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働くことが嫌なわけではなかったと気付いた時

とにかく働くことがイヤだった。

好きなことは一生懸命できるし、成果も得れた。

でもプロにはなれなくて

それで食べていくことは出来なかった。


その結果、とりあえず働く毎日が続いていたのが20代前半。

仕事では特に努力もしなかった。

それでも、仕事で結果は出てたし

出世もしたけど、楽しさはゼロだった。


でも、今の仕事を始めて、色んなことがわかった。

まず、僕自身は働くことが嫌いなわけではなかった。

何も考えずに、ロボットのように働くのがイヤだったんだ。


自分で何かを決めて、結果を受け止めて

少しずつ改善して、より良い結果を求めていく。

誰でも出来ないことを出来るようになることに

喜びと成長と価値を感じた。


そして、誰と働くかが僕にとっては

とても重要な要素ということも理解できた。

僕はもともと、周りの人に恵まれすぎていたと

環境にも感謝することができた。


仕事は僕の好きなスポーツともよく似ていると思う。

気の合う仲間と成果を求めて

同じベクトルを向いて取り組むことは楽しくないわけがない。


ライバルがいて、仲間がいて、結果があって、成長があって。

仕事の楽しさを知らないまま、人生を終えなくて本当によかった。

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