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【役員インタビュー#2】CCIの急成長中部門のタクトを振る、執行役員に業界の未来を聞きました。

今回は、CCIの執行役員を務める安達さんにインタビューしました。

CCIに入社されるまでのキャリアから執行役員にまでなれた、これまでの取り組み、今後の展望まで、広く浅くお聞きしました。CCIでの新たなキャリアを歩もうとしている方、そして新卒入社を考えている方、どなたにとっても有益かつ貴重な内容になっています。

是非、最後までお楽しみください!

▶目次

①CCI勤続24年。自身の成長を求め新天地へ。

②目を背けず積極的な行動。それが成長への最短ルート。

③部門の枠組みを越え、全社として成長したい。

CCI勤続24年。自身の成長を求め新天地へ。

本日はよろしくお願いします!まず自己紹介をお願いします。

CCIの執行役員を務めております安達と申します。本日はよろしくお願いいたします。CCIに入社したのは1999年9月、今年で24年目になります。前職ではIT関連の流通業界紙の広告営業を担当しておりました。当時インターネット広告は普及していない時代でしたが、広告主様から自社媒体サイトへの広告出稿のご相談をいただき、インターネット広告に触れる機会があり新しい広告手法に興味を持ったこと、そして自社で扱っていた専門紙の領域を越えて多種多様な広告主様のマーケティングに関わりたいと思い、転職を考えるようになりました。転職活動の中で、CCIという会社がインターネット広告領域でメディアレップ事業に挑戦しているという事を知り、「このタイミングしかない。」と感じ、思い切って転職を決意しました。

CCIに入社後はどのようなキャリアを歩んできたのですか?

CCIに入社後は、広告営業を担当し、その後3年程でメディア部門に異動し、ヤフー様と新聞社様を主に担当しました。入社当時の社員数は30名ほどでしたが、広告会社様や多くのメディア様と接する機会を得ました。また、JIAAという業界団体の活動にも参加した事で幅広いネットワークを築く事が出来たので、様々な領域に積極的に挑戦しておりました。入社以来、営業、メディア、ソリューション、クロスメディア、スマートフォンやECなど、それぞれの時代の新しいデジタル広告領域で現場からマネジメントまで、とにかく色々やらせていただきました(笑)。そして、現在は2019年からブロードキャスティング・ディビジョンを立ち上げ、ディビジョンマネジャーを担当させていただき、組織立ち上げから今年で5年目になります。

※JIAA:一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会の略称

それでは、次に改めて安達さんが所属されているディビジョンの事業内容についてお伺いしてもよろしいですか?

「放送事業領域」の広告に関わる様々な事業を行っております。主なステークホルダーは放送局様(TV局)となります。電通ラジオテレビ局や電通デジタルと協業して進めている事業が多くありますが、デジタル領域だけでなく、地上波セールスの業務に従事しているメンバーも多くおります。

事業内容を大別すると、「セールス」「メディア」「ソリューション」の3つの機能に分かれます。ブロードキャスティング・ディビジョンでは、この3つの機能を100名ほどのメンバーで一気通貫で担っておりますが、業界の中でもこの領域に注力する組織では大きな規模ではないでしょうか。

「セールス」では、放送局様の動画広告を中心にプランニング・セールス・広告運用を行っております。電通グループの共同商品で「Premium View」というPMP商品があり、企画・販売・運用まで行うグループ、放送局様の動画広告商品だけでなくあらゆるメディアの動画広告商材全般を含めたプランニング・セールスを行う統合動画業推グループがあります。

また、放送局様よりPremium Viewを含め、セールスに関する広告在庫を仕入れ、収益最大化に貢献する機能や、放送局様の動画コンテンツの視聴拡大を狙った広報活動を支援する「メディア」機能、「ソリューション」に関しては、動画広告の配信などに関するソリューション開発や放送局様の広告配信業務のサポートまで幅広く行っております。

目を背けず積極的な行動。それが成長への最短ルート。

安達さんは一般社員として入社し執行役員にまでなれたと思うのですが、そのCCIでのキャリアで意識していることなどはありますか?

様々なことに興味を持つことは大切にしていますね。特に「人」に関心を持っています。業務上のトラブルを含めて、とにかく様々な対人でのコミュニケーションを喜んで積極的に取り組んできたからじゃないですかね(笑)。新しい「コト」に対しての関心も高いのですが、何よりスピード感を非常に大切にしていました。実際、他社に遅れまいと真っ先に行動する中で、まだ広告事業を行っていなかった大手ニュース配信アプリに対してメディアリクルーティングを行って広告モデルの提案を行ったり、海外事業社の日本進出をお手伝いしたりしていました。ただ、与えられたミッション以外での行動を許容してくれたCCIがあるからこそ大切にできている行動指針だとは思いますね(笑)。

また、CCI入社当時はメディア周りやインターネット広告業界が非常ににぎやかで、自然と情報が集まり、自分で成長を求めて行動できる環境が整っていました。その反面、行動に移していかないと、「この業界では生き残れない」という危機感は常にあったので、その思いは今でも大切にしています。

24年間、ずっと同じ会社に勤めるという決断は容易ではないとは思うのですが、そのモチベーションは何だったのでしょうか?

正直、5万回ぐらい辞めてやろうと思ったことはあります(笑)。それでも、CCIはとにかく環境と一緒に働くメンバーが良かったです。部署異動や新たなミッションは転職したようなものですし、テーマや課題も多種多様。気が付いたら、ずっとCCIに勤めていたという感じですね。本当にCCIで出来ないことがあったり、他の分野に関心があれば、転職も1つの選択肢だと思います。しかし、基本的には「CCIで出来なかったら、他に行っても難しい」というくらいの環境は整っていると感じています。

CCIのメンバーで創り上げた社内外の関係性を活かして積極的に行動を起こし、挑戦させていただけたからこそ、ここまで充実したキャリアを積めたと感謝しております。

部門の枠組みを越え、全社として成長したい。

ブロードキャスティング・ディビジョンの掲げているビジョンやミッションなどはあるのですか?

ミッションは「放送事業領域に関わる方々の収益最大化」で、広告主様サイドで言えば効果の最大化になります。広告主様の効果最大化を考えた時に、例えばプランニングの主軸は放送局様の商材であるものの、いわゆる動画広告全般という視点で捉えた時に、放送事業だけではない、その他の動画広告の商材もあります。様々なニーズに応える商材を含め、広告主様に対して効果最大化という形でお返しをし、そしてステークホルダーである放送局様の収益最大化も実現させるというのが、我々の役割だと考えています。

ブロードキャスティング・ディビジョンが展開している事業の差別化ポイントなどはあるのですか?

CCIの動画広告商品群の中には電通グループ商材があり、Premium Viewというサービス名で取り組んでいます。Premium Viewでは電通が保有している膨大なデータなどを活用したターゲティングを行うことが可能です。電通と電通デジタル、そしてCCIで共同開発したこの商品は電通グループのPMP事業として注力しております。

ブロードキャスティング・ディビジョンのメンバーが専門的知見を持って販売・営業活動を行っているPremium Viewは我々の収益上非常に重要な役割を担っているので、差別化ポイントでもありつつ重要な事業のひとつです。

その他にブロードキャスティング・ディビジョンでは広告商材の仕入れ・販売などの営業活動だけでなく、CCI設立当初から関係を築いてきた放送局様に対して広告配信業務に関わるオペレーション人材を派遣しております。また、多面的に放送局様の広告事業に向き合う事で、放送局様の広告配信に関するソリューションに関しても、我々の方でお手伝いさせていただいた多くの実績があります。また地上波のセールスなどを含め、多面的に様々な形で多くのメンバーが放送事業領域の課題に関わり、社内やステークホルダーと連携する事で「単なるソリューション」とは異なった価値が提供出来ると考えております。手段や方法を問わず、様々な角度からソリューションを見出し、提供することができるのがCCIの差別化ポイントであり、強みだと思いますね。

ちなみに、ブロードキャスティング・ディビジョンのメンバーはどんな方が多いのですか?

ブロードキャスティング・ディビジョンは非常に専門性が高い部門です。広告セールスやマーケティング、プランニング経験を積んでいる方が多く所属しており、CCI全社の中でも注力している統合動画業推(←ハイパーリンク:https://www.wantedly.com/companies/CARTACOMMUNICATIONS/post_articles/499218)のメンバーを筆頭に放送事業領域の各業務に貢献できる経験豊富なメンバーが多いです。

急拡大する動画広告市場の知見をお持ちでない方とも折衝を行いながら、いわゆるKPIなどの目標数値や対応方法を考えていかなくてはいけないので、ヒアリングスキルと提案力は非常に重視しています。実際に広告主様や放送局様などのステークホルダーの皆様から、課題に対してどう取り組むべきなのかという問いをご相談いただくので、メンバー自身が向上心を持ってスキルを磨きながら、自らご要望を深掘りしつつ、伴走し寄り添えるような方が多いと感じますね。

安達さん自身はCCIには、どんな方が合うと感じていらっしゃいますか?

広告主様やメディア様、ソリューション事業社様など、ステイクホルダーの役割が多種多様な上、関わる方が多い中でコミュニケーションをきちんと取れる、コミュニケーションが好きな方が向いていると思います。まだまだインターネット広告業界に課題は多くあるので前向きに迷える方、そして自ら行動を起こせる方が合うと思いますね。

私達は社名にもありますが、コミュニケーションが全てだと思っているので、その点は非常に重視しています。インターネット広告業界は新しい技術により常に変化が伴います。そのため、決まった仕事を受け寄せて回すのでは無く、スキルを高めて自ら新しいものを探して変えていくことを楽しく取り組める方にきていただきたいですね。

また、変革期の中で広告業界自体が変わっていくと思います。そんな中で自分の専門性を思う存分発揮して、ワイワイ楽しめる人達とお仕事が出来ると良いですね!

部門としての今後の目標やビジョンなどはありますか?

ブロードキャスティング・ディビジョンが立てている数値目標は達成レベルで推移しています。急拡大する領域を担当しており、周りの期待も大きいのでより高い目標を持って取り組んで参ります。

特にCCI全社の中でも統合動画業推は強化部署として掲げております。現状の動画広告プラニングから、この部署を次のステップに向けて統合プラニングという従来のマスプラニングと組み合わせ、様々な広告主様のニーズに応えていく必要があると考えております。そのため、今後はブロードキャスティング・ディビジョンという部門に属しながらも、統合動画業推を軸にして、CCI全社の目標でもある統合プラニングに着手していきたいです。

安達さんの今後の個人的な目標などはありますか?

個人的な目標はあまり多くを求めていないのですが、とにかく楽しく仕事をして既存領域を強化しつつ、新しい取り組みや新領域の開拓など、メンバーや組織に還元できるものを少しずつでも増やしていきたいと思っております!

本日はありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!

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