こんにちは。プロダクト事業部の日景です。
2023年2月28日(火)から3月3日(金)にかけて東京ビッグサイトで行われたリテールテックJAPAN2023という展示会に、当社製品の店舗Linkleを出展してきました。
前年と比べて来場者が約1.5倍とコロナ前に戻ったような活気。もちろんマスクも検温も必須でしたが、やっと前の展示会が戻ってきたなぁと実感した4日間でした。
北都システムのブースにもたくさんの方に来ていただきました!
前年も出展したのですが(前年の様子はこちら)、そのときに感じた「もうちょっとこうすればよかった」を踏まえて、今年の出展計画を作りました。
このストーリーでは前回から工夫したこととその結果についてご紹介します。
販促にマンガを取り入れた
毎年、製品カタログの他に、サッと見てどんな製品なのかがすぐに分かる資料を展示会向けに制作し、配布していています。今年はその資料にマンガを載せることにしました。
展示会では来場者もいろんなブースからたくさん資料を受け取っていくので、帰宅後にもらってきた資料を見返したときに、少しでも目に留まるようにというのが狙いです。
私も含めプロジェクトではマンガが好きなメンバーが多く「載ってたらつい最後まで読んじゃうよね」と盛り上がり、販促活動に取り入れることに。
展示会では配布資料と、ブースの壁面で来場者から見て一番目立つところにマンガを採用しました。
展示会期間中は、立ち止まって壁面のマンガを読んでくれる方にお声がけをしてブースへ入ってもらうという、狙い通りの導線の役割を果たしてくれました。
配布資料の効果については、現在営業チームが来場者に向けてフォローしているので、その商談の中で反響をひろっていく予定です!
商談情報をすぐにデータ化
ブースでお話した来場者とは名刺を交換させていただき、展示会終了後に来場のお礼とその後の検討状況などのフォロー連絡をしています。
これまでは頂いた名刺の裏に商談の内容を簡潔に記載していましたが、今年からお話した内容を全てバックヤードにセットしたノートPCから一覧表に都度入力してもらう方法に変更しました。
結果、今までフォロー連絡までにかかっていた期間が大幅に削減に成功。展示会後2営業日でフォロー連絡のためのリストを作成し、営業チームへ渡すことが出来ました。
これまで展示会中、他のメンバーが対応した来場者については話の中でしか共有できませんでしたが、今年は休憩中などに一覧表から他のメンバーが対応した来場者の商談内容を知ることができ、メンバー間の展示会へのモチベーションも上がったような気がします。
好きな製品を作っている企業や普段の生活でお世話になっている企業の記載を見つけると、テンション上がりました!
期間中の滞在ホテルを変更
展示会の工夫なの?と意外かもしれませんが、個人的には大きな変化だったと思う部分です。
今まで、展示会会場から2駅離れた場所のビジネスホテルを手配していたのですが、今年は朝夕に会場まで送迎バスが出ているホテルに変更しました。
前年のストーリーを読んでいただけるとわかるのですが、展示会中はとにかく足腰が痛い!痛みをこらえて朝夕に2駅移動するのは、なかなかしんどかった。
今年は会場までの移動が送迎バスになったことで、体力的に余裕があったと思います。特に朝、会場に着いた時点の状態は前年とは全然違いました。
来場者に直接関係がある部分ではありませんが、「自分達のコンディションを整える」という意味では成功だったと感じています。
展示会の出展に思うこと
毎年展示会に出展していますが、毎回同じブース・同じ内容を発表するわけではありません。
来場者も毎年来ている人がほとんどで、いかに製品や私たちのアップデートした部分を見せられるかが、出展成功への鍵だと思っています。ただ、「あれは北都システムのブースだ」と一目で分かる「定番」も必要で、そのバランスがとても難しい。
今回私の担当した準備で一番大変だったのが、ブースの「色」の選定です。
店舗Linkleのロゴに使われているオレンジと黄緑をメインにすると派手すぎてしまい、店舗Linkleの一番の売りでもある「使いやすさ・見やすさ」と離れてしまう。
他社のブースと被らず、派手過ぎず大人しすぎず、店舗Linkleらしさを表現するのにとても四苦八苦しました。
いかに製品のコンセプトを損なわず、来場者へアピールできるか。
販促活動全般に言えることですが、定番化させる部分とアップデートしていく部分のメリハリが製品や展示会ブース全体の「魅力」になっていくのだと感じています。
来年も出展予定です。上記のメリハリの部分も考えつつ、早めに準備着手できるようにしたいなと思っています。あとダイエットもして足腰への負担を少しでも減らしたい笑
毎年反省が残る展示会出展業務ですが、全部ひっくるめてとてもやりがいのある業務の一つです。