こんにちは!リクパー人事担当の太田(@kekobus1989)です。
先日Wantedly経由で面談させていただいた方から、こんな質問をいただきました。
「リクパーでのキャリアパスってどのようなものがありますか?」
「ぱ、パスっていうのはあれですか?
いわゆる“道”ってやつですか…?」
いやー、汗をかきかき、出した答えはこちらです。
「あなたがリクパーで歩んだ軌跡が、いつか道になりますね…」
というのは半分冗談で(笑)。
でも、半分は本当かもしれません。
リクパーには、「職群等級」というキャリアステップに関する制度があります。これは、リクパーに在籍するメンバーが日々仕事を磨く中で求められる役割をステージ別に分けたもの。
できることとすべきことのレベルが高次になるにつれ、上(キャリアアップ)や横(キャリアチェンジ)への等級移動が可能なしくみになっています。
しかしながら、あらかじめ定められた「キャリアパス(=道)」なるものは、明確には存在しません。
それは会社が与えるものではなく、自らの手を挙げて切り拓くか、あるいは変化にしなやかに適応するための一連のプロセスでしかないからです。
リクパーのキャリアパスは“けもの道”
例えば、リクパー入社6年目(31歳・ゼネラルマネジャー・1児の父)鮎川の場合はこんな感じ。
しかもこの記事の公開後(2019年~)、鮎川は約20名が所属する1部門のマネジャーに就任。大所帯のマネジメントに精を出しながら、同時にHRテック領域の新規事業プロジェクトマネジャーも担当していました。
それどころか、最近は大型プロジェクトの企画開発専門部署を立ち上げることに。見事なカオスキャリアの様相を呈しています。
かくいう私(31歳・のらりくらり人事)も、もともとはリクパーのグループ会社「はたらくひと株式会社」の事務スタッフとしてスタートしました。
ところが3ヶ月ほど経ち、派遣事業の監査を終えてほっと一息ついていると、
「そろそろ、派遣事務にも飽きたやろ?」
と言われ、突然の担当変更。
そこからあれよあれよという間に全国の求人メディア代理店業を先輩と二人三脚で担当→慣れてきたころに求人応募受付専門コールセンターのSV→大手案件のプロジェクトチーム、新規事業、求人広告の制作担当を経て、自社採用に首を突っ込み、昨年から人事・組織まわりへとポジションチェンジ。正直、なにがなんだか分かりません。(笑)
ただ、気づけば入社時から4年半。昔からは想像もつかないくらい、見える景色が変わったなあ、と実感しています。
キャリアパスよりも大事な二つの考え方
他にもリクパーには、いわゆる「抜擢人事」を受け、大きな仕事を任されてきたメンバーがいます。(もちろん、必ずしも全員というわけではありませんが。)
入社初日から新規事業の立ち上げを担った奇特な新人、福岡勤務を経てローカルエリアを1県丸ごと担当することになった営業、自ら手を挙げての職種転換など。
彼らの変遷から分かるリクパーのキャリア観は、大きく2つ。
(1)リクパーは「今よりもっと伸びたい」という意志を持つ人を、決して見捨てない
年齢や年次がどれだけ低くても、能力が追い付いていなかったとしても、成長のきざしを頭ごなしに否定したり、無碍に扱ったりすることはありません。
「この仕事、お客さんのためにこうしたいんです」
という言葉に対して真摯にぶつかり、挑戦の機会を与え続ける風土があります。
(2)「キャリアパスは後からついてくる」くらいに考えていたほうがいい
これは今このブログを最後まで読んでくださっているあなたへ誤解なく伝わればうれしいのですが…
むしろちょっとくらい予想外の旅や寄り道があったほうが、人生は面白いと思いませんか?(笑)
絶えず変化し続ける時代・市場にあっては、はじめから整備されたキャリアパスなんていつ吹き飛んでしまうかわからない。
それよりも、どんな状況でもしなやかに動けるように自分の中に軸を持つことと、雲行きが危うくなったときに「よっしゃ!」と腕まくりして知恵と力を絞れる仲間がいることのほうが、きっとずっと心強いと思うんです。
「安定は会社じゃなくて、自分の中にある。」
これは代表の坂元や創業メンバーがよく口にし、13年間メンバーに引き継がれている大切な言葉です。
先ほどの鮎川も、「道とかあるわけないやん。キャリアはPathじゃなくてSeaよ。シー。海。」と言ってました。けもの道走り抜けて海出とる(笑)。
あらかじめ整備された舗道を歩くよりも、自分の中に軸を持って、どんなところでも楽しく切り拓いていくほうがワクワクする。
リクパーは、そういう人たちが集まる場であり続けたいな、と思っています。
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