- Reckoner API
- プロジェクトマネージャー
- 経理担当
- 他28件の職種
- 開発
- ビジネス
- その他
はじめまして! スリーシェイクの土方(ひじかた)です。
1年ほど前に入社しているのですが、こうしてインタビューをするのは初めてで緊張しているのですが...悩んでてもしょうがないので、さっそく、インタビューを始めたいと思います!
今回は6月入社のフレッシュな新人マーケター、村上さんにご登場いただきます。
アシスタントとマーケティングって、意外と似てるかも
土方:
こうやってじっくり話すのは、入社前の面談以来ですね。村上さんはたしか、アシスタント枠で応募してくれたんですよね?
村上さん(以下、村上):
ですね。アシスタント希望で面談もしていただいたのですが、枠が埋まってしまったと聞いて。残念だな…と思っていたところに、土方さんからイベントマーケティング担当の打診がありまして。
土方:
打診したのは僕なので、こんなことをいうのはアレなのですが、違和感とかはなかったんですか?
村上:
あまりなかったですね。マーケティングの仕事は、プロダクトを知ってもらい、興味を持ってくれた人の購買意欲を高めた状態で、セールスにパスすることですよね。セールスがアポを獲得したり、受注につなげるための「裏方」という意味で、アシスタントの仕事と似ているなと思ったんです。前職では、展示会やウェビナーの運営のお手伝いをしていたので、マーケティングにもかなり興味がありましたし。
もうひとつ、もともと、みんなが仕事をしやすいような環境だったり、仕組みをつくるのが好きというのも大きいと思います。「これから土台を作っていく」と聞いて、仕組みづくりから任せてもらえるのは、おもしろそうだなと。
土方:
そういわれると、マーケターとアシスタントのお仕事はたしかに通ずるところがありますね。ITの専門知識についてはどうですか? スリーシェイクのプロダクトは専門性も高いですし、僕は理解するのにかなり時間がかかったのですが…。
村上:
新卒で入った会社がIT系だったので、苦手意識とかはないんですよね。専門用語や開発については、まだまだわからないことも多いですが、自分で調べたり、エンジニアさんに聞いたりすれば問題ないのかなと思ってます。
土方:
そういえば、面談でもこんな話をしましたよね。自分から積極的に聞きにいかないと厳しいよ、待ってるだけじゃダメだよ、って。
村上:
その言葉、すごく印象に残ってます。おかげで、入社後に「言ってたことと違う」みたいなミスマッチはまったくなくて。良いところだけじゃなく、厳しさもちゃんと伝えてくださって、ほんとありがたいです。
なんでもやらせてもらえる=丸投げじゃない
土方:
今は、どんな仕事をしているんですか?
村上:
大きく分けると2つあります。ひとつは、外部の登壇イベントの対応です。運営会社とのやりとり、登壇者への情報共有など事前準備はもちろん、イベント後のサンクスメール配信もしています。もうひとつは自社開催のウェビナーです。集客、開始前・終了後のスライド準備、zoomの設定やトラブル対応など当日の運営、サンクスメールの配信まで、仕組み化するところから始めて、最近やっと上手く回せるようになってきたのかなと感じています。
外部イベントにせよ自社のウェビナーにせよ、登壇者はスリーシェイクの精鋭メンバーになるので、トーク内容は完全にお任せしちゃっていますね。一方で、ハウスリストによる集客や、サンクスメールで自社ウェビナーに誘導するなど次につなげる、ナーチャリングしていくのがわたしのミッションなので、効果を高められるよう、いろんなことを試している状態です。
土方:
実際にマーケティング活動をしてみて、むずかしいと感じているところはありますか?
村上:
わたしにとっても、会社としても、初めてのことが多いので、トライアンドエラーを繰り返していかなくちゃいけないところが、むずかしいところであり、逆にやりがいがあって楽しい部分でもあると感じています。
マーケターとしてまだまだ知見が足りないので、改善方法がなかなか思いつかなかったり、やってみても上手くいかなかったり。失敗すると落ち込んでしまうのですが、失敗を叱るのではなく認めてくれるので、ものすごく救われています。それにやっぱり、いい意味でなんでもやらせてもらえるのは、めちゃくちゃ楽しいです。
土方:
むずかしいけどおもしろい、という感じなんですね。ちなみに、新しいことを始めるときは、どんな感じで進めているんですか?
村上:
自分が納得してからじゃないと動けないタイプでして。やりたいことがあれば、まずは自分でいろいろ調べてみて、「〇〇をやると、こういう結果が出る」というところまで考えてから、北村さん(ビジネス本部長でマーケティングも管掌しています)に相談しています。
たいていのことはやらせてもらえるのですが、「あとはよろしく!」という感じじゃないのもありがたいなと。ちゃんと相談すればアドバイスやサポートをいただけるし、いろんな人と協力して仕事を進められるので、不安はないですね。
土方:
一度、自分で考えてみることで、自分の成長にもなりますしね。成長というところで、スリーシェイクに入社してから、成長や変化を感じていることはありますか?
村上:
スピードをすごく意識するようになりました。みなさんほんとに仕事が早いので、レスポンスを早くするように心がけたり、お願いや質問をするときにも相手の負担をできるだけ軽くするようにしたりとか。
土方:
負担を軽くするというと?
村上:
箇条書きにしたり、Yes/Noで答えられる質問にしたり、文章をシンプルにしたりなど、わかりやすいアウトプットをすることですね。文章を読んだり、質問に答えるって、すごく簡単そうに見えますが、読みにくい、答えづらいと時間もかかりますし、それを1日に数十回やるとなると、ストレスも大きくなってしまうと思うんです。できるだけそういったことを感じさせず、仕事の手を止めないようにできたらいいなあと。
スリーシェイクにしかできないイベント、自分にしかできない仕事をしたい
土方:
マーケティング活動としてでもいいですし、村上さん自身のことでもいいのですが、やりたいこと、できるようになりたいことはありますか?
村上:
企画ができるようになりたいです。イベントの運営だけだと、できることがどうしても限られてしまうんですよね。プロダクトごとにターゲットと訴求内容を決めて、それを企画に落とし込めれば、もっとたくさん成果を出せると思うんです。欲を言えば、スリーシェイクにしかできないテーマを企画できたらいいなと。そのためにも、まずはプロダクトの知識をしっかり身につけなくちゃですね。
ほかにもやりたいことはいっぱいあるのですが、中でも集客とナーチャリングに力を入れたいなと思ってます。集客は今のところ上手くいっているのですが、回を重ねるごとに集まらなくなってくるはずなんです。そうなってからでは遅いので、より質の高いリードを獲得できるイベントに出てハウスリストを拡充させたり、ハウスリスト以外からの集客方法も検討したりなどの施策を考えているところです。
土方:
現時点で集客が上手くいっているのには、なにかコツや工夫していることがあるんですか?
村上:
たくさん人が集まっているウェビナーに参加して、届いたメールを分析して、真似してみる感じです。社内でもアドバイスはいただけるのですが、知識や選択肢はたくさんあったほうがいいと思うので、他社さんのウェビナーも積極的に参加しているんです。
実はこの前、アンケートで新しいやり方を試してみたんです。一般的には、チャットやメールでアンケートのURLを送って「よかったら協力してください」という形が多いと思うのですが、ウェビナーの中でアンケートに回答する時間を作っていた会社さんがあったんですね。
土方:
半強制的な感じですね(笑)。
村上:
そうなんです、なんとなくやらなくちゃという気分になりますよね。で、実際にやってみたところ、たしかに回答率は上がったんです。でも、途中で退出してしまう人も増えてしまって。どちらを取るかという話だとは思うのですが、できるだけたくさんの人にアンケートを回答してもらう方法は、今後も模索していきたいなと思ってます。
土方:
うーん、なかなか上手くいかないものですね。頭で考えているだけじゃなく、こういうふうにやってみないとわからないものって、多いのかもしれないですね。これからの村上さんのチャレンジに期待してます! 今日はありがとうございました!