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2代目継ぎ自分で決めた「社員のやりたいを応援する組織」

株式会社ノヴィータに入る前

小学校の習い事は週4日くらいしてた時期もあるくらい、なんでもやりたがる子どもでした。新
しいこと、興味があることには、首をどんどん突っ込んていくタイプでした。
中高一貫の女子高に進学し、中学の頃はクラブ活動のテニスに休日も明け暮れていました。
一浪して上京、お茶の水女子大学に入学。
大学では学部間での授業取得制約がなく、卒論も必須でなかったコースに進み、学外活動に勤
しんでいました。企業から広告をもらってチラシを作ったり、社会人と学生の交流会を企画し
たりして、多くの社会人と触れ合う機会がありました。育った環境が異なる大学外の付き合い
も広がり、固定観念が崩れ、一気に視野が広がりました。
大学1年次に半年間取り組んだベンチャー企業でのインターンや、大学3年次に取り組んでいた
編集部インターンで経営者100人をインタビュー。「自分で決めている」経営者に魅了され、い
つかは会社を経営したいと思うようになりました。それまで40代前後の経営者とのかかわりが
多かったのですが、同世代で、在学中ながら経営をしていたノヴィータ創業者の小田垣に出会
い、小田垣の会社で3社目のインターンを4年次にかけて行うこととなり、新卒の就職活動に違
和感があったので卒業後そのまま就職。その後会社の廃業に伴い、顧客・従業員と共に創業
間もないノヴィータに転籍しました。
ノヴィータではWEBディレクターとして、企業・団体のホームページの企画立案・制作進行・
運用管理を行っておりましたが、自身が転職するとしたら、ノヴィータがなくなった時と29歳
の時に心に決め、役員に立候補。その後、2015年に代表取締役社長に就任しました。
顧客満足度を高めるためのCS活動を行いながら、経営業務・管理業務に奔走しています。

現在

経営業務・管理業務を中心に行っています。
プレイヤーだった頃は「三好怜子」バイネームで仕事をお願いされたいと思っていましたが
、「三好さんにお願いしているんじゃなくて、ノヴィータさんにお願いしているんです」とお
客様に指摘された時に、個人ではなく組織で評価されたいと思い、会社組織としての責任を意
識するようになりました。
トップダウンで指示型の方が管理は楽ですが、ノヴィータはそうではありません。社員全員が
自分で考えて自分でコントロールするのが基本で、それを会社として方向を調整したり各人の
やり方をフォローするのが私の役目です。エッセンスは言いつつ、その人が考えてやることを
大切にするサーバントリーダーとなって、強い組織にしていきたいです。
また、ノヴィータの中長期的な方針から、営業戦略や方針を役員で討議し決定、現場に落とし
ていく管理のフローの統一化と業務効率化、属人化の排除の組織作りを心がけています。
自分がこれまで何回かステップを上がらせてもらって、新しいフィールドの仕事をやることが
できているので、他の社員にも同じような体験をしてもらえるよう、そして最終的にはメンバ
ーのやりたいことで飯が食える組織にしたいと思っており、今はその途中だと思っています。
私自身が出産前から取り組んでいる、「ライフイベントをふまえた働き方を考える」LAXIC(ラ
シク)の活動にも注力しています。
やらない後悔よりやった後悔のほうが前に進めると思ってこれまで進んできたので、新しい課
題やトライを目の前にしたときに、「やらない」選択肢はとらずに取り組んでいます。

株式会社ノヴィータについて

ノヴィータのよいところは、疑問に対して回答をもらえますし、改善すべきところは誰でも意
見が言えます。自分の思いと行動があれば、どんどん良い方向に変えていける組織だと思って
います。
一方、まだまだ成長途中の会社であり、PDCAのPlan、Doがたくさん重なって様々な施策が尻
切れとんぼになることがあるので、現在Check、Actionを強化して、フロー化をしている最中で
す。
ノヴィータは、言われたことだけをやる人がいる会社ではありません。短期的でも長期的でも
やりたいことがある人、なくても探そうとしている人が集まっている会社です。やりたいこと
を、応援するスタンスで組織づくりをしています。
自分でコントロールして納品まで持っていったことのある人、自分でお題目を掲げて動いてき
たという経験がある人にはぴったりの環境だと思います。自分でやることを決めて、やりたい
ことや目標のためにアクションをし続ける。言われてやるだけの人のほうが圧倒的に多い中、
自分で決められることがおもしろいと思う人、いまあるものごとを本当に変えていきたいと思
う人に来て欲しいです。

2015年に初めて、新卒の受け入れをしました。そして新卒1期生は今、貴重な戦力になってくれ
ています。新卒は既存の枠にとらわれずトライをしてくれるので、組織づくりの側面からとて
もおもしろく、そして頼もしいです。若手メンバーにもっといろいろ経験をしてもらい、仕事
を楽しんでもらえる会社にしたいと思っています。

今後どういうことをしていきたいか

経営業務・管理業務をもっと効率化するとともに、継続的な改善ができるような組織づくりを
目指します。メンバーには、得意分野でスキルを発揮してもらえるようにしたいです。
LAXICの活動を強化し、事業単体として成立させるために、他の会社を見るという経験が必要だ
と思っているので他会社の取締役として参画したいと思っています。受託制作をやってきたノ
ヴィータを見つめ直して、0から1をつくるノウハウを得てLAXICの事業に活かし、大学など教
育機関との業務提携や他企業でのノウハウ提供にも取り組みたいです。
ノヴィータでは新卒採用に力を入れており、私も大学生の経験でキャリアが変わりました
。LAXICでうたっている「ライフイベントをふまえた働き方」という考え方、すなわち大学生の
うちにライフプランを考えることを啓蒙していきます。
自分らしい子育てと仕事の両立の継続的な模索は引き続き取り組んでいきます。
このやり方が成功パターンというのはないし、無理なやり方だと継続できません。私自身も子
連れから、シッター、保育園と、その時に合わせて子育ての仕方を変えてきました。社員に役
立つものであれば仕組み化したいです。子どもを産むことに対してもっとポジティブにしたい
。自分が先駆者としてやったぶん、やれることもあると思っています。
私自身は2人目の出産を2年後くらいにしたいです。

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