Securify Scan | クラウド型Webセキュリティ診断ツール - Securify
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https://www.securify.jp/securify-scan/
こんにちは! スリーシェイクの鈴木です。
今回は、久しぶりの座談会企画! Securify Scan(セキュリファイ スキャン)を開発しているチームのみなさんに登場していただきます。
Securify ScanはURLを入れるだけで脆弱性の診断ができる、Webアプリケーションです。
2021年9月のβ版リリースから約2年。プロダクトを進化させ続けてきた立役者である3人に、Securify Scanの「これまで」「現在」「これから」を、たっぷりとお話しいただきました。
前編・後編の超大作(!)になりますが、ぜひ最後まで、お楽しみください!
<座談会メンバー>
鈴木(雄)さん:Securify Scan、PdM(プロダクトマネージャー)
ToyB0xさん(仮名):Securify Scan、アプリケーションチームリーダー兼EM(エンジニアリングマネージャー)
桜庭さん:Securify Scan、スキャナチームリーダー
*Securify Scanサービスサイト
鈴木:
まずは、スリーシェイクへの入社理由をお聞きできればと。
最初なので、鈴木(雄)さんからお願いできますか?
鈴木(雄)さん(以下、鈴木(雄)):
前にもどこかで聞かれた気がするのですが(笑)、良くも悪くもあまりこだわりがないんですよね。強いて言えば、自由で、コミュニケーションコストがかからない環境がいいなというくらい。
そんな中で決定打になったのは、吉田さんとのカジュアル面談(※オンラインで実施)でした。ちょうど妻が隣にいて「なんか、いきいきしてるね」と言ってくれて、「ここが合ってるんだろうな」って思えたんです。
ToyB0xさん(以下、ToyB0x):
鈴木(雄)さんと似ていて、楽しく働けそうだとイメージできたからです。実は、スリーシェイクにはもともとフリーランスとして、プロジェクトに参加していたんですね。
なので、みなさんが穏やかな性格で、かつ、なごやかな雰囲気で開発していたり、失敗しても許される、挑戦することを良しとする感じが、すごくいいなと思っていたんです。プラス、SREチームのサポートを受けられるのも心強いと感じていて。それで、正社員採用のオファーを受けました。
鈴木(雄):
さすが! 理由が明確で、しっかりしてる。
桜庭さん(以下、桜庭):
そこでいうと、自分はぜんぜんしっかりしてないのですが(笑)。2つ前の会社が夏堀さん(*)と同じで、転職の相談をしたら「じゃあ、スリーシェイクに来なよ」と誘ってもらったんです。いわゆるリファラルですね。
夏堀さんと同じで、自由かつスピード感のある環境が好きなので、夏堀さんがいい会社だと言ってるなら、大丈夫だろう、と。
*夏堀さんの記事も、ぜひご覧ください!
ToyB0x:
実際、入ってみてどうですか? 開発しやすい?
桜庭:
すこぶる開発しやすいですね。稟議もスムーズですし、障害になるものは今のところないですね。
ToyB0x:
代表の吉田さんの承認まで、1〜2日で進みますからね。ほんとストレスがなくていいですよね。
鈴木:
ここからが本題になるのですが、Securify Scanの開発における、それぞれの役割を教えていただければと思います。
鈴木(雄):
う〜ん…むずかしい。なんて言えばいいのかな? 開発以外の業務のほぼすべてに関わってる感じがする。セールスと一緒に商談に入ったり、マーケティング戦略を考えたりすることもありますし、本来のPdMの仕事として機能開発のロードマップをつくったり、あとは、Securifyのブランド戦略を考えたりといったこともしていて…ToyB0xさん、僕っていつも何してますっけ?
ToyB0x:
PdMとしてチームをまとめてくれる存在で、僕たちエンジニアから見ると、「エンジニアに優しいリーダー」ですね。一度も怒ったところを見たことがないし、無理なスケジュールもちゃんと止めてくれる。
桜庭:
エンジニアリングのことをわかっているので話しやすいですし、マネジメントも完璧ですし、何も言うことがない。
ToyB0x:
たしかに。エンジニアとして開発したことがあるからこそ、噛み砕いてわかりやすく説明できるし、スムーズに進めることができるんだと思います。
鈴木(雄):
なんか、めっちゃ褒められてる。嬉しいけど、褒められ慣れてないから、ゾクゾクしてきちゃいました(笑)
鈴木:
せっかくなので、鈴木(雄)さんのバックグラウンドをお話しいただければと。
鈴木(雄):
では、簡潔に。新卒で大手SIerに入社して、そこでアプリケーションエンジニアとして10年ほど、開発を経験しました。実は、アプリケーションだけじゃなく、インフラとか広く浅く関わっていたので、そういう意味で言うと、幅広く知識が身についたのかもしれません。
鈴木:
その経験が今、活かされているわけですね。
鈴木(雄):
活かされ…てるのか?(笑)
ToyB0x、桜庭:
ぜったい活かされてますって!
鈴木:
賛成多数ということで(笑)。
次、ToyB0xさんお願いできますか?
ToyB0x:
開発は、アプリケーションとスキャナの2チームに分かれていて、そのうちアプリケーションのチームリーダー兼EMをしています。開発領域は、フロント側すべてとサーバー側のうちTypeScriptを使っている部分ですね。
マネジメントスタイルは、サーバントリーダーシップを目指しています。ぐいぐい引っ張っていくのではなく、支えるといえば、イメージしやすいでしょうか。芸能人のマネージャーみたいに、「朝7時に迎えに来て」などお願いすればなんでもする。至れり尽くせりのサポートをしていきたいですね。
もうひとつ、EMとしては採用が大きなミッションになります。今回の座談会も、チームの雰囲気を知ってもらえるなど何かしらプラスに働いて、いい人が採用できたらいいなと思っています。
鈴木:
採用に関わっている立場として、ToyB0xさんのスタンスはとても有難いですし、心強いです!
開発は2チームに分かれているとのことでしたが、桜庭さんの役割をお聞かせいただければと。
桜庭:
スキャナという、脆弱性診断のコアとなる部分を開発しているチームのリーダーをしています。チームメンバーが4人いるのですが、正社員が自分だけという理由で暫定的にリーダーになっている感じです。
ToyB0xさんと同じで、今は採用に力を入れています。近々1名、入社が決まっているのですが、まだまだ足りないので…。
鈴木:
桜庭さんも「いい人を採用したい」なんですね。HR本部としても全力でがんばります!
ちなみに、開発の部分ではどうですか?
桜庭:
自走できる上に、セルフマネジメントも完璧なメンバーが揃っているので、マネジメントする必要がない状態なんですよね。
リーダーとしてやるべきなのは、アプリケーションのリリースに関して最終的な責任を持つことや、技術選定に関しての意思決定をすることくらいですかね。あとは、いちエンジニアとして開発をしています。
鈴木(雄):
やることないの、僕も同じです。正直、めちゃくちゃ楽をさせてもらっていまして。桜庭さんも、ToyB0xさんも、すごく優秀で、全体の方針のすり合わせだけすれば、あとの細かいタスクはほとんどタッチせず、お任せできちゃうんです。
桜庭:
むしろ、いい意味でほっといてもらえるので、ありがたいです。
鈴木(雄):
だろうなと思ってました(笑)。
桜庭:
あ、バレてました? 昔は、「暴走特急」と呼ばれていたこともありまして...。行き先だけ示せば勝手に走る、と言う意味ですね。要は、自由にしてもらえるほうが動きやすいんです。
鈴木(雄):
真面目な話、指示どおりに動く、開発するタイプは向いてないと思うんですよね。ToyB0xさんもたぶん、桜庭さんと同じタイプですよね?
ToyB0x:
そうですね。目的が達成できればOKというスタンスで、やり方とかはある程度、自由や裁量があるので、やりやすいと感じています。
ただ、自由といっても放任じゃなく、メンバーに合わせて仕事を任せたり、サポートしたりというのを、鈴木(雄)さんも桜庭さんも僕も、意識しながらやっているので、バランスもいいのかなと思ってます。
鈴木:
あ、猫ちゃん登場ですね! ちょうどキリのいいところで登場するとは、慣れている感じが(笑)
桜庭:
一瞬、カメラの前に登場して、今、膝の上にいます。
ToyB0x:
夏堀さんとのミーティングでも、よく登場するのですが、みんなの癒しになってますよね。Slackの「猫を愛でる会」、僕も参加させてもらってます。
桜庭:
ちなみに、「犬を愛でる会」もあるんですよ。
鈴木(雄)、ToyB0x、鈴木:
知らなかった!
鈴木:
もしかしたら、猫好きに対抗してできたのかも…ですね(笑)
(後編へ続く)