シェアコトで小さく働いてます。
小さな会社で自分らしく働くということ
シェアコトに入って6年目になりました。これまでは、マザースから東証一部まで上場会社をいくつか渡り歩き、最終的に今は15人の会社で働いてます。(入社時は6人)
結果として今までで一番小さな会社が自分にとって一番長く働けていて、特に文句もないです。
でもキャリアとしては一番積みあがっていて、成長をしていると思います。理由はシェアコトで自由を与えてもらってるからです。
シェアコトは小さな会社なので、仕事を作っていかなくてはいけない、今でこそ問い合わせ多数でやっていけてますが、基本的には待っていても何も仕事は生まれないわけです。逆に言えば自ら仕事を創ることが許されているとも言えます。なので、僕は入社後3つの仕事を創りました。
2つ守れば小さなことが仕事にできる
入社後に作った3つの仕事、1つ目はSNSの運用です。これはシェアコトの受託型の体制から、ストック型の体制にシフトするにあたり基本となるためにやりました。基本の形をみんなで作りつつ、今ではメイン事業の一つになっていると思います。ちなみに僕は運用に向いていないので離れました(笑)
そして、運用と並行してアニメ×企業プロモーションの事業を創りました。これが僕がシェアコトに入って本当にやりたかったことです。大きな会社での新規事業は、初めから数千万、数億円など大きな規模を想定できないといけないですが、シェアコトは数万円、数十万円からでも仕事してやってみることができます。肝心なことは自分の目標粗利を達成できるかと、再現性あるか、この2つだけ。結果としてプランナーとして独自性をつくることができ、現在は会社の2~3割りをしめる事業にまでなりました。これは大手の企業ではできなかったと思います。もっと長期的な事業計画がないとダメとか、爆発的にスケールするビジネスモデルでないとダメとかなっちゃうだろうと思います。でも、シェアコトならば、2つ守ればできるわけです。
最後に3つ目の仕事、これは趣味で僕がSNSで行っていた日本グミ協会の活動の仕事化です。グミを食べることを趣味でSNSで発信し活動するうちに、「マツコの知らない世界」や「Rの法則」などに出ることができ、フォロワーや発信力が伸びました。もともとビジネスにするつもりではなかったものの、どういったところを意識すれば、グミの売上に繋がるのか、メーカー側が予算をかけてでも参加したくなるのか、このあたりの感覚を小さな仕事を通して身につけることができており、それを無意識に日本グミ協会の活動の中に取り入れていたために、結果としてはメーカー様のプロモーションを会社としてうけることができています。
プランナー×日本グミ協会=人事 自由を利用する。
ここまで、僕の仕事観を書いてきましたが、今は僕の仕事観ではなく、会社の人事も務めています。それは僕が人事をしたいからではなく、会社が好きだからこそ、どうやったら会社に貢献できるか、そんな視点から勝手に人事を名乗って人事を始めています。
シェアコトは悪い意味で自由です。僕は水曜日はここ5年間ほぼ会社に行っていません。ノマドワーカーが許されているので、平気でカフェで仕事してます。毎月2万円コーヒーを飲んでます。勝手に出張します。勝手に執筆します。休んで勝手にバイトします。これはいわゆる“自由”を利用していると思っています。自由より先にシェアコト武者としての仕事のスタイルがある。なのでそれを自由の制度にハメているだけです。この自由を利用できる人は楽しいと思います。
採用基準=身の丈にあった仕事をしたい人
一方で、僕はビックなことをしたいとも思っていません。今くらいか今の先にある目先のちょっとした成功くらいがちょうどいいと思っています。
シェアコトの人事として僕が考えている採用基準は、“変に夢を持っていない人”です。大きな夢を持っているのであればシェアコトよりも大きな会社に行って大きなことをしたほうがいいわけで。シェアコトとしては身の丈として見下ろせる場所から足元の10円を見つけてニヤニヤしている、小さなことにニヤニヤできる人を募集しています。ニヤニヤした先にやってみたい小さな仕事を見つけてください。そんな現実的な方と楽しく働けたらなと思っています。
(コメダコーヒーで書いてます。18時から仕事でLiSAさんのライブ見ます。わーい!)