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「人の役に立ちたい」事業創造を楽しむ熱意の源には

01Boosterは『事業創造の力で世界を変える』というミッションの基、新規事業創出を様々な取り組みで支援している会社です。
提供するサービスはアクセラレータープログラムの運営、大企業の社内新規事業創出支援、ベンチャー投資、スピンオフの創出、インキュベーション施設運営など多岐にわたります。
本日は、01Boosterの「スタートアップグロースパートナー部」に所属する、岩本明希子さんにインタビューを行いました。彼女は昨年の6月に入社し、スタートアップの支援や、大企業とスタートアップのマッチングおよび協業支援を行うスカウティング業務など、多方面で躍進中の、4歳の娘さんを抱えるお母さんです。子育てと両立しつつ、日々全力で仕事に向き合う岩本さん。インタビューする中で垣間見えた、彼女の仕事に対する情熱やモチベーションにも注目しながらぜひご一読ください。

プロフィール
岩本 明希子 Iwamoto Akiko

筑波大学卒業後、新卒でBPO企業に入社。人材アウトソーシング部門にて人材派遣の営業に従事。派遣スタッフと企業のマッチングからフォローアップまで、また業務委託案件の現場統括を経験。その後、会員組織の立ち上げや組織運営のサポート等を行う会社にて、富裕層向けのイベントや優待開発の企画・実施や、製作物のディレクション等を担当。
2023年6月より01Boosterに参画。

スタートアップとのネットワークを拡大する中で見えてきたこと

ーー最初に、01Boosterでの、ご自身の業務内容についてお聞かせください。

岩本:私の主な業務は、スタートアップとのネットワークを広げること、そして彼らを支援することです。スタートアップは事業を拡大する過程で、常に「ヒト・モノ・カネ」等のリソースが逼迫しています。一方で、01Boosterのネットワークには、起業経験を持つメンバーやスタートアップへの投資を行うVC(ベンチャーキャピタル)、大企業や地方自治体、大学・研究機関など、さまざまなステークホルダーがいます。そのため、スタートアップとのつながりを日々増やし、彼らの課題に対する様々な支援を、01Boosterの事業創造に関する知見や社内外のエキスパートを活用しながら提供しています。
また、スタートアップ支援でもあり大企業や地方自治体の支援にもなりますが、「スカウティング」と呼んでいる、大企業や地方自治体、行政が取り組みたい課題やテーマにマッチしたスタートアップをご紹介してお繋ぎさせていただくプロジェクトも担当しています。

――ありがとうございます。まずはスタートアップ支援について深堀りさせてください。岩本さんは現在、どのくらいのスタートアップと出会われているのでしょうか?

岩本:入社してからは、個人で250社以上のスタートアップと繋がらせていただいております。現在は、月に12〜16社のスタートアップと会うことを目標にしています。スタートアップとの接点の持ち方は自由で、例えば紹介や、スタートアップが多く参加するピッチイベントに足を運んで、彼らとの関係を構築しています。

――スタートアップと関わる中で、彼らはどのような課題を感じていらっしゃるのでしょうか?またそこに対する支援方法について、もう少し具体的にお伺いできますか?

岩本:はい。スタートアップの方によく、「今注力されていることはありますか?」「何かお困りごとや繋がりたい方はいらっしゃいますか?」とお聞きしていますが、多くのスタートアップは顧客獲得についてお悩みを抱えていらっしゃいますね。この点に関して、私たち01Boosterがダイレクトにお役に立てる部分でもあります。当社は大企業や地方自治体とスタートアップをお繋ぎし、事業共創を目的とする(※)アクセラレータープログラムを運営しています。そのプログラムにおいて、領域やテーマが合えば、私がリファラル経由で直接スタートアップにご紹介することで、事業拡大の機会を提供しています。
※アクセラレータープログラムとは・・事業会社や自治体が主催者となりスタートアップ企業との協業や出資を目的として開催されるプログラム
▼参考事例
・明治アクセラレーター:ヒトと地球の健やかな未来を共創する(https://01booster.com/program/meiji/)
・JAアクセラレーター:食と農、くらしの未来を想像する(https://ja2021.01booster.com/)
・東京都女性ベンチャー成長促進事業APT Women(https://apt-women.tokyo/)

また、資金調達や採用についてのお悩みもよく聞きますので、VCと壁打ちできるイベントをご案内したり、社内に働きかけて、我々のオフィスSAAIで「採用お悩み相談イベント」を実施したりしています。他にも、知財勉強会をテーマにしたウェビナーを開催するなど、日々、多くのスタートアップや大手企業の方々とお話をする中で、「この内容はスタートアップにとって有益だ」と感じたものに関しては、適宜イベントや勉強会等を開催するようにしています。ネットワークを拡大する中でスタートアップの課題を把握しておき、チームで相談しながら何かしらのご支援を提供できるよう心がけています。

スタートアップとの対話で広がる視野

ーー岩本さんは未経験で新規事業の界隈に飛び込まれて、最初はスタートアップと接する中で苦労された部分も多くあるかと思います。この1年を通して、ご自身の中で変化した部分などありますか?

岩本:入社して一番最初スタートアップさんとお会いした時は、その1社がその業界のすべてだと感じていました。(笑) しかしそのあと、同じ領域で活躍されるスタートアップさんに会うと、全然異なるなと。様々なスタートアップさんとお話を重ねるごとに、自分の中に地図ができる感覚で視座が上がって、業界全体を俯瞰して見ることができるようになりました。少しずつですが、スタートアップさんとお話する時に、各スタートアップの差別化ポイントやアプローチ方法について深く議論できるようになっているなと実感します。

スタートアップの方々とお話しするのは、単に「こんなことを考えています」で終わらず、実際にやってみた上での、お客様の反応や事業の成長について具体的な話を聞けるので純粋に楽しいです。現時点ではビジネスモデルが似ていても、成長される中で少しずつ変化が出てくることもスタートアップならではの面白さですし、こうしてスタートアップと関わる過程で得られる知識や経験は非常に貴重だなと思っております。
それらを蓄積することで、01Boosterや自分自身として何かお役に立てないかなと常に考えています。すぐにお役に立てることもあれば、数か月後や一年後に「あのときの話を思い出して」と連絡できることもあります。

ーー岩本さんが今後描く、スタートアップへの理想の支援像はありますか?

岩本:理想は、スタートアップの360度全方位のお困りごとに応えることです。各分野にはエキスパートがいるので、全てを私自身で行うことは、現実的ではないということも自覚しております。私が直接支援できずとも、ネットワークを活かして、彼らのお困りごとに適切な専門家を繋げる形でご支援し、スタートアップさんにとって前進できる状況を作れたらいいなと考えています。

ただもちろん、お繋ぎする際には、彼らの状況を理解・説明できるように、財務、組織開発、広報PR、営業など、スタートアップが共通して抱えるテーマについての基本的な知識を身につけなければなりません。スタートアップの方々とお話しする中で、自分のスキル不足を痛感することも多々ありまして。例えば、資金面での相談に対して、もう少し踏み込んだアドバイスができればなと思ったり、自分が実際に事業を立ち上げた経験がないので、リアリティをもって広報や組織作りに関する具体的なアドバイスができないことがあります。ですのでもっと多くの知識を身につけ、具体的なアドバイスができるようになりたいですね。
まだまだ未熟で、できないことも多いのですが、少しずつ成長し、より多くの価値を提供できるようになりたいと思います。

ーーそのために、具体的にされていることはありますか?

岩本:日々のネットワークを拡大し、気軽に連絡を取り合える関係を築くことは前提にありますし、本を読んだり、ポッドキャストやYouTubeを視聴したりしています。ピッチも年間300件程度は聞いていますね。あとは、事業創造に関する雑誌を定期購読しています。すべての分野を1日で習得することはできないので、通勤の行き帰りや週末を使って、少しずつ各分野の勉強をしています。

スタートアップと大企業の橋渡しを担うスカウティングとは

――子育ても両立されている中、そこまで熱量高く仕事に取り組める秘訣が気になりますが、後ほどお伺いできればと思います!スカウティングについても教えていただけますか?

岩本:01Boosterでスカウティングと呼んでいるプログラムは、大企業や自治体のニーズに合わせて、スタートアップをお探しして、ご紹介する活動のことです。そして01Boosterには2種類のスカウティングがありまして、1つが当社が運営するアクセラレータプロジェクト(以下アクセラとする)内で行うスカウティング、もう1つがスカウティングを独立したサービスとして提供するものです。

まず1つ目のアクセラ内のスカウティングですが、プロジェクト自体は別の部署が運営しており、私はスタートアップ募集のフェーズで1ヶ月間ほどお手伝いをしています。アクセラでは、通常4つの事業領域を募集しており、各テーマに対して約100社、計400社のスタートアップをご紹介します。紹介手段としてはリファラルでのご紹介と、当社が保有するスタートアップのデータベース管理ツール「Innoscouter」を使用する方法がメインです。このツールから対象となるスタートアップをリストアップし、ロングリストを作成してスカウトを送ります。

ーーちなみにリファラルでのご紹介と、データベースを活用したご紹介の違いはどこにあるのでしょうか?

岩本:もともとは、ロングリストを作成し、ホームページの問い合わせフォームを通じてプロジェクトの紹介を行っていたんですよ。ただやはりスタートアップ側からすると、知らない人からの突然の連絡は対応しにくいですし、かつ非常にお忙しくリソースが逼迫しているというのがスタートアップさんの特徴なので、せっかくそのスタートアップさんに合ったお話だと思ってご連絡差し上げても、届かないんですよね。そこでリファラルでのご紹介を行ったところ、元々関係性がある状態のためスタートアップにとっても話を受け入れやすく、かつプロジェクトの理解度も深まるので、応募率や通過率が上がり、結果としてアクセラレータープログラムの成果としての質も上がるという仕組みですね。とはいえ、数としてはロングリストの方が圧倒的に多いので、量と質の両面でアプローチしている感じです。

ーー私も実際にアクセラに参加しましたが、岩本さんがリファラルでご紹介いただいた企業からの返信率がすごく高かった覚えがあります。泥臭い作業ですが、結果としてプロジェクトの質の向上に繋がることがわかりました。もう1つ、単体で展開されているスカウティングとはどのようなサービスでしょうか?

岩本:これまではアクセラのスカウティングをメインで行ってきたのですが、昨年の9月頃より、スカウティングを単体で行ってほしいと大企業からニーズをいただくようになりました。こちらは、事業会社や自治体の課題に沿うスタートアップをお探ししてバイネームで推薦します。大企業はその中から選定・優先順位付けを行い、面談を経て具体的な連携のディスカッションを始めます。もし話が進展すれば、その後の提携や業務資本提携などに発展するといった流れです。

――先ほどのアクセラレーター内のスカウティングとはどのような違いがあるのでしょうか?

岩本:アクセラレータープログラムのスカウティングは、領域やテーマに合わせて広くスタートアップをお探ししてアプローチする部分のみ担当していますが、こちらのスカウティング事業は、スタートアップを選定する前段階、つまり事業会社や自治体の課題や取り組みたい内容を伺うところから担当します。ここがかなり雲を掴む作業で、非常に難しいんです。たとえば食品会社で、顧客ターゲットや開発部分は明確だが、技術面のみが課題だ、というようにニーズの解像度が高い場合は、こちらも連携するスタートアップのイメージがつきやすく、紹介まで比較的スムーズに進みます。
しかし実際は、事業会社や自治体のニーズが曖昧なケースが多く、ディスカッションを重ねながら、彼らの具体的な課題やニーズを洗い出し、取り組みたい内容や、ターゲットとする顧客、そしてそれに対して何をどのように届けるか、といった交通整理をする必要があります。ここを明確にすることで、ようやく「それならこういうスタートアップが適している」という段階に進めるんですが、この言語化の作業が非常に大変なんですよね。

ーースカウティングというよりは、コンサルに近いですね(笑)なぜこのような課題が浮かび上がるのでしょうか?

岩本:そもそも事業を構築するには、まずはニーズが実際に存在するのか、そして市場規模はどれくらいかを分析して、そのニーズに応えられる商品やサービスをどのように作るか検証を重ねていきます。そのうえで事業を実現するための体制や、継続的に提供できるかも考慮しながら利益予測を行い、事業の具体的なシミュレーションを行っていきます。
このように、新規事業を作る際には、ニーズ検証や市場分析、体制構築などの手順を踏むことが重要ですが、大企業における新規事業への取り組みは、必ずしもそのプロセスを経ている訳ではありません。toC企業のように、直接エンドユーザーとやり取りをしている会社はニーズを把握できているケースが多いですが、特にBtoB企業は、販売店側のニーズはわかるものの、エンドユーザーのニーズを把握していないことが多いこともあります。
本来は、市場調査やユーザーへのヒアリングを行えると良いのですが、限られた期間で、何をどこまでやるかは、課題です。最近は、週末に子供と外を歩きながら「ああ、これもありかもしれない」と考えることもあり、常に頭の中でアイデアを練っています。(笑)

ただ私たちとしては、たとえ完璧な形にならなくても、事業会社や自治体がスタートアップと取り組んだことがない場合、仮説でもいいので試してみることがなにより重要だと考えています。やはり実際にやってみなければわからないことが多いですし、イノベーションは確実な計画のもとで生まれるものではなく、多くの不確実な要素を含んでいるので、「とりあえずやってみましょう」というスタンスで、仮説ベースで提案しながら取り組んでいます。(大企業の方からは抵抗感を持たれる部分でもあるのですが)

ーーここまでお話をお伺いし、すごく高いモチベーションで業務に励まれている印象を感じました。とはいえ、岩本さんは異業種からの転職ですよね。もともと事業について関心は高かったのですか?

岩本:1社目も2社目も業界は異なりますが、実は大学時代から起業に関心があったんです。1社目の派遣会社は、若手にどんどん仕事を任せる風土がありました。失敗も前向きに捉え、成長を促進する環境だったので、将来的な独立や起業のために、そこでビジネスの本質を学べると考え入社を決意したんです。1社目を退職してからは、起業塾にも通いつつ、2社目に移りました。平日は仕事、土日は起業塾に通う生活を送っていたのですが、結局は、起業に関する具体的なアイデアが思い浮かばず頓挫しました。同時に、結婚や妊娠・出産などのライフイベントも重なったことで、起業への熱意は次第に落ち着いていきました。

子供が生まれてから、産休・育休を経て職場復帰し時短勤務を行っていましたが、娘が3歳になり少し手が離れたタイミングで、改めて今後のキャリアを考え始めました。もっとギアを入れてキャリア的にも成長したいと思い、転職を決意しました。

転職活動では、これまでの営業経験を活かすか、以前から興味があった事業創造や経営企画系を検討していました。営業職は予想通りいくつかの企業から好意的な返事をいただきましたが、企画職は書類選考さえ通らず、厳しい状況でして、、そんな中、01Boosterからスカウトメールをいただき内容を見ると、「事業を創る」など、自分が魅力を感じるキーワードが並んでおり、ダメ元で応募しました。採用選考を通じて、もちろん業務内容への魅力は感じましたし、同時に多くの方々とお会いする中で、「ここで頑張りたい」「自分に合いそうだ」「楽しそうだな」と感じました。ガツガツと仕事に取り組めて多くの挑戦ができる環境だと感じ、01Boosterで頑張りたいと決意して入社に至りました。

家族時間をリラックスに!子育てと仕事を楽しむ時間管理術

ーー4歳の娘さんがいらっしゃる岩本さんは、どのように仕事と両立されているのでしょうか。
岩本さんに1日のスケジュールを教えていただきました。(右図)

岩本:基本は上記のスケジュールで生活しております。01Boosterは週に1度リモートが可能なので、リモートの日はもう少し余裕を持って仕事に取り組めます。また夫も週に1回送り迎えをしてくれるので、その日は夕方以降、スタートアップのイベントに参加しています。(笑)

ーーせっかくの一人時間の時間もイベント参加に当てるんですね!スケジュールを見ると、岩本さん自身の時間がないようにお見受けしますが、ご自身の時間や事業に関連するインプットの時間はどのように確保してますか?

岩本:まずですね、そもそものマインドをギアチェンジしました。(笑)基本的に「自分だけの時間」を取るということは半ば諦めていて、「子供・家族と一緒に過ごす時間」=自分のプライベートとしてリラックスする時間と捉えてます。どうしても自分一人の時間が必要な時は、夫に子供を預けてリフレッシュすることもありますね。あとは元々、事業創造系の話を聞くのが好きなんです。暇な時間があれば、ピボットや自己啓発系、VCさんのラジオなどを聞いているので、業務に必要な知識や情報も、休日に勉強兼趣味という形でインプットしています。


01Boosterでの未来志向と支援の深化

――岩本さんは、なぜここまで『支援』に熱意があるのかが気になります。はたから見るとすごく大変な印象がありますが、ここまでお話される中で、一度も大変という言葉を使わなかったのが印象的です。

岩本:やはり楽しいんですよね!勿論スカウティング業務とかすごく難しいんですが、大企業や自治体が答えを持っていないからこそ相談をしてくださってるじゃないですか。なので、新しい取り組みを始めるその流れや動きに携わることで、大企業や自治体の変革に深く関われているなと実感できます。初めての試みだからこそ、まずは挑戦してみましょうという第一歩を共に踏み出している感覚があり、とてもやりがいを感じています。

ーーマインドセットがとても素敵です。その価値観を持ち続けられる原動力はどこにあるのでしょうか?

岩本:もう、ただ「人の役に立ちたい」だけなんですよ。スタートアップであれ、大企業であれ、なにかして差し上げたい、それが原動力です。これまでの人生で色々な方々にお世話になってきたので、感謝の気持ちが強く、今度はそれを返したいと思っています。当時お世話になった方には機会があればお礼をしたいですし、もしそれが叶わなくても、違う方に恩を循環させたいと思っています。自分がスキルアップすれば、その分だけ提供できるものが増えますし、自分が繋がれば繋がるほど、自分だけでは提供できないものも提供できるようになるという感覚です。

あとは「ずっと部活をしていたい」という感覚があります。学生時代はサッカー部とバスケ部に所属していたんですけど、みんなで「大変だね」って言いながら、どうにかこうにか目標を達成するために頑張って、結果が出たときにはチームみんなで喜ぶ、そんな感覚が好きで、それが仕事に変わっただけなんです。
また部活を通じて、自分一人ではできないことや、自分よりももっとすごい人がいるということを学びました。今の自分ができることなんてたかが知れていると思っていて、一方で、だからこそできることは全部やりたいし、成長意欲にも繋がります。自分よりすごい人たちもたくさん見てきたので、大企業やスタートアップというすごい方同士が繋がったらとてつもないことが起きるんじゃないかなとわくわくするんです。

ーーそういう意味だとチームプレーも大事にされていますか?

岩本:もちろん、大事にしています!01Boosterの環境は本当に最高だと思いますよ。面倒くさい人や関わりたくないなと思うような人が1人もいなくて、本当にありがたい環境ですよね。皆さん、人柄が素晴らしいんです。なにか問題が生じても、自分の考えが常に正しいという姿勢の人はいなくて、みんなで話し合ってどうにかして解決策を見つけて、良い方向に持っていこうとする姿勢がある人が多いなと感じます。採用ステップでもその人間性は感じていて、皆さん聡明で、一緒に働くのが楽しそうだな、自分も成長できそうだな、と感じたことを覚えています。
ちなみに上司の石田さんは神のような存在です。石田さんの魅力を語るだけで、一回インタビューができそうです(笑)。

ーー最後に、今後01Boosterでやっていきたいことを教えて下さい!

岩本:幸いなことに、今色々な案件に携わらせていただいており、当社が提供する主要なプログラムの概要は把握できているのですが、例えばアクセラレータープログラムだと、採択後のスタートアップと一緒に取り組む伴走支援のフェーズは経験がないので挑戦してみたいです。

01Boosterとしても、まだまだ事業サービスとしてこれから強化するべき分野が沢山あると思っております。例えば大手企業の社内新規事業プログラム内で、最終審査を通過した後の、事業の立ち上げフェーズにおける支援も強化していきたいです。事業の立ち上げにおいて、プロダクトやサービス開発だけでなく、マーケティングや採用面、事業計画作成などについてもご相談をいただくことが多いので、そのあたりの支援の幅や深さを出していって、もっともっと01Boosterのサービスを展開していきたいなと考えてます。

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