皆さま、初めまして!22卒エンジニア内定者の神野 凌太郎(かみの りょうたろう)と申します!
現在は、人事プロパートナーズでビジネス側の業務時間の削減をメインミッションとして機能開発を行なっています!(エンジニア採用も兼任しています!)
この記事では、「現在・未来」を軸として、どのように価値観を形成してきたかを書き連ねたいと思います。というのも、note(URLを記事の文末に記載してありますので、興味ある方は是非読んでください!)を執筆したばかりで、過去に深く主観的に向き合ったので、今回は「現在・未来」を軸に客観的に執筆しようと思ったわけです。
▼アジェンダ▼
0:僕を形成する価値観
1:誰を幸せにしたいか
2:ビジョンと仲間
3:なぜエンジニアを選択をしたのか
4:内定者インターンを通して
5:最後に
0:僕を形成する価値観
昨年僕が就活をする上で、大事にしていた軸(価値観)についてです。
「webエンジニアかつ、自社サービス」を前提として、
・ユーザーへの貢献
・サービスの背景
・誰と何をするか
を意識して選考や面談に臨んでいました。
就活を終えてもうすぐ半年が過ぎますが、いまだにこの軸はブレていないですし、むしろHajimariにジョインしてから軸がどんどん強固になっている気がします。
Hajimariで働いていると、「自立」に対して本気で向き合っている人ばかりだなと感じます。4ヶ月間完全フルリモートで働いている僕がそう感じているので、間違いありません。文句や愚痴を言わない、自責思考で問題解決、常にチャレンジする向上心...他にも挙げるときりがないくらい魅力的なメンバーばかりです!
今こうして「素敵なメンバーとお仕事ができている」と素直に感じられるのは、高校・大学での苦い経験や挫折が影響しているのではないかと思っています。次章からは、具体的なエピソードを交えながら、上記で挙げた軸(価値観)を掘り下げていきたいと思います。
1:誰を幸せにしたいか
僕が大切にしている価値観の1つに「誰を幸せにしたいか」があります。
冒頭で挙げた「ユーザーへの貢献」「サービスの背景」にも通ずる部分ですが、「この業界は儲かるから」「ニッチな領域でまだまだブルーオーシャンだから」といった理由ではなく、原体験から紐づいたビジョンをもとに事業を運営している会社に入りたいと思いながら就活をしていました。
高校受験に失敗してから、ずっと無理して明るく振る舞うようになっていました。無理して明るく振る舞っているうちに、失礼なことをいってしまって、たくさんの人を傷つけてしまったこともありました。(関係者の方、本当に申し訳ございませんでした。)
それでも普通に接してくれる友人はいましたが、月日とともに精神的に孤立していきました。印象的に残っているのは「体育の授業でハードルを壊してしまった」ことを嬉しそうに母に対して報告したときに、本気で人間性を心配されるくらい感情をコントロールできずにいました。
そのような状態で、小栗旬がIT社長を演じたドラマ「リッチマンプアウーマン」の再放送をたまたま目にします。リアルタイムで放送されていたときの僕はまだ中学生で、イケイケだったこともあり、何かを感じることはありませんでした。
しかし、高校時代の僕は、ただ単に「IT社長かっこいいなあ」という気持ちではなく孤立無援でも、自分のアイデアと技術力で本気で世の中を変えようとしている姿に感銘を受けました。当時は皆無だった自己肯定感が高い人への憧れとプロダクトで人を幸せにしたいという思いから、情報系への進学を志すようになりました。
この原体験があって情報系に進学したので「誰を幸せにしたいか」という価値観が大切にしている価値観の1つになったというわけです。
2:ビジョンと仲間
「ビジョン・仲間」は、僕が最も重要視している価値観です。
要は「誰と何をするか。」
この価値観に強く影響しているのは、人事でのインターンの出来事です。大学2回生から人事インターンを始めましたが、それまでは少しずつ精神的な自由を取り戻しつつあって、念願だったアパレルのバイトを始めたり、大学でできた友達と遊んだりして充実した大学生活を送っていました。
(▲最も髪が派手だった大学1回生)
インターンを始めようと思ったきっかけは、単に大学生活を送っているだけでは、夢を実現できないだろうと考えたからです。消費者である大学生の立場では、生産者としてチームで仕事をする経験やビジネス経験は得られません。
それらの経験を得る近道として「人事」を経験するのが良いのではと思い、人事配属を目指した結果、入社してから最短4ヶ月目で人事に配属されました。
しかし、配属が決まってからが大変でした。今まで何も経験してこなかったポンコツ大学生がいきなり60人をマネジメントをするという無謀なチャレンジが始まったわけです。
最初は、会社のことをほとんど知らなかったので、新入りインターン生に会社の魅力やビジョンを何も話すことができませんでした。それ以外にも、ポンコツを発揮しまくり、上司にあたる取締役やマーケチーム長から詰められる日々でした。当然、人事として機能していなかったのでインターン生の退社が相次ぎました。
今でもこの人事初月の苦い経験を活かし、事前準備には時間をかけるようにしています。なぜなら、相手にビジョン伝えるためには相手を理解する必要があることを学んだからです。この頃からビジョンの大切さを意識するようになりました。
それと同時に、ビジネスパーソンには「ドライ」な側面が必要であることも学びました。
配属された初日に、虚偽の経歴で入社していたインターン生に対して退社通告を行うよう、上司からお達しが来ます。この出来事から、会社はビジネスの上で成り立っていて、感情だけでは組織は成立しないんだなと体験的に悟ります。
こうして怒涛の初月を終えて、上司から「今のままでは業務過多だから、アシスタントをつけるのはどうか?」という提案をいただきます。その提案を受け入れて、2ヶ月目からアシスタントと一緒に2人でお仕事することになります。
指名したアシスタントは、高学歴で頭の回転も早く、きちんと自分の価値観を大事にできる素敵な人でした。そんな彼とチームで仕事をすることになって1人で背負っていたものが分散され、組織の課題に向き合う余裕ができました。
それからすぐに組織編成が行われて、僕とアシスタントだった彼は同じ権限を持つことになりました。これまでは上司部下という関係のなかで、最終的な意思決定は僕が行っていましたが、同じ権限を持ってからは2人で話し合って意思決定を行なうようになりました。
しかし、これが良くありませんでした。
お互いの目指すべき方向がズレ始めていくのを感じながらも、僕が話し合いを放棄するようになり、最終的な意思決定を押し付けてしまうことが増えていきました。
そして、その状態を1ヶ月半くらい続けたある日、僕の意図していなかった発言がきっかけで、彼は次の日に退社をしてしまいました。今になって振り返ってみると、相手との距離感を見誤っていたのだと思いました。相手のテリトリーに土足で踏み入れてしまったこと、そういう関係性であったと勘違いしていたことが良くなかったと振り返ります。
そのような出来事があり、僕はものすごく落ち込んでいました。ですが、そんな僕の周りには僕の事を励ましてくれる仲間がいました。(弱音を吐くのを承知した上で、自主休講を決めてユニバに連れて行ってくれました。)本当に嬉しかったし、この先もこの恩を忘れることはありません。
(▲落ち込んでいる僕を連れ出してくれたメンバーたち)
他にも彼が抜けた穴を埋めてくださったメンバーに支えてもらいました。特に、感情の割り切り方について学ぶところが多く、
「人によって人生観は異なるし、その人にとってそれが最善だと思うならそれでいいんじゃない?」と。
本当にこの言葉に救われましたし、今僕がストレートに相手のためだと思って忖度なしに意見を投げるようになったのはこの言葉が影響しています。
以上のことがあってから「仲間は一生の宝」だと感じるようになりました。そして仲間をつくり一緒に上を目指すためにも、ビジョンの方向性が一致していることはマストだなと強く思うようになったのでした。
3:なぜエンジニアを選択したのか
次に「なぜエンジニアを選択したのか」について説明したいと思います。
前述した通り「リッチマンプアウーマン」というドラマに影響を受けて、プロダクトで人を幸せにしたいと思うようになりました。
就活を始める前は、チームでの仕事経験・ビジネス経験を積むことを目的に人事を目指しており、エンジニアとしてではなく、ビジネス側からキャリアを積んでいこうと考えていました。ですが、尊敬している先輩と一緒にテレアポ代行の事業の立ち上げをしたことがきっかけでその考えが変わりました。
(▲尊敬している先輩)
基本フルリモートで働いていたのですが、たまたまオフィスに出社する機会がありました。
営業チームの方から「このスプレッドシートの内容を自動でリマインドするようにしたいねんけど...」と、相談をもらい、すぐに実装を終えて報告した際に「ありがとう!!」という言葉をもらいました。
忖度のない心からの「ありがとう」がなぜか嬉しくて、その余韻がずっと続き、いつしか「プログラミングを使えば、目に見える形で多くの人を幸せにできるのではないか」と思い始めます。
そこから、インスタの広告でintee(弊社が運営しているスキルアップ型キャリア支援サービス)が出てきて、すぐに登録をしエンジニア就活がスタートしました。
結果的に、inteeリアルカレッジ(未経験からエンジニアを目指す講座)経由で、3週間の選考スケジュールでHajimariから内定をいただき、就活を終えました。
Hajimariに内定承諾をした決め手は、軸に当てはまっていたことはもちろんのこと、冒頭で記述した内容そのものに惹かれたことなので、割愛させていただきます!
4:内定者インターンを通して
現在、内定者インターンを開始して8ヶ月が経ちました。
最初は「コードを書けない・環境構築が上手くいかない」など多くの困難に直面しましたが、今ではある程度慣れてきて、初学者の域を超えるくらいまでには成長したと勝手ながら思っています!
一方で、先日事業部長と面談をした際、まだまだキャリアパスの抽象度は高いとフィードバックをもらい、自分でもそうだなと感じました。自分が幸せとだと感じるのは、どのような状態であるのか、まだ自分でも答えをはっきりと見つけられていません。
結局のところ、キャリアパスを描き続ける限りは答えを求め続ける必要があって、そのときに選んだ道を正解にしていくしかないんだと思います。
大事なのは、分岐点に差し掛かったときに、ベストな答えを出すための材料を日頃から揃えておくことなのかもしれませんね。
(▲22卒内定者メンバー)
5:最後に
この執筆機会をいただいたことで、過去の自分から逃げずに客観的に振り返ることができました。これからも自分の現状に満足せずに、日々自分と睨めっこしながら成長していきたいと思います。
そして、改めてこれまで関わってくださった皆さま、ならびにこれから関わるであろう皆さますべてのご縁に感謝して、この記事を締めさせていただきます!!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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