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私は、放送作家と名乗ることをやめます。〜100万円プレゼント企画が教えてくれたこと〜

今年の1月に、前澤氏による100万円企画プレゼント企画がありました。その中で「99人に取材を行う番組を作りたい」と主張した若手放送作家が見事当選。賞金を受け取りました。「将来有望のある作家はやることが違う」と嫉妬しながらも感心しました。

しかし、その後100万円当選した彼のTwitterをいくらみても、「100万円企画のその後」が一切触れていません。なぜ触れないのだろうか。と思い彼のことを徹底的に調べたらその使い道が判明しました。

100万円をガールズバーで使ったとのこと

とある番組で、「100万円に当選した人たちはどうなったのか、当選者のオフ会に潜入してみた」という企画で、彼は100万円で豪遊したことをはっきりと語っていました。もちろんリップサービスの可能性もあります。本人は、「番組の制作費が出るから100万円使った」と言い訳をしていましたが、これではシャレにならない。前澤さんに嘘をついてお金を受け取ったことになる。

100万円企画の当選者の多くが、そのお金を本当に約束した通りに使っている人が多い中でなぜ、そんな裏切るようなことをしたのか。バカとしかいいようがない。

クズ風とクズは違う

ここ最近、お笑いのトレンドで「クズ風に自分を演出する」ことが流行っています。しかし、クズ風に見せることと、クズ行為は違うと私は考える。彼は、笑わせるためにそう発言したと思うが、本物のエンタメを作らなければならない者が、そんな発言をしている。しかも、これに関して謝罪などもない。炎上をしていないから。そんな人が放送作家として活動をしていると考えたら怒りでしかない。

とはいえ、私はくすぶっている作家なので、声を上げたところで何も変わらない。それならと考えた結果、同じ土俵で戦うことをやめよう。と思いました。

私自身、ネットコンテンツに力を入れ続けていた関係で、テレビ業界の人間からは「素人作家」「免許を持っていない放送作家」と認識されています。確かに地上波の番組に携わったことはあるが、クレジット表記は残念ながらない。

でも、彼らと同等と発想力は自分にあると思っている。ただ、発想力だけではダメらしく、誰かのお墨付き、地上波の経験の有無がなければ、バカにされる存在なのだ。

違う場所から這い上がって彼らをビビらせてやろう

という気持ちが強くなったわけです。ということで、これからは自分で色々なコンテンツを発信し、テレビの枠にとらわれないクリエイターとして活動をしていこうと思う。私には、放送作家として培ってきた発想のスキル、人を傷つけないために何をすべきかを常に考えながら企画を考えることができる。売れてきてないからこそ、相手のことを考えるコンテンツが作れるそう感じるのです。

みなさんの中で、テレビで活動をしている放送作家さんに仕事を依頼しようと検討している際は、一度冷静にその人を社会人として判断してみてください。

中にはとんでもない隠れクズが潜んでいます。発想は面白いものの、勘違いをして人間的に人を見下し、炎上材料を作ってしまう。そんな人もいます。よく考えてください。

もちろん、作家に依頼するなということではありません。本物の放送作家さんと出会うことができれば、今までにない枠を壊した企画も考えることができます。しかし、見分ける力がなければ間違った人に依頼をしてしまう可能性が高いので、困った時はTwitterや会議での発言、人間性の見えるところからその人を信頼するかどうかを考えてみてはいかがでしょう。

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