なにをやっているのか
私たち大和鋼管工業(だいわこうかんこうぎょう)株式会社は、1932年に創業した、鉄パイプ(溶融亜鉛メッキ鋼管)の製造・販売会社です。私たちの作る製品は、建設現場をはじめ農業・工場・ビル・新幹線・道路など様々な物に使用されています。
■事業内容■
亜鉛メッキ鋼管の製造(一般構造用、機械構造用等の各種溶接鋼管)、および鋼管加工(ピン加工、塗装、マーキング、その他一般加工)を行っています。私たちの作る製品は、下記のようなありとあらゆる場面で活躍しています。
・土木建設現場の足場
・コンクリート設置時に使われる仮設構造物
・農芸用ビニールハウスの骨格
・ビル内の電線管
・屋外イベントで使用される仮設テント
・工場のベルトコンベア
・道路標識の支柱など
■私たちの製品■
・スーパーライト700(SL700)
足場管に求められる「軽さ」と「強さ」という相反する性能を両立させた製品です。従来品と同等の強度を持ちながら25%の軽量化を実現。その軽さと強靱さで作業性の向上やコスト低減が期待でき、現場作業員の負担軽減・安全・安心を支えます。
・STX
ハイテン(高張力鋼)材を使用したパイプで、同じ厚み・外径で従来品の約2倍の強度としなやかさを実現。台風・積雪などの自然災害に強く、サビの発生も防ぐため農芸ハウス用のパイプとして需要が高まっています。
・パーフェクトポストジンク(PPZ)ポストジンク(PZ)
造管と溶融亜鉛メッキを連続で行う独自の製造工程「ダイワZプロセス」により製造されています。他の製法に比べて防錆性が極めて高く、一般足場管をはじめコンクリートの設置に使われるバタ角(バタ丸)、道路資材、輸送機器など広く用いられています。有害物質フリーで環境への影響もありません。
■実績と成長性■
栃木県さくら市の本社を中心に、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡に支社を置き、ベトナム・インド・アメリカにも関連会社を展開。また、近年はIoTやビッグデータ、AIなどのIT技術を用いて、創業時から培った製造・販売ノウハウをさらに進化。製品や操業システムの世界展開へと進めています。
■“グローカル”な取り組み■
グローカルとは、「グローバル」と「ローカル」を掛け合わせた造語で、地域に根ざした企業でありながら、同時に国際的に事業を展開する企業を目指すという意味です。
当社では、近年GCPやAWSなどのクラウドプラットフォームを活用したIoT事業を行っています。AI・ビックデータを活用した工場業務の最適化を図り、社員全員にiPhoneを支給。社内・工場内のどこにいても情報にアクセスできる環境を整えるなど、日本の製造業の中でもいち早くDX化の取り組みを進め「新しい働き方」を推し進めています。
なぜやるのか
■大和鋼管のビジョンとone to ONE「鋼管でつくる新しい価値」■
一見すると何の変哲もない、単純な形のパイプ。
しかし、加工によってそのパイプは姿を変え、産業や人々の暮らしを支える重要なパーツとなります。私たちの願いは、こうしたパイプ製造を通じて、世界中の人々が安心安全に暮らせるようになること。そして、健康でハツラツと活躍する未来を創り出すことです。
当社では、こうした未来を実現するために「one to ONE」の精神を大切にしています。
メーカーの視点(one)から、ユーザーの視点(ONE)へ。
製品をつくること(one)から、使う人の価値を創ること(ONE)へ。
製品づくりにたずさわる私たち一人ひとりの小さな気付きが、社会を潤す大きな価値へと、「one to ONE 」でつながることが、私たちの目指すゴールです。
どうやっているのか
■共有するマインドセット■
営業としてやるべきことは、お客様の視点に立ち、考えること。そして寄り添いの姿勢を持って、悩みやニーズを汲みとることです。
当社の営業では新規開拓も行うものの、基本的には既存のお客様を対象にしたルート営業が中心になります。また、一度取り引きを交わすと、長年にわたってお付き合いが続くことも珍しくありません。だからこそ、お客様に一番近い立場で寄り添い、悩みを聞いて解決していく姿勢が求められます。
■働く環境■
社員数は総勢160名ほど。鉄鋼・製造業界など近しい分野から入社された方もいれば、全くの異業種から入社したメンバーも多くいる、多様性ある環境です。