海外プロジェクトに凸った結果
【結果】
・0N1FORCEとのオフィシャルパートナーになる
・海外マーケットの強さを直に感じることに
・WEB2 x WEB3のコラボレーションを展開
・マーケットプレイスとしての展開の仕方へのヒント
・CAF2022へのプラチナスポンサー決定
・TEAM NAGOMI x 日本のアパレルブランドとのコラボレーションが実現
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NIKEに買収されて話題となったRTFKT BENITO氏(共同創設者)が日本のアーティストらの作品を買い漁る時期が来る前に一部の有識者たちと話していた
「海外プロジェクトがローンチから5-6カ月経ち、ロードマップを遂行する大変さを感じる中、
世界の中でプロモーションしたいとしたら、日本でも展開したいのでは?」
(最も有名な🐵のNFTプロジェクトYuga Labs率いるBAYCは無理かもしれないけどその他のプロジェクトの多くはプロモーションするコンテンツを探してたり、課題を抱えている状態なのでは)
確かにその通りだ。。。。。ついつい海外プロジェクトのトップランカー達を過大評価し過ぎていたかもしれないと思い、アプローチすることは無理だと思い込んでいた。
日本にインスピレーションを受けたアニメスタイルのPFPプロジェクトが多いので、
日本好きが多いのではないかと思い、
AZUKI (Azuki)
0N1FORCE(0N1VERSE (0n1force.com)
MEKAVERSE (MekaVerse | 8,888 unique Mekas who need Drivers (themekaverse.com)
*調べていく中でMEKAVERSEも色々手を変えて提案をしているけど運営が一度信頼をなくすと注目されない・・・
今となってはKIWAMI, Karafuru, MURIなどもっと増えているが、当時目立ったのは上記3つのプロジェクト
Top 10 Anime NFT Collections You Can Get Your Hands On Today (nftevening.com)
ゆくゆくは実績をつけていけばその他のプロジェクトもパートナーシップを組めるかもしれないが、
まずは日本のアニメスタイルなどで親和性のあるプロジェクトに行くべきではと考える。
ツイッタースペースでたまたま話したコミュニティで積極的に活動しているTET & ONIちゃんと0N1FORCEがいいのでは?ということでアプローチしはじめる。
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0N1FORCEとは?
clubhouse周りから発足したONI(鬼)をテーマにした7,777体のPFPコレクタブルプロジェクト
これまでの流通金額 48,600 ETH(約190憶円)、歴代32位
ストーリーやゲームなどに力を入れながら0N1VERSEという共同で創作できる分散されたコミュニティを目指している
12種類の特性を持ちながら3パターン(Spirit/Strength/Style)レベル分けでレアリティの価値づけができる
*ネクストBAYCと期待された
理由は非常に安易で、0N1ちゃんの名前にONIがついているからという理由・・・
当時の資料はこちら↓↓↓
鬼が元々日本からきているコンテンツや文化であることから、よりONIというIPにナラティブと価値を提供することが出来る
どのようなことが出来るかブレインストーミングをしながら以下のことが日本で出来ることなのではと結論
*当初のプランなので赤文字の項目のみ実施 or実施予定
【2月12日】
この企画をもとに一度状況を探りに行くためにDISCORDのタウンホールへいくことに
(ちょうどいいタイミングであることに気づく)
タウンホールの内容は、
これまでの運営の状況への謝罪とともに
新しく入ってきたパートナーシップマネージャーとしてstarlodyが入ってきたことを紹介する+アップデート
しかしながらタウンホールの内容は大荒れ・・・・・
*正直これを聞いていてNFTのプロジェクトが怖くなるほど
*デジタル上の荒れた株主総会みたいな雰囲気
理由:
- ファウンダー8名がいなくてプロジェクトが何が起こっているかわからない
- デリバティブ(派生プロジェクト)のみ活発で実際の運営は何もしていない
- Accountability & Transparency が不足している
- 新しい運営を受け入れていない
タウンホールのあとのアフタータウンホールにStarlodyと軽く話す機会がありましたので
今考えていることを提案。その時はあまり理解をしていなかったようだが、
Discord DMでやりとりをしながら資料を提出して反応を待つことに
資料はこちら↓
スキャムや口だけが多いクリプトの世界、資料を提出したことで非常に信頼度が増したようです・・・・・
提案をしたのはいいが、コミュニティが何に怒っているのか?何が起こったのか?などが分からずに
関わり方として難しいなと思いながら周りと相談
コミュニティが激怒している状況で会社として個人としてのリスクを考慮しながら、
せっかく関わりが見えたので適度な距離感で接することが最適と判断
一方でスタッフとともに徹底調査を実施
元々ON1FORCEに絡んだことがある者がいたり、clubhouse周りから発足したこともあり、
周囲の有識者などにヒアリングをして大体見えてきた
(ちなみに複数人の人から猛烈に関わるのは反対された、理由は毒されたコミュニティは危険)
【ポイント】
- ファンダー8名やコミュニティの中で軋轢が生まれた
- 新しく来たCEOがすぐに解任
- トレジャリーウォレットの残高が少なく、ファンダーが多くを無計画につぎ込む
- 派生プロジェクトのみ活発でプロジェクトのロードマップが実際には実行されていない
- パーティーや派手なことのみしている
海外プロジェクトは信用できるかどうか判断する為に与信調査(的な)ものをしっかりとして、
適度な・適切な距離感で接することが大事
それが会社ということであればなおさら
→よって個人のプロジェクトとして接することの方がいいと判断
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何度か打合せなどで会話を重ねた結果、
STARLODYやHIREDなど運営は信用できるとみていたのと、
この荒れたタイミングで彼らも何か企画を展開したいということで、
ファウンダーの1人で日本好きのSTRAWBERRYを招聘
ONICONRADIOで通訳を交えながらプロジェクトの紹介と日本で出来ることをコミュニティと一緒に話す
*200名近くのアーティスト・クリエイター周りが聞いた
ON1FORCEのコミュニティが求めているTRANSPARENCYの中にコミュニティ(Discord)だけで話さずに、Twitter Spaceなどパブリックにも発信して自分たちが何をしているかを伝えてほしいという要望がある中
(ホルダーとしてもON1を持っているとあまり良い印象を持たない周りの人たちもいるから、そこの風向きを変えたい)
このスペースの件で運営もこの取り組みに力を入れて毎週Twitter Spaceを実施
日本側で関わる為に組織名のようなものが必要になり、TEAM NAGOMI(和)を発足
日本でクリプト活動をするのに必要なイラストレーター・企画屋・プロモーション・通訳が揃ってくる
(今必要なのはエンジニア)
ON1FORCEはON1ホルダーが了承したらファンアートを作成して販売することが可能になる為に
すぐさまファンアート企画を実施して+30作品が出来上がり、ホルダー内でも話題に
ホルダーから直接コミッション依頼も来るようになる
(Yuka KamogawaはのちにAzukiやRTFKTへの活動にもつながっていく)
【3月2日】
0N1FORCEの新陣営による解決プランの中に、下記内容が含まれる
- TEAM NAGOMIのオフィシャルパートナーシップ
- アジア・日本をフォーカスエリアへ
- マンガへの注力
その後はON1FRAMEの販売もあったり、SBINFTのリリースもあって少し時間が空いたが、
下記展開を実施/予定
①メタバース展示:NFTFESTA
500名近くアーティストが参加したメタバースアートフェスにNAGOMI で特設ブール出展!
0N1FORCE x NAGOMIのコラボレーションブースも公式によって賞賛
②CAF2022でのプラチナスポンサー決定
日時:7月11日~7月17日
ETHや仮想通貨を最も使うプロジェクトやマーケットはどこか、どこにいるか(日本ももちろん海外含む)
そしてNFTや仮想通貨の強いところはどこだ(例:海外送金)
などを考慮して海外プロジェクトが横展開する上での権利や仲介をすることに活路を見出す
NFTの強みは、①デジタル上での証明②トレーサビリティ③コンポーザビリティ④プログラマブルなど
→アートだけではなく今後はユーティリティなどを展開するとしたら屋外広告やプロモーションなども展開できる
③TEAM NAGOMI x 0N1FORCE企画
日本の企業・ブランドがクリプト(WEB3)企業へのコラボレーションを実現することが最も取り組みたいところで、
マーケットがあるところに接触することで日本の市場も活性化することができる。
コミッションワーク、コミュニティのホルダー誘致、コラボレーションなどあらゆる形を見つけていくことが大事。
ON1FORCEからしても新規開拓が出来ることがメリットだけれども
それでホルダーが喜ぶプロモーションなど取り組みをするか新たなコンテンツを創出するか、売上をつくるかをする必要がある。
日本は新たなにコンテンツを輩出することをWEB3内で積極的にやるべき
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【結果】
・0N1FORCEとのオフィシャルパートナーになる(運営と話して企画を出す+実施で可能性大、とにかく出来ることやる!)
・海外マーケットの強さを直に感じることに(名をあげたIPの力は強い)
・WEB2 x WEB3のコラボレーションを展開
・マーケットプレイスとしての展開の仕方へのヒント(海外プロモーションを活用した権利を販売)
・CAF2022へのプラチナスポンサー決定(イベントやカンファレンスはやはり強烈なフックに)
・TEAM NAGOMI とのコラボレーションが実現(日本の中で同様にコラボレーションできることは積極的に行うことで市場が活発に)
海外プロジェクトにここまで関わることで見えたことは、
- クリプト・NFTの勢いと危うさ
- ホルダーやコミュニティから信用されないと物凄く危険であるが、流れにノリ始めると止められない勢いになる
- 説明責任+透明性を求められるのは企業のよう
- 日本でクリプトに関心のある企業・ブランドは海外IPに関心あり
- マーケットプレイス・ギャラリーが果たす役割
- 英語を話すビジネスマン、企画屋などが必要
- 海外プロジェクトのノリ(軽いw)
ここからNFTの価値が普遍的になり、一般的に広まることで値段は下がる可能性がある。
2022年中にはそれが起こり、過剰な価値は消えると想定。
現に現場の1by1のアーティストからは売れなくなってきている声多数。
Utility, コンセプトや売れるマーケットはどこなのか、現行社会との接続などを考えていく上で、
この取り組みを通じて新たなアプローチを見つけ出した気がします。
最後に課題というかネクストステップは、
NAGOMIのトレジャリーウォレット、税金、運営母体やルールづくり
そして他の案件が来た場合の対応など
=================================================================================以上、直近の私の活動でありました
CRYPTO ART FES2022を7月11日~17日に開催しますので是非!
CRYPTO ART FES 2022 (@cryptoartfes22) / Twitter
Oncyber(デジタルギャラリー)はこちら:Nori's Inspiration (oncyber.io)