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【GAUSS’s key】01 プロからの転向

【GAUSS’s key】GAUSSを担う全てのメンバーがkey personという意味を込めて。一人ひとりが持つプロしてのこだわりや、GAUSSにかける想いをご紹介します。


すべては5年後・10年後、『最高に面白い!』と思える未来のため

今回ご紹介するのは、今年10月にコーポレート本部へ配属された渡辺さん。公認会計士として監査法人に勤務されたご経験を持つ、株式上場のスペシャリストですが…以前はなんと、プロのベーシストとして活動されていたとのこと。

ミュージシャンから公認会計士へ。ユニークな転身の背景には、職域のジャンルを超えて通用するクレバーな未来志向がありました。


やるなら本気で

■プロのミュージシャンとして活動されたきっかけは?

楽器は中学生の頃から一人で練習していて、高校に入ってから本格的にバンドを組んで音楽活動を始めました。当時はビジュアル系・パンク系バンドブームで、LUNA SEAとかGLAY、LArc-en-Cielが流行っていた頃です。周りにも同じようにバンドを始める人が多かったんですが、なんというか、ミーハーな人たちと一緒にされたくないなと思い始めて。次第に高校のバンド活動だけでは物足りなく感じるようになり、単身ジャズバーやロックバー潜り込んで、大人たちに混じって演奏をするようになりました。全員音楽でお金を稼いでるプロなので、非常に刺激を受けましたね。そこから、音楽やるなら本気でやろうって決めて、流行りのビジュアル系やパンクだけではなく、ジャズやロック等を中心に活動していました。ビジュアル系が嫌いな訳ではなく、お金稼ぐならお金を持っている大人を相手にしたほうが良いと思ったからです。LArc-en-Cielの前座を務める等、趣味としてビジュアル系バンドを組んだりはしました。高校生だてらに何十万もするベースをローン組んで買って、音楽とバイトに明け暮れる毎日でした。学校の授業はまともに受けた記憶がないです。そもそも教科書すら買ってなかった(笑)とにかく音楽とバイト三昧。でも、購入したことに対して後悔はなかったです。音にこだわることが音楽家としての価値を高めている確信がありましたから。5年後プロとして音楽活動を続けるなら、必要な投資だと割り切れました。そこから自然と、高校卒業後はミュージシャンの道へ。大学に行く必要を感じなかったので、進学の選択肢は一切なかったですね。


高卒でも、実力次第で稼げる仕事を探して

■公認会計士の資格取得はどんな経緯で?

卒業後はベーシストとして、ディナーショーのバック演奏とか、ベースの講師をやりながら、それなりに生計は立てれていたんですけど…ある時ふと、これ時給換算したらいくらだ?って思って、計算してみたんです。そうしたら、この先5年10年、ずっと続けてくのは無理がある職業だとわかりました。20代半ば。周りの友人も似たような感じでした。上京して成功してる人が誰も居なかったんですよ、0%です(笑)

最初はちょっと、上京も考えたんですけど、流石に0%の壁越えるのはキツそうだなと思って。とりあえず地元の事業会社に就職したんです。でも高卒で稼げる仕事は限られてて、歩合がすごく多い穀物先物の電話営業で、一日中100万円でトウモロコシ買いましょうって電話をかけ続けてましたね。社内では怒号と灰皿が飛び交うユニークな会社でした(笑)

で、そこもやっぱり、一生続けられる会社じゃないなと思い退職。(というか、営業に対する規制が厳しくなってきてビジネスとして将来が無かったです。)また音楽フリーターをしながら、高卒でも稼げる仕事ってなんだろうと探していたところ、友人が持っていた資格一覧という分厚い本が目に入りました。その頃ちょうど、大卒の肩書きよりも、実力=資格が重要視され始めていて、そういう雑誌がたくさん出ていました。高卒でも取れて、稼げそうな資格はなんだろうってぱらぱらめくっていくと、出てきたのが公認会計士でした。ずっとお金に苦労していたので、とにかく稼ぎたいっていうのが本音でした。

高校の頃ろくに授業は出ていませんでしたが、地頭には自信がありました。3年くらい、バイトしながら専門学校通って公認会計士の資格を取得。余談ですが実を言うと、試験直前の1週間くらいは友人のバーに入り浸って飲んだくれてました。必死に勉強してきた人もいるので、あんまり周りには言えなかったですけど(笑)

資格取得後は一旦地元の会計事務所に就職しましたが、もっと大企業の仕組みを理解したいと思い、嫁を連れて東京進出。監査法人に入り、計画通り年収アップを果たしました。


5年後・10年後に、本気で楽しめそうな未来へ

■絵に描いたようなサクセスストーリーですが…そこからスタートアップ企業に転職を決めたきっかけは何だったんでしょう?

監査法人に勤めて、いろんな企業を見てるうちに、自分でもビジネスやりたいなって気持ちになったんです。でもゼロから作り出すのは役回りじゃないし、今の自分の価値を最大限活かせるとしたら、スタートアップのコーポレートかなと。監査法人勤めはもちろん給料良かったんですけど、頭打ちというか…10年後のポジションが見えちゃうんですね。面白さが少ないって感じた。言い換えれば堅実な道なんですけど、見えてる未来をただ進むだけって言うのが、どうも性に合わなかったんです。

そこからコーポレート募集してたスタートアップ企業に転職。ここではバックオフィスをゼロから構築する感じでしたね。ただ、残念ながらそこは経営に対する考えが合わず…業務フローの整理をはじめ、資金調達や管理部門の構築など、最低限の仕事は達成できたと思い、新たな転職先を探していたところ、WantedlyでGAUSSの募集を見つけました。

■10月1日、GAUSSヘジョイン。決め手は何でしたか?

『AI』を謳いながら、競馬っていうのがまず目を引きました。みんな思ったことはあるけどやらない事をやっていて、面白そうだなと。いい意味で真面目じゃない感じがいいと思った。VC(ベンチャーキャピタル)が入ってる関係で、お金を稼ぐのに必死になってるベンチャーが多い中、GAUSSはそういう雰囲気がなかった。ビジネスの中に遊びみたいなものがありそうだな、と思いましたね。

気になったんでフラと立ち寄ってみたら、代表の宇都宮さんや長谷川さんとお話しできて。とにかく頭の回転が早くて、気が合いそうだと思ったのがファーストインプレッションです。

そこから今後の事業展開や方針など、いろいろお話を聞くうちに、ここなら間違いなく楽しめそうだと確信して、入社を決めました。給料は監査法人時代に比べると下がったので、嫁には怒られましたが(笑)数字的にも力のある企業だって言うのは、監査法人勤務で大小様々な企業を見てきた経験からもわかっているので、その辺は心配してません。

■これまで転職で、後悔されたことはありましたか?

結構いろんな職業を転々としてますけど、根っこにあるのはやっぱり、『5年後・10年後の自分の人生が、最も面白くなる選択をする。』です。今思い描ける、最大限面白そうな未来に向かって、そのために毎日を頑張る。常にその積み重ねでここまでやってきました。なのでこれまでを振り返っても、それぞれの決断を後悔したことはないですね。

■入社してみて、GAUSSの印象は?

これからGAUSSは、『絶対楽しくなる』。実際に働いてみて、その思いがさらに強くなりました。現状維持ではなく、常に新しい事を生み出す事を重視している文化が自分の性分に合っていますし、それを受け入れる柔軟で優秀な経営陣もそろっています。言い換えると、思った事をやれる環境というのは大変だけどとにかく面白い。毎日あっという間に過ぎて行きますが、全力出した分、それがきっちり形として現れてくる。本当に今、一人一人が会社を作っている、と言う実感がありますよ。

■最後に、今後の抱負をお願いします!

僕の仕事は「GAUSS企業価値を最大化する」。これに尽きます。上場に向けて今が踏ん張りどころ。頑張っちゃいますよ!

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