アンドトランク株式会社はオーディオ・楽器・カメラの買取店の「ニーゴ・リユース」を主力事業とする会社です。買い取り事業を行うにあたり、ニーゴ・リユースの店舗管理や査定業務、商品管理やマーケティングを行う部署などが必要となってきます。
そして2023年5月現在のアンドトランクには以下の3つの部門が存在しています。
- 営業本部
- 人事部
- 社長室
今回は買取査定の根幹となる部署、営業本部について紹介していきます。
「もしアンドトランクに入社したら自分はどうやって働くんだろう?」「どんな仕事を誰が担当しているんだろう」といった疑問をもつ方はぜひ参考にしてみてください。
営業本部とは?
営業本部
営業本部は主に以下の3つの部署を統括する部門です。
・各店舗ユニット
・買取部
・管理部
(本社所属 村上営業本部長)
店舗/査定/商品管理全体を束ねています。社員が実際に関わるのは各店舗ユニット・買取部・管理部の部署の方が多くなってはいますが、そういった身近な業務に関する部署全てを管轄する重要な部門が営業本部です。
次に営業本部傘下の3つの部門について紹介していきます。
ユニットとは?
アンドトランク株式会社の主力事業となっている専門買取店ニーゴ・リユースは2023年5月現在で全国に8拠点あります。アンドトランクでは拠点を1〜4つずつに分けた「ユニット」ごとに担当管理者を配置し、管理しています。
基本的に社員として入社した後は、配属された店舗のユニット長を上長として仕事をしていくことになります。
①ユニット1(札幌・福岡)
第一ユニット長:本社所属 佐藤管理部 部長(兼務)
②ユニット2(郡山・長野)
第二ユニット長:郡山店所属 熊田ユニット長
③ユニット3(高崎・静岡・広島・まとめ店)
第三ユニット長:本社所属(群馬県出向中) 有澤ユニット長
④ユニット4(仙台)
第四ユニット長:本社所属(宮城県出向中)清水人事部 部長(兼務)
社員にとってもっとも身近な部署であり、店舗内でのトラブルや店舗管理については各ユニット長に報告・相談していくことになります。
買取部とは?
買い取り事業を主力とするアンドトランクならではの部署です。主に「ニーゴ・リユース」の査定に関する業務を担当している部署です。
(本社所属 小向買取部長)
主な業務内容は以下の5点となっています。
①値付け業務
査定では査定士がお客様の商品データを本部へ送信し、本部スタッフが過去の流通相場を元に適正仕入額を決定しています。このほか値段がつきにくい商品を専門業者へ卸す判断・指示を下すのが値付け業務です。
②商談管理
査定中にお客様が満足するように買取が出来ているか査定士を通して聞き成約へ促したり、買取できなかったお客様に対して後日商談をする案件を査定士とともに成約できるよう戦略を考え、再営業していきます。
③査定士のスケジュール管理
各店舗のエリアカレンダーを作成、問い合わせ状況を確認、無駄のないスケジュールを立てます。また、各査定士のアポ状況を把握・確認して効率よく1件でも多く回れるようにカレンダー調整・管理しています。
④各数値・データ管理
査定士別の数値を収集、課題発見、分析を行い、買取部主体で改善点の提案、検証作業をしていきます。数値が安定しづらい査定士に面談をセッティングしたり、査定のマニュアル動画の作成を担当したりしています。
⑤営業車管理
営業車を運転する従業員に対する書類や車両の外装・内装の月2回点検の指示や月1で営業車のドライブレコーダーのデータ確認を担当しています。営業車に関しても整備業者の対応、保険加入手続き、車検対応など対応している他、従業員が交通事故を起こしてしまった場合警察や会社への報告・被害者の救護なども対応しています。
査定業務を行う中で関わる機会が多い部署です。査定中での対応や営業車に関することはこの部署に相談となります。
小向部長の他にも熊田ユニット長もこの買取部所属となっています。(ユニット部署と買取部兼任)
管理部とは?
買取事業「ニーゴ・リユース」で買い取られてきた商品や、工場を管理する部署です。
(本社所属 佐藤管理部長)
主な業務内容は以下の三点になっています。
①工場管理業務
生産管理:生産計画を立て必要な人材(人数)、必要な資材、設備、スケジューリングを決定して計画を立てる
品質管理:全店舗が同じクオリティーで撮影・検品・梱包などの作業を一定の基準を維持できるように管理する。
工程管理:現場での作業をより効率的に出来るよう、道具や設備の導入計画、指導管理
安全管理:作業員の安全を守るための管理業務。適切に道具を使用しているか、商品の置き方は適正かなど基本的なルールを守らせる必要があります。
KPI(重要業績評価指標)の把握:組織における「目標達成」への度合を定義するために使われる数値(当社では工場稼働率・商品撮影数・時間当り・商品別クレーム率)を把握・管理します。
②販売管理
ヤフオク!販売、ストア管理業務:ヤフオク!商品の流れを管理します。落札された商品の入金に遅れが出ていないか、落札されなかった商品が再出品されているかなどの管理。他にクレーム対応の管理、クレーム内容のデータ分析から改善、防止案の施策、出品作業、出荷に遅れなど出ていないかなどヤフオクに関わる全ての管理となります。
業者小売りへの対応:間接輸出などの出荷業務の管理が主となります
売上管理:在庫表をもとに現在の売り上げ状況や在庫状況を確認して管理をします。
③SV(スーパーバイザー)
コールセンター:スタッフの指導、育成などの管理
ヤフオク!出品スタッフの管理:スタッフの指導、育成、スケジュール管理、出品点数、時間当たり出品数の確認・管理業務
勤怠管理業務:勤怠管理システムを利用し、始業から終業までの時刻、時間外労働などの状況を管理します。
査定業務に出ることの多い社員にとっては普段は関わりの少ない部署ですが、買い取ってきた商品や販売中の商品に関することを管轄する重要な部署です。
買取部と並んで会社の売り上げを左右する部署でもあり、各店舗の工場スタッフ・社員への指示を細かく行ってくれます。
今回は社員と関わりの多い部門・部署について紹介していきました。
次回は求職者の方々や、査定の仕事を依頼するお客様方がその仕事を目にすることの多い人事部・社長室について紹介していきます。アンドトランクをもっと知りたい!という方はぜひご覧ください。