拓く
大学1年生のときに自分が何をやりたいのか分からなくなったことがあります。
そこから半年ほどかけて、自分が何をやりたいのかを探してきました。
その過程についての話をしていきます。
大学1年の夏休みに社会人のことを知りたいと思って企業の1日ワークショップに参加しました。
日本を代表する有名企業の方々の仕事の内容についてお話をうかがうことができました。
中には、大学4年の内定者の方々が親身になって面倒をみてくださった会社もありました。
けれども、そうした会社での仕事はどれも自分のやりたいことではありませんでした。
理由は簡単で、自分が社会をうまく回すだけの代替の効く歯車のような存在になってしまう気がしたからです。
僕は社会に対して代わりの効かない影響を残したい。
「僕がやる」というところに、とことんこだわりたいのです。
自分が動き出さない限り、本当の意味で世界を変えることはできないという信念があるからです。
そしてそれは、僕が訪問したどの企業でも実現するのが難しい夢でした。
僕には強い挑戦意欲があり、主体的に世の中に新たな価値を創造して提供していきたいと考えてきました。
だからこそ、たった一度の人生で二の足を踏んで後悔しながら死にたくないのです。
それから僕は10回以上にわたって起業家の方々と面談をさせていただきました。
彼らは主体的に世界を変えるための行動を起こしている存在です。
そしてそれは僕の夢とぴたりと一致したことがその理由です。
IT企業が多かったですが、不動産や農業などの興味のある企業も訪問しました。
社長の皆様は、ただの大学生にすぎない僕の悩みを丁寧に聞いてくださいました。
そして彼らに共通していたのは、社長という立場に甘んじることなく謙虚な姿勢で学び続ける心を持っていらっしゃったことでした。
ひたむきに自身の夢を追いかけるその姿に憧れて、起業家を目指す気持ちが強くなりました。
その後、縁あって声をかけていただいた企業でインターンを始めて今に至ります。
インターン先の方々は、努力したときは全力で褒め称え、怠けていると叱咤激励してくださいます。
本気で起業家になりたい僕を本気で育ててくれる方の存在はとても貴重です。
そしてその方々との出会いを引き寄せたのは、迷ったときでもとにかく行動し続けたことだと思っています。
行方もわからずに歩き続けた結果、光が見えてきたのです。
そして、今の僕の夢は2つあります。
1つは起業を通じて人間同士の絆を深めるのに役立つ事業をすること。
もう1つは自分の好きなことでコミュニティを築くことです。
これからも夢に向かって全力で努力し続けていきます。
どうしても叶えたい夢があるなら、今この瞬間に覚悟を決めて動き出しましょう。