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目指せ買取率100%!就職することに葛藤もあったけど、成長を実感できています

5月。新卒で入社したみなさんの中には、そろそろ研修を終えて独り立ちする人が出てくる時期です。今回インタビューをした田中さんは、ニーゴリユースで買取査定士としてすでに北海道を飛び回っています。入社の経緯とどのように社会人として成長しているのかを伺いました。

就職か音楽どっちを選ぶ?いや両方だろと。

-どんな学生時代でしたか?

音楽関係の専門学校に通っていて、プロのミュージシャンを目指していました。好きな音楽はジャズとかメタル系の音楽。Slipknotとか。

-音楽の専門学校を卒業して新卒で就職するのは珍しいですね

周りの同期を見渡してもいないですね。就職したとしてもライブハウスとか音楽関係の仕事が多いです。

-なぜ就職することに決めたんですか

やはり経済的安定と、正社員という立場のメリットが大きいなと。自分のことを説明するときに、正社員とアルバイトのミュージシャン志望とでは社会的信用が全然違います。生きていく上で便利なことも多いだろうし…と。まぁ相当悩みましたけどね。

-悩んだというのは就職すべきかどうかという部分ですか

そうです。周囲はみんな「卒業してからどうするか考えるわ」的な同期が多かったので。就活に関して相談できる人が少なかったのは心細かったです。専門学校による就活支援も一切なかったので、全てが手探りでした。

-音楽を続けるかどうかという点については?

そこに関しては僕は就職してからも一切音楽を辞めるつもりがなくて。音楽活動に割く時間を作れてかつ活動に対して肯定的な社風であることが、会社を選ぶ上で絶対条件でした。

今の時代は配信とか宅録とかネット上で全て完結させようと思えばできます。少し前みたいにスタジオ・リハ・ライブのために、長時間現地で拘束される必要性が必ずしもなくなっている。僕はオンラインのメリットを活用して音楽活動をしたいと思っているので、正社員として働くことが音楽を諦める事にはならないと考えています。

運命的すぎるニーゴリユースとの出会い

-ニーゴリユース入社の経緯を教えてください

たまたま求人サイトでニーゴリユースの募集を見つけました。2019年の9月くらいかな。楽器・オーディオのリユース業という事で、自分の音楽活動ともリンクする事業内容だと思いました。

それで専門学校で担任のギターの先生に「ここ受けようと思うんですよ」ってニーゴリユースの募集を見せたんです。そしたら先生、ニーゴリユースのCMで使っているBGMをギターでひいてたことが判明して。「打ち合わせで社長と話したけど超いい感じの人だったよ。ここならいいんじゃない?」と言ってもらえました。信じられない偶然で、運命を感じちゃいましたね。それですぐ応募した。

-卒業前にはニーゴリユースで研修はあったんですか?

はい。11月から月に2回ほど札幌店で研修を受けました。研修ではオーディオの扱い等の商品知識を学びました。ニーゴ検定という社内検定があって、それに合格することを目指すのが最初のハードルですね。あとは名刺の渡し方とか社会人としてのビジネスマナーも学びました。

-これから入る予定の会社での研修はどんな気持ちでしたか

やっぱり緊張しましたね。僕はニーゴリユースに対して「ものすごく結束力が硬い会社」という印象を最初に持ったんです。ですので、この結束力の中に溶け込むのは大変そうだなという不安はありました。

でも、実際に数回研修を過ごすとそんな不安もなくなりました。とにかく皆さん本当に気さくでいい人。全く壁を作らない雰囲気だったので、すぐに馴染むことができました。

逆同行でハートに火をつけて

-入社後は研修が続いているんですか

実はもう査定士として独り立ちしています。4月の下旬くらいからお客さんの自宅を一人で回っていますね。

入社から3日くらいは先輩と同行して査定士の動きを学びました。次に、主役は自分で先輩はあくまでサポートという、逆同行での買取業務を行いました。トータル2週間程度で独り立ちした流れです。

-早い独り立ちですね。苦労したことはありますか

ニーゴリユースの査定士は、お客様の自宅に伺って一点でも多く買い取るのがミッションです。当然商品知識は必要になりますし、会話もしなければならない。僕はギタリストなんで楽器とかオーディオに関してはそこそこ詳しいんですが、それ以外のカメラ等に関してど素人。最初は自信がなくて会話もうまくできませんでした。

それを改善するために、同行する先輩の振る舞いとか発言をとにかく研究するようにしました。わからなかったことは次のお宅に訪問するまでの車内で全部聞く。商品知識の勉強も熱が入りました。知識がないと買い取れないという危機感があったんです。

-その結果、早い独り立ちとなった

はい。逆同行の時に悔しい思いをたくさんしました。自分がうまく話せなくて先輩が怒涛のフォローを入れてくれた結果、成約したようなケースが結構あって。もちろん買取ができたこと自体は嬉しいはずなんですが、やっぱりモヤモヤしますよね。自分の力で買い取れるようになりたいと思って、火がついた感じです。

-今一人で回っていて楽しいことはなんですか

やっぱり買取をできたときは嬉しいですね。あとはいろんな土地に買取に行けること。北海道は広いので泊りがけのケースもあります。

みんなで数字を達成していく面白さ

-査定士に対しての買取の目標数値はあるんですか

個人に対してはありません。店舗全体での数値達成のためにみんなで頑張っていきます。社員同士の結束力が硬いのは「みんなで目標に向かう」スタイルなのが影響していると思います。

数字に関して面白いのが、毎日自分の数字を確認することができるんです。例えば買取率なら、昨日は89%だったけど今日91%だった。よし明日の案件で93%を目指そう、という気分になる。個人目標はないんですが、自分の動きの結果が明確にわかるのでモチベーションが保たれます。

しかも、それがslackのグループで送られてきて、他の人の数字も毎日見れるんです。誰が調子いいかわかるし、過去の数字を追っていけば成績が急激に良くなっている人がいたりもする。

そういう人を見つけた時に、みんな積極的に「どうやってるの」って聞きにいくし、聞かれた方も隠さず答える。これがすごく刺激になっていると思います。

買取率100%を目指します

-今後の目標を教えてください

僕は最終的に買取率100%を目指しています。買取額には運の要素が結構あるんですが、買取率は自分の接客が良ければ上がっていくだけなんで。まずは完璧な接客を行い買取率を100%に近づける。そうすれば自然と買取額も上昇する可能性が高くなると考えています。

あとはコロナの影響もあって今あまり活動できてないですが、音楽もしっかり続けていきたいですね。せっかく理解してくれる環境にいるので。社内でも現役で活動している方も結構いますし、仕事とプライベートを充実させていきたいです。

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