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肌質別化粧品の使い方

乾性肌は、皮脂分泌が少ないため乾燥しやすく、荒れ肌になりやすいのが特徴です。

もともとはきめのこまかい肌のもち主が多いので、手入れさえきちんとすれば、美しい肌をつくることができます。

したがって、乾性肌の人が使う化粧品は、角質層に水分を補給するものであることが第一の条件になります。

完全に洗顔したあと、保湿剤を含む化粧品を使い、水分を補給します。

モイスチャーローションやモイスチャー乳液を使うとよいでしょう。

そのあとに乳液やクリームをぬって、一時的に皮脂膜を補います。

マッサージは血液循環を高めるので、1回2~3分、できれば毎日行なうとよいでしょう。

洗顔後、入浴後にするのが特に効果的です。

マッサージが終わったら、マッサージクリームはよくふきとっておきます。

化粧水は、酸性の強いものや収れん性の強いものは避けたほうがよいでしょう。

皮脂や汗の分泌を抑制する作用があるため、肌をますます乾性にしてしまいます。

ただ、30歳を越えた女性は、洗顔によってややアルカリ性に傾いた肌を、弱酸性の化粧水を使って、早く正常にもどさなければならない場合もあります。

若いころは、洗顔したあとに、弱酸性の化粧水をつけておくだけで十分です。

特に肌の乾燥がひどいときだけ、乳液やクリームを使うようにします。

年齢を重ねるにしたがって、乳液やクリームの使用量を多くしていきます。

中嶋秀暢

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