ラウレアCEO!淡路町の新オフィス移転のご挨拶と今後の中国進出に関して。
ラウレアCEOです
今月より新たに淡路町にオフィスを構えました。
神保町駅を降りて靖国通りを小川町や淡路町方面に歩き、神保町と淡路町駅のちょうど間くらいに私のオフィスがあります。
このエリアは、本屋、楽器屋、スポーツ用品店が立ち並び文化色の強い街。私はこの街も日本の文化も大好きですが、日本には日本の、他国にはその国の文化があることをわすれてはいけません。
今後、中国江南エリアに拠点を設けて中国進出をする準備を進めています。
事業を大きくするうえで、ビジネスをする相手国の文化的理解は必須!
それがわかるエピソードを紹介しようと思います。
私ラウレアCEOは、中国広州で仕事をしていた時期があります。新入社員に毛が生えた程度のものだったのですが、比較的海外経験を積ませていただいてました。
見て欲しいのがトップに使用した写真。
これが何かというと、【カラオケ】です。
オシャレかどうかはセンス次第ですが、豪華絢爛な雑貨や装飾品に囲まれた内外装は、一瞬で異国ワールドへ連れて行ってくれます。
そもそも、カラオケとは日本で生まれた発明。素晴らしいですね。でも、日本人的な発想ではこの中国カラオケは誕生しないでしょう。中国カラオケは、ただ豪華なカラオケではないからです。
まず、女性は来店する場ではありません。
ここは《援助交際斡旋の場》です。
若く美しく女性がカタコトの日本語でカラオケルームに入ってくる。
一緒に歌い、お酒を飲み、腕を絡めて、その後、近隣のホテルへ。
男性はお金の交渉は自分で行うが、日本円で6000円あれば朝までコースに持ち込めるでしょう。
主に接待などで使われ、ビジネスマンの日本人を相手にしてることが多いですね。
さて、本題
私は、中国の取引先スタッフ5人に連れられ中国カラオケにはじめて来店。
酒を飲まされ、じゃんじゃん代わる代わる女の子を紹介されました。気分が良くなり幸せを感じていたのもつかの間、即、意識を失いました。朝、目が覚めると、宿泊先のホテルで裸になって寝ていたのです。
女性の姿はありません。
というより、カラオケで酔って動けなくなり中国の現地スタッフに担がれてホテルへ帰ったとのこと。
(勿体無いことをした。)
しかし、その日は今後の業務責任分担を決めるとても重要な会議がありました。
議長は私だったのですが、起き上がることすら困難なほど二日酔い。
残念ながら、ドタキャンしました。
日本の本部からは早くオフィスへ向かえという国際電話が鳴り止まないのですが。。。
でも行かなかったですね。
というか、本当に行けなかった。
次の日、二日酔いが回復しバツの悪そうに出社すると思わぬ事態が起こっていました。
『我々の歓迎を快く受けてくれたいい奴』として私は有名になっていたのです。
相手から挨拶を求められ、ぼくが担がれて運ばれるときの写真などを見せてくれました。ドタキャンした会議も挽回できたし、立ち話程度に話を進め、議事録にサインをしてくれたのです。
しかし、少々文化について勉強するとこれは珍しいことではありません。中国は接待の文化が強く、もてなした相手を酔い潰すことにかけているところもあります。(地域性もあるだろうが)
つまり、私はこの場面において相手の気持ちに応え非常にいい仕事をしたことになるのです。
結論、中国ではがっつり接待されて潰れましょう!ということ。経験上それが1番話が早いのですが、日本企業は基本的に接待すら禁じてるところが多いですね。
当たり前の違いはこんなにも大きいのです。
隣国の大国、中国。
リスペクトを込めてこの記事を書いたつもりです。
双方の未来が明るいことを願っています。
いつも応援ありがとうございます。
またどこかでお会いしましょう。