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自分を表す3つの言葉

1つ目の言葉:偽悪者

その言葉を選んだ理由

「自分を表す」というのは結構難しいなぁ…とかなり悩みましたが、自己認知よりも人から言われた言葉(つまり他己認知)のほうが伝わりやすいのではないかと思い、バトンをくれた曽和さんから言われた言葉を選んでみました。

はっきりとした定義のない、曖昧な言葉ではありますが、なんとなく「わざと悪人のようにふるまうこと」という意味合いで使われている言葉であるように感じます。

言い換えれば中二病っぽい?のか、ただ単に偽善の対義語なので偽善が嫌いなのか、自分でもうまく言葉にできない部分はありますが、「わかったように振る舞うこと」に対する嫌悪感というか、申し訳無さみたいなところが根底にあるように思います。

お仕事上、「このように考えていくべきではないか」とお客様へご提案する機会が多いがゆえ、本当にその意思決定でいいのかどうか、常に悩み続け、これ以上考えられないほど考えて考えて考えて…ということを継続的にしていく必要があるので、「わかる」ということに対する虚無感?があるような気がします。

人のことについて、わかった気にならないよう、戒め的な気持ちがそのようにさせているのではないかと考えています。

2つ目の言葉:諸行無常

その言葉を選んだ理由

これは自分が好きな言葉の中から選んでみました。

これまでの偉大な先人たちが積み重ねてきた「知」に対する尊敬はもちろんあり、生きていく中で大いに活用させてもらっているものの、(特に)人の心や関係性などについては移りゆくものだなぁと感じます。

何かを積み重ねていくことで、なんとなく変わらないようなものが証明されることはあるのだろうけど、それも人の解釈がどこかしらで介在するものであって、自分の気の持ちよう次第ではないか、という感覚が強い人間かな…と。

玉置浩二さんの「行かないで」(作詞は松井五郎さん)という歌の中で、「いつか心は いつか遠いどこかで みんな想い出になると知らなくていいのに」というフレーズがあります。

移りゆく中で、最後は想い出へと変換されてしまうということを(おそらく恋愛の歌なので)悲しげに歌っていますが、想い出に変換できるような時間を過ごせるほど、素敵なことはないような気がします。

人間、最後に残るのは想い出や思い込みなのではないかとすると、世の中はやはり諸行無常であってほしいなという願望もあるかなと思います。

3つ目の言葉:根暗

その言葉を選んだ理由

最後は、これまでもちょくちょく人から言われてきており、最終的には娘からも言われた言葉を挙げてみました。

元々体育会系(野球)の人間であることと、身体も大きく、お酒も飲むので、比較的明るい人間であるように見られることが多いのですが、社会にある程度溶け込んでいくために後天的に明るさを(少しだけ)身に着けた人間だと思います。

基本的に世の中で活躍されている方やこれまで野球をしていた頃に出会った方々は、主人公的な思想をお持ちの方々が多いので、わりとビクビクしながら生きてきていますが、そんな生き方もわりと楽しいなと最近は感じられるようになりました。

娘たちにはあまり遺伝していない様子で、「根明」のような立ち居振る舞いで、お友だちと仲良くしているようなので安心しています。

Baton Story
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芳賀 巧|
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