初めまして、ITプロパートナーズで長期インターンをしています宮川です。 現在、大学4年で、インターンを開始して9ヶ月目になります。
ちなみに写真に写っている人は自分ではありませんw
釣り気味のタイトルにもあるように、 現在、就活はしておらず、もちろん内定も持っていません。 このままいけば留年(休学)し、就職は18卒ではなく、19卒になる予定です。 ITプロパートナーズでは、webマーケティング周りの業務を主に任せていただいています。
ちなみにタイトルにて【就活中止→留年】これをリスクと表現しておりますが、全くリスクだとは思っていません。自分の中では戦略的留年と名付けています。
社内では採用強化のために、wantedlyでの発信を強化しており、 なぜかインターンの宮川にも順番が回ってきてしまいました。
さて、今回の記事の内容は "留年というリスクを冒し、なぜITプロパートナーズでインターンを始めたのか? 結果的に何を得たのか?その選択は果たして正解だったのか?" というものになります。
3分で読み終わるように簡潔にまとめましたので、 学生のたわ言に少しばかりお付き合いください。
1 簡単に自己紹介
※写真は自分ではありません。
静岡県浜松市から神奈川にある某国立大学に進学し、 軽い大学デビューのような感じで大学生活をスタートさせました。
スキューバダイビングサークルに所属し、 大学の3年まではひたすら海に潜る→バイトする→海に潜る→バイトする。。。 みたいな生活をしていました。 なので、稼いだお金をほとんどダイビングにつぎ込んでいることに幸せを感じておりました。
2 就活を辞めた理由
さて、サークル活動が大学3年の9月でひと段落がつくと 自分の前に急に”就活"という大きな波が押し寄せてきました。
周りがサマーインターンに参加する中、ひたすらダイビングをしていたので、 その時点で少し出遅れた感は否めなかったものの、 焦りとかは特になく、とりあえず受けとくか程度で 外資コンサルのオータムジョブに3社ほどエントリーしました。
綺麗に3社ともケース面接で撃沈した後に、ふと気付くのです。
①そもそも自分は将来何をやり、どうなりたいのか?
②そもそも自分が持っている周りと差別化できる武器とはなんなんだろうか?
ほぼ全ての就活生が辿り着く上記の疑問に、 当然のように私も悩むようになります。
そして、この疑問は次第に自分の中で 大きな危機感や焦りへと繋がっていきました。 ただ、どんなに自己分析をしたとしても、 どんなに自分の経験を深掘りしたとしても、 納得のいく解を得ることができませんでした。
結局このとき、私が出した考えは、以下の2つです。
①社会に出て働いたこともないのに、将来やりたいことや行きたい業界なんて絞れるわけもない。
②自分の武器なんて大それたものがないのであれば、今から作るしかない。
そして、この考えの先に行き着いた結論が、以下です。
①このまま就活しても自分の思い描いた結果を出すことはできない
②ならば新卒で入社(就活)する前に、まずは一度、社会に出て働こう
こうして大学3年の11月に私は就活を辞めて、長期インターンをすることを決意しました。
3. なぜITプロパートナーズだったのか?
スキルも経験もない自分にとっては、 自分を雇ってもらえる企業があるのであれば、 正直どこでもよかったというのが本音です。
ただ、インターンの数ある求人の中で、 ITプロパートナーズを選んだ理由はいくつかありますので、 それをまとめます。
まず、インターン先を上で軸とした判断軸は以下です。
①社員の人数が30人未満
②インターンの人数が極力少ない
③有給である
①② いかに自分が裁量権を持って働けるかを重視したためです。 社員が少なければ、社内はカオスなはず、、、 社内がカオスであれば、自分が拾える仕事はいくらでもあるのでは!と考えたわけです。
またインターンが多いとインターンの業務が固定化されているリスクがあって、 自分としてはやりづらいと考えました。
いくつか内定をもらった中でITプロパートナーズを選んだ理由は以下です。
⑤社内の人が優秀であった
⑥面接で真摯に自分の考えを聞いてもらえた (採用に本気だった)
⑤⑥ 単純にこの人たちの下で働いてみたいと面接で思ったのは、ITプロだけでした。社会にはこんな人がいるのかと自分では結構衝撃でした。。 また、面接において自分の話をしっかり受け止めていただき、それに対して真剣にFBもらえたのが自分にとっては大きかったように感じます。
4. ITプロパートナーズで何を得て、何に気づくことができたのか
面接の段階で代表の木村から
“インターン採用は最初の3ヶ月はうちにとってコストでしかない”
とはっきり言われました。
それに対する悔しさと、同期が就活をして着実に前に進んでいることで 自分が遅れをとっているという圧倒的な危機感がありました。
そのため、当初の自分のモチベーションはおそらく9割型危機感から来ていたのだと思います。しかしながら、次第に仕事が楽しくなり、モチベーションに色々な要素が絡んでくるようになります。当初は、自分の成長しか考えていませんでしたが、次第に会社の成長を考え、その延長に自分の成長があればと考えを変えることができたのも、自分の中では驚きでした。
ITプロのインターンで得たものは膨大ですが、下記にてほんの一部をまとめました。
①webマーケティングの一連のざっくりとしたスキル
SEOから広告運用のスキルまで幅広くwebマーケティングに関わる知識とスキルを手に入れることができたのではないかと思います。 任された業務としては主に以下になります。
1.オウンドメディアの運用(SEO/コンテンツマーケティングの知識)
2.弊社の主要サービスの企業側マーケティング全般(リスティング/ディスプレイ/SNSなど)
3.新規のメディアサービスの立ち上げ
上記、全て社内の担当が自分のみという状況だったため、それ相応の責任が伴います。(もちろんカオスな時も多いです。) ただ、責任の重さに対して、やりがいを感じることもできました。一番自分が学びたかったことであり、今はそれが自分の武器になっていると思います。(ただ、まだまだ半人前以下であるのは、変わりはなく日々勉強する日々です、、)
②タスクの管理能力
ITプロでは、結果的に多くの仕事を任せていただくことができましたが、 それが故にタスク量も非常に多かったです。 月間の稼働時間は社員を超えるのではという勢いでした。(自分のタスク処理能力が低いが故ですが、、)
結果的に、自分のタスクの管理方法やタスク処理のスピードは飛躍的に上がりました。
③IT業界の人材需要の動向に対する知識
弊社は、IT/web系のフリーランスを支援する会社であるため、ダイレクトに業界の人材需要動向を把握することができます。市場において、人材として価値が高い人とはいかなる人なのかという部分をある程度知ることができました。自分の今後のキャリアを考えるという上で、人材系の企業で働くのは大きなメリットなのではないかと思います。
④今後やりたいこととそれに対して身につけるべきスキルの把握
インターンを開始した当初は、全くなかった自分の将来像をある程度のところまで固めることができ、それに対して自分のファーストキャリアでどういう職種に就くべきなのか?という部分まで自分の中で落とし込むことができました。 また、今だからこそ勉強すべきことや身につけるべきことも明確化されました。
⑤社長賞
会社の全社総会で、社長賞という賞をいただくこともできました!
5.結果的に自分の選択は正しかったのか?
結論、この選択は自分の中で、大きなターニングポイントであり、 1年卒業を遅らせたという代償があったとしても、それを上回る得るものがあったと考えています。
確かに遠回りではあったものの、長いキャリアを考えれば、自分の目標に対して、大きな近道であったと信じております。
世間では、1dayインターンシップ等の短期インターンが盛んに行われていますが、 ここの目的は、会社の説明に過ぎず、 そこで業務を体験し、何か大きな実務経験を得ることは難しいです。
ぜひ、この読者に大学生がいるのであれば、就活前までに長期インターンシップに励んでほしいです!!→自分はそれができなかったので。。
ただ、自分の場合は、留年(休学)という選択を取ることで、確実にインターンにコミットすることができました。重要なのは、いかにコミットするかにかかっており、それと比例して得るものが大きいのではないかと思います。 そういう意味では、自分にとって、留年(休学)という選択はベストだった気がします!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。