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未来の建築現場を作る、ドローンスタートアップで事業開発をする理由。

はじめまして、中村剛史です。CLUEでは事業開発、プロダクトマネージャー、開発ディレクターと色々かけもちで携わっています。

新卒は独立系SIerで14年ほど、SEからサービス立ち上げ(プリセールス)・新規事業の開発やジョイントベンチャーへの出向など色々と経験しました。
SIerではPG→PMというキャリアが主流な中で、かなりアウトローな道を歩んできたと思います。 

SIerではアウトローな、事業開発の道を選んだ理由

文系出身だったので新卒研修では補修を受けるような落ちこぼれで、最初はとても苦労しました。
いざ業務でプログラミングをはじめてみると楽しくなって、最初の数年は開発をしていました。開発業務自体は面白いと思っていたものの、やっていくうちにお客様との接点が少ないと感じるようになり、「自分はゴリゴリの技術者になりたいわけではなく、お客様と接して喜ばれることをしたい」と思うようになりました。
そのタイミングで会社初のクラウドサービス立ち上げ部隊に異動することになり、今思うとこれが始まりでした。

サービス立ち上げの部署ではプリセールス的立ち位置で営業/サービス開発に従事していました。
新規取り組みのあるあるだと思いますが、社内的には訝しがられる存在で良くも悪くも色々な意見をいただきました。(みんな良かれと思って言うので色々大変・・)ただ、最終的にはお客様に喜んでいただくことができ、この経験から「周囲の意見は聞きながらも最終的には自分達で意思決定をする」ことの重要性を学ぶことできました。
何よりこの時に、業界に対してという軸でより多くの人に貢献ができるサービス・事業を作ることに関心を持ちました。

SIerで主流の受託開発では個別のお客様と1対1で、その案件に対する意識のみになってしまい、業界や社会に対する課題解決・貢献という視点を持ちづらいのが実態だと思います(よほど意思が強ければ別かもしれません)
自分はより多くの人に貢献したいという気持ちが強く、次の働く場所として新規事業の公募へ手をあげて異動をしました。



新規事業では、企画・営業・サポート…と幅広い業務を立ち上げ当初は1~2人で進めることになります。ある意味なんでも屋です。途中、案件の責任者が不在になり、それまで経験がなかったアライアンス先との調整・契約や社内経営会議への上申など不慣れな業務をなんとか回し続けるといったこともありました。

この事業部では、会社の成長事業を立ち上げた事業部長や、元リクルートで事業開発をされてきた方など歴々のメンバーに囲まれ、企画アイデア出し千本ノックでボコボコにされるなどの経験を経て、「事業開発とはなんぞや」を学ぶことができました。

その後、商社・コンサル会社とのジョイントベンチャー企業に出向する機会もありました。

裁量権が大きい環境で、当時「1人1サービス立ち上げ」を目標に掲げている中で、実際のサービス立ち上げまでを実践的に学ぶことができました。この会社もCLUEと同じように、トライ&エラーを許容される環境でしたので、日本で流行り始めていたリーン・スタートアップに沿った事業開発を進めたり、スクラムを導入したりと色々なことにチャレンジすることができました。

出向前に比べて意思決定のスピードも早く、所属の環境でもできることは大きく変わることを実感しました。

CLUEとの出会い

CLUEからスカウトで誘いを受けた時、ちょうど転職を考えはじめていました。

転職を考えたきっかけは、自分の立ち上げたサービスが終了となったことでした。出向元に戻るか、出向先で既存事業の拡大に関わるか、あるいは別の環境に挑戦するかを考えた時に、出向先で得た貴重な経験/スキルをより活かせる環境で働きたいと思っていました。

  • 社会的課題を解決する事業をやっている
  • 自分の成長が期待できる環境
  • 一定裁量権が大きい

という3つの軸で企業を探していました。

元々の出向先も建設業向けのサービスを運営しており、「ITリテラシーが低いからITの恩恵を受けられない人をなくしたい」という自分の思いとマッチしたことも決め手になりました。

CLUEに入社して思うこと

CLUEに入社してそろそろ半年ですが、冒頭の通り、新規事業・プロダクトマネージャー・開発ディレクターというなかなかタフな掛け持ちをしています。
以前の自分だったら、「いっぱいいっぱい無理ー!」と言って追い詰められていたと思いますが、楽しめているなぁと思った瞬間に成長したなと思います。

タフな環境ではありますが、頑張れているのは、未来の建築現場をお客様と一緒に作っていっている感覚だったり、目の前にいるお客様の課題を解決できている実感があるおかげだと思います。

開発ディレクションについても、優秀なエンジニアが揃っていて、驚くべきスピードで驚くべき機能が実装されています。
新機能について社内エンジニアに相談したところ、開発に1週間くらいかかると言われたところを(それだけでも十分早いのですが)翌日には「だいたいできました」と言ってもらった時は本当に驚きました。

CLUEのエンジニアが本当にすごいと思うのは、開発スピードだけでなく、お客様が何に困っているのか、という視点を持って提案してくれることです。
SIerにいた頃はオフショアの開発メンバーと仕様書・設計書ありきのコミュニケーションでした。今はすぐ側で相談できるだけでなく、自らお客様のところに行ってみたいと商談やユーザー会にも参加してくれるエンジニアのメンバーが揃っています。

そうやって作った新しいサービスが、導入先のキーマンとなる方から「予想以上にいいものができている」と反応いただけた時は、やっぱりとても嬉しいです。

これから挑戦したいこと

CLUEに入社してドローン業界やお客様を知るほど、CLUEは日本におけるドローン普及においてキーカンパニーにならなければならない会社だと思います。

それは、

  • 今の日本のドローン関連の会社で一番ユーザーに寄り添える会社だと思っている
  • 「ドローンが当たり前に飛び交う社会」の実現には、誰もがドローンを扱える状況を作ることがカギで、CLUEはそれができる会社だと思っている

からです。

将来的には、ドローンを建設業界のみならず他業界にも展開して、ドローンの可能性を広げていきたいです。また、業界の課題を解決していくことを軸にドローン以外の便利なロボット活用にも領域を広げていきたいと考えています。

先端テクノロジーのメリットをテクノロジーの真逆にいる人達に届けて、情報の非対称性による不公平を解消することに挑戦したいです。

こんな人と話をしてみたい

事業開発の仕事というのは先にも述べた通り「なんでも屋」であり、その事業にまつわる全てのことに関与する必要があります。自分では解決できないことは社内外の関係者に依頼や調整をしたり、空白地帯になるタスクや課題があれば自分で埋める必要があります。必然的に多人数と関わる形になりますし、カバーする業務領域も多岐に渡る形になります。また、空白を埋める作業は非常に地味な作業の連続だったりします。

このような特性がある仕事を経験して思う「一緒に働きたい人物像」は3つあります。

1. 誰に対しても敬意を持って接することができる人

社内外問わず多くの人と関わりながら仕事をする上で、相手に敬意を持って接することはとても重要なことだと思います。自分の過去の経験からも「また一緒に働きたい」と思う人はこのような振る舞いができる人です。

2. 苦境に立たされても楽しむことができる人

苦しみながらの成長と苦しいながらにも楽しさを見つけてする成長では、その成長幅は大きく違うと思います。事業開発は特に地味で泥臭いことや苦しい作業の連続、時には批判を受けることさえあるので、その中に楽しさを見つけられる素養が必要だと考えています。

3. 周りの意見を吸収しながらも自分をしっかりと持った人

良かれと思って周りの人は意見を言ってくれますが、立場や状況によって様々な意見が出て、全てを取り入れることは不可能です。不可能ながらに、それぞれの言わんとしていることは何かをしっかりと捉えて、自分の意見とミックスしてアウトプットし説明できることが大事だと思います。

そのために必要なのは、それぞれの背景にある本質的な課題は何なのか?をつきつめて考えることだと思います。その意味では、CLUEのバリューにあるイシューファーストとも近いのかもしれません。

一緒にCLUEでドローンの未来を作ってみたいという方はぜひお話しましょう!

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