こんにちは!ニーゴ・リユースの越でございます!
思い出の査定シリーズ5回目!
今回は長野店の吉田さんにインタビューをしました!
彼とは1年間、長野店で共に仕事をしてました。
店舗内での吉田さんはいつも周りを楽しませてくれるムードメーカー的な存在、
とはいえ、実際に吉田さんの査定を見たことがなく、普段どんな査定をしているのだろうと思いましたので、今回インタビューを試みました。
インタビュー記事を載せる前に、まずはお決まりのプロフィールを紹介したいと思います!
吉田 雄也
1988年9月7日生まれ
2020年アンドトランクに入社
現在は長野店勤務
趣味はプラモデル造り
吉田さんインタビュー
越「よろしくお願いします!」
吉田「よろしくお願いします!」
越「改めてこうインタビューするとちょっと照れるね(笑)」
吉田「そうですね(笑)」
越「さっそくですが今年で査定士3年目ですが、想い出に残っている査定はありますか?」
吉田「そうですね、今年の6月に査定したお話をしたいと思います」
大量のオーディオ査定
吉田「今年の6月ご実家のオーディオを査定してもらいたいという案件がありまして、何でもお父さまが亡くなられてご整理をしたいという依頼でした。ご自宅に上がらさせて頂いて正直面食らいました」
越「面食らった?」
吉田「えぇ。ご自宅の1、2階にあるオーディオを見てほしいといったことだったのですが、オーディオが大量にありまして、控えめに言っても床が見えないほどにオーディオがありました」
越「それは面食らいますね」
吉田「1階だけオーディオに埋め尽くされているご自宅はごく稀にあったりするのですが、そのご自宅は2階にも大量のオーディオがあったんです。恐らく100点以上はあったかと」
越「たまにそういったご自宅ありますよね(笑)」
吉田「これは1日通しての査定になるだろうなと思い、気合い入れてお品物を査定していました。
拝見している中で、ご依頼されたお客様は『こんなにオーディオ持っていたんだ』とか『こんなレコード持っていたんだ』とか、お父様が集められていたものに対して微笑んでいらっしゃいました。お品物を査定していて『お父様こういった音楽聞かれていたんですね』とか『ここまでオーディオを集められていたってことは音楽全てを愛していらっしゃったんですね』など、お客様とお父様のお話をずっとしていました」
越「お品物を通してお父さまの知らない一面を感じられていたんですね」
吉田「その中でもお客様が子供のころ、よくお父様と聴かれていたレコードを見つけた時、『あぁ懐かしいなぁ』とポツリ呟かれまして。懐かしさに浸り幼少の頃を思い出し微笑んではいたのですが、その表情は少し寂しさも感じられました。
全ての査定、搬出作業も終わり帰り際お客様から
『今日は吉田君が来てくれて本当に助かったよ。ホントのこと言うと、知らない人に父の品物を任せるのは正直気が引けるのだけれど、一緒に思い出話に華を咲かせてくれたし、何より大量にオーディオがある中、たった1枚の大切な思い出が見つかってよかったよ。ありがとうね』
と言っていただけてお客様の為に査定が出来たことが凄くうれしかったです」
越「査定士としてそのように言っていただけるのはとてもありがたいことですよね。他にはどんな査定がありましたか?」
吉田「そうですねぇ。リピートのお客様からのお話をしたいと思います」
リピートのお客様から頂いた言葉
吉田「以前オーディオの査定をし、また今年の8月にも呼んで頂きましたお客様のお話です。以前は買い替えの為にニーゴ・リユースをご利用頂いたのですが、今回は断捨離をしたいというご依頼でした」
越「オーディオ全てですか?」
吉田「お客様のご自宅には何セットもあったのですが、今回は1セットだけ残してあとは整理しようという内容でした」
越「そうだったんですね。確かに何セットもあれば使い切れないですからね」
吉田「その中にはハイエンドなオーディオもあったので、勿体ないのではとお客様にいったんですよね。そしたらお客様から
『確かに勿体ないけれど、使わなければただのオブジェだし。でも自分で苦労して買ったオーディオを捨てるのも忍びなくてね。どうしようか迷っていた時、以前吉田くんが来てくれたのを思い出してね。吉田くんは本当に丁寧に品物を扱ってくれるし、次にちゃんと使ってくれる人に販売してくれるでしょ?そう思って連絡したんだ』
と言ってくれたんです。凄く嬉しかったですよ。その想いに応えようと僕なりにまた丁寧に査定をして、時にはお客様とオーディオ話で笑ったりしてましたね」
越「そう言ってくれて本当に良かったですね」
吉田「全ての作業が終わった後、
『今日は本当にありがとう!吉田くんが来てくれて本当に良かった。色んな業者さんがいるけれど、これほど親しみやすく話しやすい人はいないよ。また何かあったときは必ず連絡するね』
と言って頂けて、今までにない満足感を得ることが出来ました」
越「満足を提供する側だけれども、満足感を得られるなんて最高な査定ですね。今後はどんな査定士になりたいですか?」
吉田「そうですね、店舗に貢献するのは当然ですが、お客様としっかりお話をして満足して買取を出来る査定士を目指したいです。単にお客様から買い取るのは正直誰だって出来ることですが『吉田さんに来てもらってよかった』っていっぱい言ってもらえるような査定士になりたいですね!」
越「いつか叶うといいですね!ありがとうございました!」
吉田「ありがとうございました!」
まとめ
吉田さんとは1年間同じ店舗で働いていたのですが、彼に対して苛立ったり怒ったりすることは全くありませんでした。
いつも他愛もない話をして笑っていたり、私が悩んでいたりすると「どうしました?話聞きますよ」と声をかけて話を聞いてくれたり。
吉田さんは自分の想いは後にして、まず周りの人の想いを聞いて、見て、考える。
だからこそ「吉田さんに来てくれてよかった」という言葉を頂けるのだと思います。
人を思いやる気持ち、とても勉強になりました。
吉田さん、ありがとうございました!
最後に彼と昔とった写真を