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英語ベースでの開発コミュニケーションが思ったより快適でした

多国籍な混合チームでUIUXデザイナー兼務フロントエンドエンジニアとしてジョインした時の話

仕事で英語を使う機会がが来るとは考えていませんでしたが、日本人は自分だけというデザインチームにジョインし「英語力 < 文脈力/意思伝達力/翻訳機力」である事を経験出来ました。

私の英語力は中学2年レベルです。
英検中学の時、英検4級は受かりましたが、英検3級までは取れませんでした。
高校は工業で大学にも行っていないので、事実上英語の学習機会は殆どその後殆どありませんでした。
英語での会話は今も昔も一切出来ません。

ただエンジニアという職務柄、英語の必要性は数年前から感じており、ここ1年ほど「みかん」という単語習得アプリで800単語程インプット+ある程度の記憶定着をさせていました。
あと「中2英語」という参考書で隙間時間を使い基本的な現在進行形や、時間や場所に関する文法表現を学び直しました。

ジョインが決定して不安もありましたが、結局英検4級レベルの英語の固め直しまででグローバルチームでスタートする事になりました。
結果的に言うとここまでの英語力だけで十分で、相手が言いたい事を何語であれ翻訳を通して読み取り、翻訳機ありきの前提でいかに相手にシンプルに伝えるかが英語力以上に大事でした。

とはいえ固有名詞のスペルミス、時間・場所、何人称なのか、などのそれは日本語同士であっても間違えるとまずいようなものは十分気をつける必要はありました。

※ただチーム内の外国人が積極的に日本語を学び、ある程度の日本語をマスターしている前提です。一言も日本語が伝わらない状態だとさすがに厳しいです。

工夫した点

  • スペルが曖昧なものは1単語であればAlfredでなど、1クリックで立ち上がる簡易なツールで都度確認
  • 自分が書いた日本語をGoogle翻訳でなどで英語にしても完全に信じず、その英語をそのまま逆に日本語に翻訳してみると自分個人が言っているのに「We are」などになっている事が頻繁にあるので、それくらいは英文チェックします。
  • 3文節以上の長文になる時は、正確な英文法的に間違っていてもバサッと途中で区切って改行するか1行空ける

英語語/日本語語で話す時のコツ

  • 英語語 -> 英語を模した英語っぽい英単語を並べた言葉
  • 日本語語 -> 所謂カタコトの日本語。なるべく接続詞は使わず、日本語単語で話す
  • 日英で2回ずつ話す。「チェンジヒーアー、ここを変えてみましょう」など、どちらかが通じれば前後の文脈を含めると、だいたいブレないです

まとめ

  • TOEICや英検で高いスコアを取得する事も英会話スクールを受講する事ももちろん良いですが、Webデザインやシステム開発の協業においては、自分の職務で作っているものを「伝える」姿勢の方がはるかに重要である事が分かった
  • 全員同じ地球人である事と、自身に関しては、なんとなくアジア圏の島国の中のひとりとして考える
  • 言葉以前に相手へのリスペクトを何より大事にする
  • 国籍関係なく、アドバイスを与える立場であれば、相手にとって成長機会となるような、ハードルの高すぎないアドバイスと事例を与えてみる
  • 相手の心理的安全性を大事にし、If it's difficult, let's do it together など、必ずフォローも添える
  • 日本のサービスであれば、日本特有のデザイン傾向も伝える
  • 下手に長い文章になるなら、手書きでも良いのでイラストやキャプチャに矢印などをつけて伝える
  • 日本に来て働く姿勢の外国人語学は語学学習が半端なくスピーディーで、結局何人であっても向こうが日本語力を日々アップデートしてきてくれる
  • 日本語と英語の「クセ」とコミュニケーションの文化的な違いは認識しておく
  • 翻訳機ありきだけど、英語はシンプルですごくコミュケーションしやすい。日本人同士でもあえて英語でSlackやメールでやりとりしても良いかもしれない。逆に日本人同士だ「~ですが、」など否定的接続詞がかなり多く、文章が長くなりがち

最初は英語というものに囚われていましたが、言語そのものの大切さを学び、今後の日本語表現、コミュニケーション姿勢に生かしていこうと思いました。

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