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なにをやっているのか

180 Degrees ConsultingはNPO・NGOが直面した直面した課題に対し、革新的、実用的かつ持続可能なソリューションを提供します。しかし社会経験豊かなクライアント様に対して、私達は学生。並大抵のアウトプットではクライアント様の期待値を上回ることはできません。そこで私たちは可能な限り優秀な学生を集めてチームを結成し、研修を提供してチームの能力開発を行います。 こうして確かな価値を生むことができるコンサルティングチームを構築し、クライアント様の課題解決に取り掛かるのです。これまで手がけたプロジェクトはファンドレイジング、採用戦略、イベント策定、Webサイト最適化など多岐に渡ります。プロジェクト期間中はプロのコンサルタントのメンタリングを受け、クライアント様と方向性を確認しながら進めます。

なぜやるのか

株主資本主義に傾きつつある企業、多数派に耳を傾けざるを得ない政府に代わり、社会責任を果たす主体としてNGO・NPO、いわゆる第三セクターへの期待は高まっています。日本では1998年のNPO法成立以降、NPOの数は増加する一方です。 非営利組織による社会課題解決は順風満帆に見えて、実は課題山積なのです。自身の活動成果に十分満足していないNPOは全体の8割以上にのぼります。 コンサルティングは、こうした非営利団体の課題解決に際して最も強力なサービスの一つです。しかしながら大半のNPOは十分な資金を有しておらず、高いフィーを支払うことができません。多くのファームがCSRの一環としてプロボノ活動を行っているのも事実ですが、その規模は限られています。 そこで私たちは強い熱意と高い能力を有していながら時間を持て余している学生をコンサルタントとして採用・教育し、非常に低いコスト(ほぼ無償)でコンサルティングを提供することを思いつきました。 社会経験がほとんど無い学生が主体となってコンサルティングを行うことは不安を伴うものでした。しかしパイロットプロジェクトにおいてクライアントの期待を大きく上回る成果物を提供できたため、私たちはこのアイデアを実際に始めたのです。

どうやっているのか

組織は「ボード(運営メンバー)」と「コンサルタント」に分かれていて、ボードの方はメンバーが入れ替わりながらも固定的ですが、コンサルタントの方はプロジェクト毎に一般の学生から募集しています。プロジェクト開始時期は学生が集まりやすい夏期(5月〜8月)及び冬季(11月〜2月)を基本としています。 コンサルタントはボードが獲得したクライアントに話を聞きに行き(ある程度の課題抽出はボードがやります)、何が本当の問題なのか?どういう施策がクライアントの利益になるのか?という事を協力企業のサポート・トレーニングを受けながら考え、最終的にクライアントの団体に対して発表を行います。コンサルタントは基本的に4〜5人で活動を行います。 ボードメンバーはクライアントの獲得・ある程度の課題抽出・プロジェクト中のクライアントとコンサルタントの調整、180DC internationalとの提携、協力企業との提携、コンサルタントの募集、コンサルタントへのトレーニング構成・実際のトレーニング、その他全般の団体運営に関しての仕事を行います。 頻度に関して、ボードは現在のところ毎週木曜日の夜に、オンラインでミーティングを行っています。 コンサルタントはチーム毎にはなりますが、週に1回はチーム内のミーティングに参加します。コンサルタントはチーム内ミーティングに加え、必要に応じてクライアントを交えたミーティングを行います。こちらは二週間に1回程度が目安です。 時間と才能を持て余した学生の皆さん、非営利団体の社会インパクトを高めるお手伝いをしませんか? 私たちは弊団体に参画するメンバーを随時募集しています。募集するポストはクライアント様へのコンサルティングを行うコンサルタント、コンサルタントを統括するプロジェクトリーダーに二種類です。