1
/
5

ToDo / WantToBe

「夢を叶えるために何をすればいいのか」という質問をたびたびいただきます。

僕はどんなに大きな目標を達成したときでも、寝て起きたら達成感が吹き飛んでしまいます。

だから非常に大きな満足感が継続して得られた経験はほとんどありません。

ことに目標を達成することに関しては脳が中毒になっているのかもしれません。

僕がこれまでの人生で割と目標を達成し続けてこられた理由について今日は考えてみます。


自分のやりたいことだけやれば夢は叶う?

ホリエモンの著書に「好きなことだけで生きていく。」というものがあります。

大人気の本ですが、注意が必要なのは「好きなこととやりたいことは異なる」という点です。

好きなことをやる中で、どうしても面倒なことは出てきてしまいます。

例えば、文化祭の実行委員を好きでやっているとしても、中には面倒な書類業務をしなければならないタイミングはあるはずです。


僕も人生の中で好きなことばかりやってきましたが、その中で多くのやりたくないことと出会いました。

そのようなときに普通の選択肢は「逃げる」か「やっつける」です。

「逃げる」場合にはやらなきゃいけないことを自分でやりません。

人に押し付けるなどして逃避します。

「やっつける」場合には自分の心を殺します。

何も考えず、淡々とつまらないことをやっていく。

僕はこのどちらも良くないと思っています。

逃げたら他に迷惑がかかる上に自分の評価を落とします。(あいつは面倒なことは人に押し付ける嫌なやつだ…のように)

やっつけるだけでは自分の時間を無駄にするだけで何の実りもありません。


そこで僕は「自分のやらなきゃいけないことを未来に繋げる」という考え方で生きていくことにしました。

これは「やるべきことはちゃんとやって、かつ意味のある行動にする」というものです。

言い換えると「ToDoをWantToBeに関連させて活かす」ということです。

わかりにくいでしょうから分解していきます。


ToDoの中に学びを見出す

自分のやるべきこと(ToDo)がやりたいことだったら何も問題ありません。

しかし、やるべきことがやりたいこと(WantToDo)と一致しない場合は、気が乗りませんよね?

気が乗らないのは「無駄になりそう」とあなたが思っているからです。(かつて経験して無駄だったことは完全に省いていきましょう。それはあなたには不要なことです)

気が乗らない「無駄になりそうだけど学ぶつもりでやってみるか」と考えてとりあえず動いてみましょう。

そこには未知の大切なものが転がっているかもしれません。


挑戦することを面倒に思ってはいけません。

結果として「無駄だった」と思ったら、それは無視してしまって構わないことです。

「俺はあんな時間は二度と過ごさない」と誓いましょう。(同じことを思っている人がたくさんいるなら、その面倒事を解決することはビジネスチャンスになります)

こうすることで、ToDoから学びを得ることができます。

そこで次のステップです。


ToDoとWantToBeを繋げる

自分の行動からは、結果の良し悪しに関わらず学びましょう。

これによって自身の成長速度が上昇します。

そして、経験を将来に活かすために体験を振り返りましょう。

こうすることのメリットは以下の2つ

・プラスのことマイナスのことを問わずに何からも学べる(しかし平凡な体験はあまり学びにならない)

・無駄になりそうなことを苦にせず挑戦できる


最後に

このように身の回りのたくさんのことから学びを吸収し続けてこられたのが僕がこれまで目標を達成し続けてこられた理由です。

しかし、まだまだ学びは十分ではありません。

自分は全然自分に満足できませんし、どこまで成長すればいいか天井はありません。

最後の最後はこの成長意欲が目標達成に繋がるのかもしれません。

身の回りにいるすごい人たちの日々の行動からどんどん学びを得て、自分を磨いていきたいです。


ぞね@執念を持って謙虚に努力。全てのことから学びを得る。

石曽根 拓実さんにいいねを伝えよう
石曽根 拓実さんや会社があなたに興味を持つかも