていましたが、妊娠・出産に合わせて在宅可能なように調整していただきました。
その際に、上長から「育児休暇」はどうする?と声をかけてもいただいていたのですが、当初は在宅であれば、働きながら育児も問題ないだろう、と考えていたのですが・・・・
とにかく夜泣きがひどくて・・・妻の体調・疲労も心配になり、私自身もこのままでは問題が出ると思い、取得いたしました。

―世間的な印象としては、やはりまだまだ「男性の」育児休暇取得は少し難しいように感じます。
 その決断に至るまでをもう少し詳しく教えてください。

当時は帰宅後から深夜までは私が育児を担当し、そのあとは妻が引き継いで私は仮眠をとって出社する、というルーティーンで生活しておりました。
このままでは仕事や家庭内でも問題が出始めると考え、取得する決断をいたしました。

育児休暇取得に関しては、仕事が立て込んでおり取得は難しいと考えておりました。
ダメもとで上長に事情を説明したところ、「取得するのは当たり前の権利としてある」ということと、
「仕事の都合で取得できないのではなく、取得するためには何が必要なのかを考えなさい」とご助言いただきました。

上長はもちろんのこと、当時のチームメンバーや総務の方々に後押ししていただきました。

今回のインタビューは初めてWebインタビューだったのですが、終始はきはきと受け答えしていただいて非常に気持ちの良いインタビューとなりました

―そうだったんですね!その気持ちとてもよくわかります・・・
 客先勤務だったこともあり、なかなか自分の都合でのお休みをいただく、というのも言いにくいのだろうなぁ、と思います。
 実際取得してみての率直なご感想を教えてください。

よかったと思います。
期間としては2週間と限られた期間ですが、子供の成長を日を追うごとに実感でき、妻のフォローもできたので取得してよかったです。

―ちなみにその2週間はどのように過ごされましたか?
 睡眠不足だったと思うので、体調回復のためにゆっくり睡眠をとられたんでしょうか?

それもありますが、買い物に行けたのも良かったです。
出産までにある程度必要なものは購入したんですが・・・いざ始まってみると、足りないものがぽろぽろと出てきて。
その期間でそういったものをそろえることができたので良かったです。

―いくら備えても、始まってみると足りないものはたくさん出てくると思います・・・そういった意味では平日のお休みというのは、ありがたいですよね。
 ちなみに、「時短勤務」という選択肢も弊社にはありますが、そちらを選択されなかった理由はありますか?

制度としてはもちろん知っていましたし、その選択も可能でした。
ですが、私自身、働くか・働かないかで切り替えたいタイプであるため、時短は選択しませんでした。
今は子供の予定にあわせて、有休を使って休んでいます。

―なるほど!そういった考え方もありますもんね!
 一律で決まっているのではなく、自分で選択できるのが良いですね。
 育児休暇を取得された今、「男性の育児休暇取得」についてどう思うか教えてください。

まだまだ取得しづらい制度かなと思います。
どうしても仕事の都合というものがありますので。

ただ、何のために仕事をしているのかを優先して考えるべきと思います。
また、取得するorしないに関わらず前もって仕組みは理解しておいて損はないと思います。
(なかなか自分事にならないと制度の理解をしようと思いませんが…。私もそうでした。)

取得にあたってのサポートはして下さるので、検討している方は積極的に自分から考えを伝えることが大事だと思います。

―お話の中でも、上長とよく話し合った、ということを何度もお話しされていて、印象的でした。
 ちなみに、世間的には男性が育休をとると出世に影響するのでは、同期に置いて行かれるのでは、という気持ちのある方もまだまだ多く感じます。
 その点はどう考えておりますか?

そうですね、その点は私は心配してなかったです。
上長と相談の上決めたことだったので、不安は全て解消していました。

―なるほど、ありがとうございます!
 最後に何か一言ありますか。

そうですね・・・。
育休は、とれる人はとるべき!ですかね。

―編集部よりインタビューを終えて

終始奥様を思うお気持ち、お子様を思うお気持ちが強く感じられるインタビューでした!
お仕事に誠実・真摯に向き合ってるがゆえ、育児休暇を取得することに自分自身で壁を作ってしまう気持ち、皆さんの中にもあるのではないでしょうか?
ですが、誠実であるがこそ、上長・周りのメンバー皆さんからの後押しもあり、今回の決断に至られていたのだと思います。
「とらなきゃいけない」ではなく、「とれる人はとるべき!」というお言葉に、思わずうんうん、とうなずいてしまいました。
育児休暇取得に悩んでいる皆さん、「とれる人はとるべき!」ですよ!
まずは人生の先輩でもある上長に、雑談がてら相談してみてはいかがでしょうか?

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