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料理人である前に、一人の人として | 五島リトリートray by 温故知新 料理長 山本 祐輔
2024年2月、山本料理長は新宿の日本料理店「分とく山新宿伊勢丹店」での11年にわたるキャリアを経て、五島リトリートray by 温故知新(以下、五島リトリートray)へと舞台を移しました。それから約1年が経ち、新たな環境でどのように挑戦を続けてきたのか。その成果と課題、そして次なる展望についてお話を伺いました。初めに、山本料理長の普段の1日の仕事内容をお伺いしてもよろしいでしょうか。毎朝、魚市場に通っています。電話で注文することもできるのですが、僕は五島の魚が季節によってどう変化するか、というのを知らずに五島に来たので、1年間は毎日通うと決めています。大体8時頃に魚が出揃うのでそれまで...
私たちの日常|各地で恵方巻き。
今年の節分は例年よりも1日早い、2月2日!←お恥ずかしながら今日知りました「節分の夜に、恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじり(丸かぶり)し、言葉を発せずに最後まで食べきると願い事がかなう」とされている恵方巻。各地域のキッチンの皆さんがつくってくれるスタッフ用の食事でも、恵方巻を食べているホテルもあったみたいです。温故知新のコミュニケーションツールは、Slackで、全国の宿、レストランがつながっているので、各地のホテルでのスタッフの皆の食事の様子まで垣間見えます。結構おもしろい。(そしてうらやましい)長崎の壱岐リトリート海里村上 by温故知新の、お昼ごはん。左上が恵方巻。寒い日の...
ホテルの未来を支えるために | ゲストアシスタントチーフ 坂田 実名望 インタビュー後編
新卒で温故知新に入社後、複数のホテルで経験を積み、KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新(以下、KEIRIN HOTEL 10)でチーフ職を務めた坂田さん。インタビュー前編では開業時のレストラン立ち上げを中心に伺いました。後編では、レセプションへの異動を経て見えてきた新たなキャリアビジョンについてお話を伺います。レセプションではどんな業務を担当していましたか。チェックイン、チェックアウト、電話やメールの対応など、お客様から見える範囲の仕事は全般的に担当していました。1日の流れとしては、8時に出勤して10時までチェックアウトのお客様の対応を行います。その後は、当日チェックインされる...
ソムリエスペシャリストへの飽く無き向上心、そして必然的な出会い | 瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新 ソムリエチーフ 今津一里
社内随一のソムリエを目指して今回お話を伺ったのは2008年にホテル系専門学校を卒業後、老舗フレンチレストランを経験したのちに、ソムリエとしての道をたどり、松山社長との偶然の出会いから、温故知新へと入社。兵庫県で生まれ育ち、愛媛県での仕事を選んだ理由とは?また入社して6年半となる今津さんが考える、今後のキャリアプランについてお聞きしました。Q:本日はよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いします。よろしくお願いします!まずはこの業界に入ったキッカケからお話します。私は神戸出身なのですが、幼少期、毎週日曜日に祖父母の家で食事をしていました。祖母の料理は「次元が違う」と感じるほど美味し...
「磨き続ける一員として」過ごした4年間。KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新での日々を振り返る | ゲストアシスタントチーフ 坂田実名望 インタビュー前編
今回お話を伺った坂田さんは2021年に温故知新に入社し、新卒2年目で配属された岡山県の「KEIRIN HOTEL 10 by温故知新」(以下、KEIRIN HOTEL 10)でチーフに抜擢されました。岡山県玉野市にあるKEIRIN HOTEL 10で過ごした2年9ヶ月の日々には、開業直後のホテルで後輩たちを引っ張り、チーフになるまでの様々な経験がありました。坂田さんがKEIRIN HOTEL 10でどんな経験を通じて成長し、現在に至るのかを振り返ります。まずは温故知新に入社するまでの経歴を教えてください。私は滋賀県出身で、大学は京都に通っていました。大学では国際学部に所属しており、主にア...
礼文島で、新たな一歩。最果ての島で挑むリブランディング | 礼文観光ホテル 咲涼 西村大樹が語る未来
私たちはこの春、礼文島(れぶんとう)の観光を支えたホテルを「礼文観光ホテル 咲涼(さりょう)」としてリブランドし、新たな島の魅力づくりに取り組みます。礼文観光ホテル 咲涼(旧:三井観光ホテル 以下、咲涼)は日本最北の有人島・礼文島に建つ、客室数全100室のホテルです。今期の三井観光ホテルの運営に尽力し、現在は来期の開業に向けた準備を進める総支配人の西村大樹さんに、リブランドにかける想いをお伺いしました。礼文島は、稚内市の西方60キロメートルの日本海に位置する最北の離島です。利尻礼文サロベツ国立公園の中でも約300種類の高山植物が咲く「花の島」と呼ばれています。ウニやホッケなどのグルメや登...
「一目惚れしたホテルで働くために」茨城から愛媛に移住を決めた理由 | 瀬戸内リトリート青凪
とにかくこのホテルに一目惚れをしてしまって。ここで働くために温故知新に入社をしました。今回お話を伺ったYさんは、2022年の新入社員として株式会社温故知新に入社。安藤忠雄設計、全7室の瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新(以下、青凪)と出会ったことが、彼女の人生を大きく変えることになりました。「このホテルで働きたい!」という思いを胸に、ご出身の茨城県からホテルがある愛媛県松山市へと移住。憧れのホテルで働きはじめて3年目を迎えた彼女は、松山でどんな暮らしを送っているのでしょうか。-入社の経緯を教えてください就活サイトで青凪を見つけた瞬間、一目惚れしました。ホテル業界に興味があったので見てい...
妥協なき細やかさによって生まれる全7室の魅力を語る | 瀬戸内リトリート青凪サービスチーフ 篠原結
安藤忠雄建築の「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新」世界が評価する宿で働く人々の思考とは標高450mに位置し、ホテルの総面積3,500㎡に対してわずか7部屋の客室を持つ「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新」(以下、青凪)。建築の巨匠・安藤忠雄による建築と穏やかな瀬戸内海の風景の調和は、国内外から高い評価を得ています。「ガラティアン・シグネチャー・アワード」では、「アジアで最も権威ある建築・ゴルフリトリートホテル」に日本で初めて認定。2024年に「ミシュランガイド」が新設した「ミシュランキー」では、アジア初の1ミシュランキー(型にはまらず他にはない体験を提供する施設に与えられる)を獲得...
「枠にはまらない働き方」ホテル業界で見つけた自己実現の道 | Cuvée J2 Hôtel Osaka
自分は接客だけがやりがいではないんです。裏で何かを作ってることも楽しくて……と語ってくれたのKさん。現在は、Cuvée J2 Hôtel Osakaで月に一度開催するイベントの企画と、温故知新全体のブランディングを兼任している。“接客をすること”だけが仕事のやりがいでは無いという彼が温故知新に入社してから、瀬戸内リトリート青凪、Cuvée J2 Hôtel Osakaという2つのホテルで過ごした3年半を振り返る。地域の人の気持ちがわからなかった学生時代新卒で温故知新に入社して、最初は愛媛県にある瀬戸内リトリート青凪に希望を出して配属されました。大学では観光学を専攻、地域創生に興味があり、...
五島リトリート ray 山本祐輔が料理長として考えること
考えて、考えて、考える。考えるからこそ、見えてくるものがある。山本さんが「五島リトリート ray by 温故知新」の料理長として、「料理」「人」「環境」…そのすべてと向き合い、考えつづける今。真っ直ぐな姿勢をもつ彼だからこそ見えるものや感じられるもの、そんな“頭の中”やこれまでのことを、今回はインタビューを通じて言葉にしていただきました。料理の道に進むまできっかけは「MOCO’Sキッチン」という、当時放送されていた料理番組だったんです。3年間工業高校に通っていましたが、とはいえ工業系の仕事につきたいという気持ちにはなれず、進路についてもちょうど悩んでいたタイミングでした。そんな時にこの番...
テレビ東京系『カンブリア宮殿』で温故知新の取り組みが紹介されました。
過ぎた8月12日、テレビ東京『カンブリア宮殿』にて株式会社温故知新が紹介されました!弊社の代表松山を密着取材していただき、番組内では弊社が運営する施設も多数紹介されています。「意志ある所に道あり」これはテレ東BizのYouTubeにて、代表の松山が座右の銘として掲げた言葉です。松山がたった一人で温故知新を立ち上げてから十数年の時が経ち、この十数年にどんな歴史があったのか、どんな思いを持ったメンバーが集まっているのか、温故知新はどんな方向に進んでいるのか、知っていただけるような素敵な番組に仕上げていただきました。ぜひこの機会に温故知新の取り組みについて知っていただければ幸いです。テレ東Bi...
MUNI KYOTO 高井優 『ホテルマンは天職』
数多くある仕事の中から、自分が「天職」だと思えるものに巡りあえる確率は、きっとそう多くはないだろう。そんな高井さんが自信をもってこの「MUNI KYOTO by 温故知新」で働く日々やここまでの経緯、ホテルマンとしての思いについて、今回お話を聞かせていただきました。ホテルマンへの憧れから、実現へ中学3年生の時、“プロフェッショナル 仕事の流儀”というテレビ番組を通じて初めて、ホテルマンという仕事を知りました。当時グランドハイアット東京で働かれていた方々の姿を見て、「かっこいい!」と思ったんです。そこから「ホテル業界に入りたい」という気持ちは変わらず、ホテルの専門学校へ進学。卒業後に、自分...
五島リトリート ray 支配人補佐『初めてホテリエなんだと感じた』だからこそ今、伝えられること
前編では、支配人補佐としての現在に至るまで、茂谷さんがどのような経緯を歩んできたのか?に焦点を当ててお伝えをしました。後編ではもう一歩踏み込み、信念をもって突き進む彼なりのホテルへの熱き想いや、今後のビジョンについてお伝えしていきます。「今からでも新しい事が出来る」仕事の魅力役職としては“支配人補佐”というものでありながらも、実際の業務内容は何かと聞かれると、本当に「マルチタスク」で「多岐に渡る」ものです。例えばお客様の送迎、チェックインに始まり、時には旅のプランに携わるコンシェルジュのような役目を担うこともあれば、マーケティングのような事や人事活動、総務や経理、毎日レストランやバーに立...
五島リトリート ray 支配人補佐 茂谷僚の歩み
「五島リトリート ray by 温故知新」にて、支配人補佐を務める茂谷僚さん。良くも悪くもまだまだ未完成な部分が多い長崎県の離島の地で、ホテルマンとして、時には“伝道師”として光を見つけ、磨き、届ける。そんな「今」に至るまでのルーツと、入社の経緯についてお話を伺いました。前に進み続けた日々ホスピタリティ業界に入ってからはもう20年程経ちますが、温故知新に入社をするまで、直近ではリッツカールトン東京に約10年務め、レストランのマネージャーを任せていただいていました。とはいえ、そんな前職でホテルマンとして働き始めるまでには、“ホスピタリティ業界”と言っても全く異なる職種や経験を積んで来たんで...
五島リトリート ray サービスチーフ 片野朝美が語るチームワーク「どんなことも、全員で成し遂げる」
前編のストーリー「五島リトリート ray サービスチーフ 片野朝美が語る「人とホテルの繋がり」」では、主に温故知新に入社をされるまでの道のりや経験、そしてその中で培ってきた「人」を軸にする考え方についてお話をしました。後編では、そんな「人」がどのように祈りの島と呼ばれるこの五島の地で、ここにしかないホテル運営を可能にしているのかについて、お伝えしていきます。“お客様第一”を叶えるためのチームワークを築く秘訣とはどんな時も、どんな事に対しても、全員が『私たちは』という精神で仕事に向き合っています。例えば誰かがミスをしてしまった時、“その人のミス”ではなく“全員のミス”と捉えて反省や今後への...