青空の下、走りきったお話
皆様、初めまして、現在就職活動をしている林と申します。
今回は、私が行なった挑戦とその中で感じたことについて記載させていただきます。もしよろしければご覧になって下さい。
意味を持ったイベントを企画、運営することが今回の私の挑戦でした。
私は、今年の夏の始まり7月6日(土)、7月7日(日)に大学で文化系クラブ合同発表会「追空CREATORS」の企画と運営を行ないました。例年、私が所属していた文化グループの発表会は身内に固まりすぎていて自己満足で終ってしまうのが常でした。これでは、せっかく大学で部活動に所属しているのにもかかわらず、何の感動や満足感を体験できず終ってしまう。そのため私は、部活以外の人にも多く発表を見ていただくことで評価や意見をいただける場を作り出そうと考えこの企画を考えました。また、学生と地域との交流の場を作りお互いの理解を深めることも目標としました。
このイベントの中で私は、2つ難しいと感じたことがあります。
1つは参加する団体が自身の作品に対しどのように向かい合わせるか、2つ目は初めて行なうこのイベントに来ていただけるよう,どのように興味を持っていただくかです。
1つ目に関して、例年、文化系クラブは発表を第三者に見てもらう機会が少なく自己満足で終ってしまっていました。そのため、自身の発表の質に関してあまり関心が無く、慢性的に活動しているのが現状でした。大学で何の目標もなく部活動をするのは学生の成長にならない。どうすれば自分たちの活動と向かい合いこのイベントに臨ませるかが問題でした。私はこの問題に対して、地域の方や一般学生など第三者が多く発表を見てもらうことにしました。内向けではウケないことを理解してもらった上で他者から評価されるということを意識しながら作品を作ってもらいました。更に参加団体同士の間で競争心を生むためにMVP制度というイベント当日1番来場者から評価の高かった団体に景品を渡すことを提案しました。結果、いくつかの団体がポスター掲示のみの発表から掲示物を増やしたりなど工夫をしたり、MVPを取るために当日のスタッフワークまで考えてくれました。去年よりも全体的に質の高い発表になりました。
2つ目に関して、初めて開催するイベントのためどのように集客をするかが問題でした。イベント緒を開催した追手門学院大学安威キャンパスは大阪北部の山際にあり、最寄り駅から直通バスで20分かかる場所にあります。そのため、大学近隣の方以外は来場しづらい状態でした。どのようにすればこのイベントに興味を持っていただけるかを考えたときに私は2つ提案、実行をしました。1つは地域で活躍している団体をゲストとしてお呼びすることで、そのご家族や友人が来やすくするのと地域の方と交流することで学生だけのイベントという雰囲気を払拭しました。また、近隣には幼稚園があったりなど子供が多くいたので、子供が楽しめる「みんなでアート」という特大パネルに自由に絵を描けるイベントを企画し、ご家族でも楽しめるイベントとしてアピールをしました。結果、お呼びしたゲストのおかげで1日で100名来場して下さったり、「みんなでアート」も用意していた分のパネルだけでは足りなくなり、急遽増設することとなりました。初めて行なうイベントとしては200名以上の来場して下さいました。
今回のイベントを通して、私は参加団体のモチベーションを上げるためや来場者の視点となって考えることがほとんどでした。その中でより有意義な提案をすることとその提案を分かりやすく伝えることができました。このイベントで得たことを活かし、社会に出てもその時その場で必要なこととは何かを分析し、提案、挑戦をしていきます。