なにをやっているのか
多岐にわたるジャンルの本を出版
世界最大の版権売買フランクフルトブックフェアの自社ブースの様子
◎単行本の出版・プロモーション活動に加え、グローバル展開、新たなコンテンツ事業の開発を行っています。
○単行本出版
創業以来、約2,700点の単行本を刊行。ビジネス、自己啓発、実用、文芸、教育、学参、手帳など多岐にわたるジャンルを手掛けています。
○流通
卸である取次を介さず、全国約5,000店の書店との直接取引によって読者に届けています。
各オンライン書店、文具店、CDショップ、コンビニエンスストア・生活協同組合にも販路を広げています。
○電子書籍
ディスカヴァーが電子書籍事業に取り組み始め、自社ダウンロードサイトを立ち上げたのは2007年。出版業界内でも、1,2を争う速さでした。自社内で電子書籍制作をしているため、紙の書籍の発売とほぼ同時に電子版もリリース。読者のライフスタイルにあわせた読書体験を提供します。
○グローバル
グローバル展開にも積極的に取り組んでおり、現地のエージェントや出版社と直接商談をしています。これまで欧米やアジアを中心に27か国でのべ780点を出版をしてきました。(2020年時点)例えば『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』は世界17言語(19か国)で出版され、著者はニューヨークでの講演会にも招かれました。国内にとどまらず、世界の読者にコンテンツを届けます。
○新規事業
書籍出版事業で築いたコンテンツ制作の強みを基盤に、書籍以外の新しい商品開発・製作も強化。次世代のデジタルプロダクトの提供を通して、ビジネスパーソンの継続的多層的な学習をサポートする事業を展開しています。変革の時代の人々と社会に価値を提供していきます。
なぜやるのか
成功の基準、幸せの感じ方、家族のかたち、社会の在り方…、20世紀にはあたりまえだった価値基準が、21世紀になってどんどん多様化してきています。誰かが押し付けた画一的なものではなく、価値基準は、ひとりひとりが選んでいける。その創造と選択をお手伝いするのが私たちの使命です。「そんな考え方があったのか!」「そんな見方もあったのか!」そういった発見を提供したいという想いが根底にあります。今は出版という形態をとっていますが、それを実現できるのであれば、どんな形でも構わないと思っています。
どうやっているのか
当社の大切にしている行動規範は「すぐやる、なりきる、とことん楽しむ」。スピーディに行動するのはもちろん、目の前の仕事に没頭し、何でも楽しんでやろうという気持ちを持つ。そういう姿勢が当社の発展を支えてきました。
また、当社ではいち早く電子書籍事業に取り組み、グローバル展開にも力をいれるなど、時代の変化に柔軟に対応し、常に新しいことにチャレンジしてきました。完全リモートワークの導入も早く、今後もこの働き方を続けていく予定です。
世界で通用する存在を志す以上、出版という枠組みにとらわれず新しい世界、新しいフィールドでコンテンツを展開していく必要があります。チャレンジ精神をもって新しい事業を興していく気概を持った社員が活躍しています。