不合格をもらった次の月に再応募。僕の中ではそれだけの魅力があった。
中途採用チームで応募者の面談・面接に携わる分銅さん。
Evandへの入社のきっかけや仕事内容、これからの夢を赤裸々に語ってもらいました。
■まずは自己紹介をお願いします。
分銅さん(以下:分銅):
名前は分銅仁(ぶんどうじん)です。
年齢は27歳(23年2月当時)で2017年の11月に中途採用で入社しました。
■分銅って初めて聞きました。珍しい苗字ですね。
分銅:
よく言われます(笑)自己紹介したらスグに名前を覚えてくれますね(笑)
■だと思いますよ(笑)私も覚えたくらいですからね。
前職は何をされていたのでしょうか?
分銅:
いわゆるフリーターでした。
中学卒業後は家計を支えるためにバイト三昧で、
Evandに入社するまでの5年くらいコンビニで働いてましたね。
■なぜEvandに就職を?
きっかけはあったんですか?
分銅:
友達が新卒として社会人デビューすることを聞いてから、
自分もバイトでこのままやっていくのか。と不安になったんです。
そんな時に就職イベントの開催を知って“とりあえず参加してみよう”と足を運んだんですよ。
50社、60社くらい参加してたかなぁ。
その中でも一際キラキラと輝いた人たちのブースがEvandだったんですよ。
他社のブースを覗くと学生が集まっていない会社の担当者は
携帯をいじってたり、暇そうにしてたりしていたんですけど、
Evandはとにかく一生懸命に呼び込みをしていてそれが本当に楽しそうに見えた。
やらされてる感は全くなくて自分たちが本当にやりたいからやっている。
そんな感じに見えたんです。
そこで興味を持ったので話を聞くことにしました。
実際に話を聞いてみると、その印象は当たっていて、
どの会社よりも熱意を持って会社の説明をしていましたね。
話を聞いてるうちに
どんどん“この人たちと一緒に働きたい”という感情が沸々と湧いてきました。
探していたものはこれだ!と確信しました。
■そこまで思えるのは本当に運命ですね。
説明会で印象に残った言葉とかはあるんですか?
分銅:
言葉というか、もう素直にここに行きたいと。そう思えた感情が全てでした。
■どんなふうに選考に進んだんですか?
分銅:
説明会で3人の担当者からストレートに
『うちに来てほしい』と言われて、後日面接をして頂くことになりました。
私の中でも気持ちは固まっていたので断る理由はなかったです。
■Evandは人材に関する事業を展開していますが、
分銅さんが思い描いていた仕事だったのでしょうか?
分銅:
会場で事業内容の説明は受けましたが、
正直何をやっているかは大きなポイントではなかったんです。
それよりもこんな人たちと働けるのかとワクワクした気持ちが勝ったんですよ。
私が担当者に『誰にでも笑顔になるように話をすることを心がけている』と
コンビニ経験で培ったマインドを説明すると、すごく興味を持ってくださって。
コンビニも毎日来てくださるお客様に支えられている事業ですから、
お客様と長く付き合っていくことを大事にするスタンスに
共感して頂いたのかと思います。その点をとても評価頂きました。
■それは嬉しい出来事ですね。
分銅:
私の就職活動の軸は“人柄を見てくれる会社に出会う”でことでした。
私は他の学生に比べて学歴では負けてしまうので、
これまで何を考えて経験してきたのか。
その経験を活かして、これから何をして、どう成長したいのか、
過去より未来のことを意識してアピールするようしました。
■それじゃあ会社にその想いが伝わって内定を?
分銅:頂けなかったんですよ。
■えっ?
分銅:
実はその説明会で不合格のフラグが立ってしまった出来事がありました。
私のことを気にかけてくれた担当者、当時の役員の方が
『説明会の前列で話を聞いて印象を良くしてもらえないか』と私に仰って、
ブースの前列に座ることになったんです。
これは不採用理由を聞いていないので
ハッキリしたことは申し上げられないのですが、
おそらく説明会にて期待に応えようと
過剰に反応し過ぎてしまったことが理由になっていると思います。
後日、面接に進んだのですが、不合格になりました。
でもこの会社で働きたい感情が抑えられず、
月を跨いで再度アタックしたんですよ。
■同じ人に二度告白するような感じですね(笑)。
他の企業なら再応募の受付は1年か2年空けたりするんですけどね。
分銅:
そうですよね。
でも私はそんな自分を受け入れてくれる会社に、余計に惚れ込んでしまって(笑)
その時の採用コンセプトが友達になれる人を探そう。
みたいな言葉だったんですよ。
“自分と友達になれないはずはない”という想いが
余計に湧き上がってきたんです。
2回目の面接では最初の失敗を活かして、
改めて自分がどのようにEvandの力になれるかを力強くアピールしたんです。
そうすると無事合格を頂けました。
■失敗を糧に自分のキャリアの棚卸しを行なったり、
アピールする内容をブラッシュアップしたりしたんですね。
入社後は、その役員の方にお会いされたんですか?
分銅:
ずっと私のことを気にかけてくださっててたみたいで、お会いした時に
『改めて、応募してくれてありがとうな。これから一緒に頑張ろう。分銅さんには期待してるよ』
と声をかけてくださいました。入社して本当によかったと思いましたね。
ビジョンを描いて満足するのではなく、実現するために動ける人に会いたい。
■今の所属部署と仕事内容を教えてください。
分銅:
所属はHR事業部の中途採用チームです。主に応募者の面接を担当しています。
■面接ではどんな部分を見て選考しているのでしょうか?
分銅:
採用の基準は少し曖昧な言葉になりますが、
素直に泥臭く、頑張れる人を基準に選考していますね。
色々なことに挑戦できる風土なので、
失敗を恐れず目標に向かって努力できるかどうかを
見極めながら採用活動を行っています。
こうした部分の見極めには、
たくさん会話をして、どんな考えで、どんな風に頑張ってきたのかを
自分の言葉で語ってもらう必要があります。
Evandは書類選考がないので理に適った選考だと感じますね。
人柄を見る、考え方を知るには面談が何より重要だと思います。
■面接はどんな雰囲気で行っているんですか?
分銅:
応募者が話しやすくなるような雰囲気作りを心がけています。
ありのままを見せてもらわないと
入社してからアンマッチが起こりますしね。
例えば、カフェでお茶してるようなイメージですね。
仕事以外の会話もして、
その人がどういう人なのかをしっかり見るようにしています。
■面接で必ず投げかける質問はあるんですか?
分銅:
絶対に聞くのは将来のビジョンです。
でもその内容はあまり重要ではなくて、実現するために
どう頑張っていくかを明確に話せるかどうかを見ています。
マイルストーンを置いて着実に進めている人や
プラスの言葉を言える人がいいと思いますね。
■採用チームの課題はありますか?
分銅:
現在のチームが全国の統括者を含めて14名いるんですけど、
若いスタッフが多いんですよ。
経験者とは違い、キャリアが浅い人たちは、
求職者を見極めるポイントを自分の中に落とし込めていなかったり、
選考の軸がバラバラだったりするんです。
こうした部分がチームの課題ですかね。
■この課題はどうやって克服しているんですか?
分銅:
全拠点の応募をこのチームで振り分けていくので、
定期的なミーティングを行っています。
加えて、私を含めた主任のポジションの人間が
リーダーシップを発揮して下のスタッフにしっかり教育するようしています。
毎日30分打ち合わせの時間を設けて共有事項を落とし込むようにしていますね。
友達採用が生み出す無限のシナジー。そんな輪を作っていきたい。
■採用チームにとって大切なことはなんでしょうか?
分銅:
私たちの目的は、会社のフォロワーを増やし、新しい仲間を採用すること。
事業形態上、仲間が増えれば増えるだけ
クライアントに提供できるサービス力が上がり、
それがEvandの価値、評価に繋がります。
当社の成長スピードは毎年加速していますから、
その分新しいポジションができますし、必要な人材も必然的に多くなります。
スピード感を重視して面接時に即内定を出したり、
1週間以内で応募から内定までを進めるようにしたり、
確実にそして迅速に採用を進めることが大切だと思っています。
■今の働き方は出社?それともリモート?
分銅:
リモート中心ですね。週1回出社するかどうかくらいです。
クラウド上でチームの皆さんとは情報共有ができるので心配はないですね。
上司の全国統括者も月に2回出社するかどうかくらいのペースで働いていますよ。
■全国の応募者の対応をするのでリモートがベースになっているということですね。
分銅:
仰る通りですね。
■ちょっと砕けた質問になりますが、会社の風土はイケイケ?それともコツコツ真面目?
分銅:
そうだなぁ。
勤務時間は仕事に集中して濃密な時間を過ごして、
オフもしっかり満喫しようという考え方ですかね。
どちらか片方だけを優先する働き方はないです。
仕事を趣味として捉えている方も多く、
定時後は残業する人もいれば、飲みにいくぜ!という人もいる。
学校にいる雰囲気に似ているかもしれません。
友達採用の特徴や色が明確に出ている気がしますね。
■採用チームの今後の展開は?
分銅:
今は私たちのチームは面接から内定の承諾、
配属先の決定までに携わっていますが、
この工程も将来は選考するチームと
内定承諾を得るチームに分けようと思っています。
選考する人はより応募者の人柄を見ることに集中できるし、
内定承諾を得る人は、Evandを好きになってもらうためにダメ押しする役割を担います。
それぞれの役割をより全うできるきっかけになると期待しています。
■最後になりましたが、改めて会社の魅力を教えてください。
分銅:
間違いなく人間関係ですね。褒めるところは褒める。
間違っている部分は諭して、直していく。そんな関係が自然とできているんですよ。
Evandの採用コンセプトである「友達採用」が言葉通り浸透していると思います。
Evandの友達の定義は“信頼関係がずっと続く真の仲間”です。
そんな仲間と一緒に成長したいという方は安心して飛び込んできて欲しいと思いますね。
■友達採用、羨ましいですね。今日はお忙しい中ありがとうございました!
分銅:
こちらこそ。ありがとうございました!