札幌オフィスを増床しました
増床ですが・・・
一応増床なんですが、現在契約中のオフィスの契約が残っているだけで、実質移転となります。
なので、札幌オフィスの歴史をチラッと書かせてもらいます。
創業の地「ドリノキ」
当社の札幌オフィスは、大通りのコワーキングスペース「 ドリノキ 」で創業しました。
最初にドリノキで創業したのは、内見の時に「ソフトフロントの創業者の村田さんが居るし良いか〜」程度の軽いノリと、今でこそ札幌にコワーキング付きのレンタルオフィスが増えましたが、当時全くと言って良いほど無く、ここしか無かったという理由でした。
1度目の起業の時は、札幌にこういったシェアオフィスも無く、オフィスにお金をかけ過ぎちゃった反省もあり、こういった格安のオフィスで創業できたのは非常にありがたかったです。(エレベーターは非常に遅くて悩まされましたが・・)
1年ほどお世話になったのですが、もうちょっと落ち着いて仕事ができる場所が欲しかったのと、女子社員が入りトイレがある程度綺麗な所じゃないと厳しくなったので、当社で初めての賃貸オフィスになる敷島ビルに引っ越しをしました。
初の賃貸オフィス「敷島ビル」
札幌の賃貸オフィスの与信審査は結構厳しく、帝国データバンクのスコアやら、なんやら色々言ってきて、中々賃貸オフィスをお借りすることが難しいのですが、ここは割とすんなり通してくれました。
立地は非常に良く、札幌のど真ん中で地下歩行空間直結、周りには赤レンガテラスや、shitatte、miredoなどオシャレなお店が入ってるビルが立ち並ぶ、ランチには絶対に困らない環境です。
私含めて3名の体制で、15坪ほどのオフィスに入りました。
持っていくものもパソコンと椅子くらいしかないので、私の車を使って引っ越ししたのが懐かしい思い出です。 椅子は地下歩行空間をゴロゴロ音を立てながら引きずって引越しました。
2年ほど経ち、札幌オフィスも8名の体制になったのと、オフィス契約の更新タイミングも迫ってきたので引っ越しの検討に入りました。
コロナ禍での働き方
当社のエンジニアはコロナ以前からフルフレックスでアウトプット重視の評価を行なっていたのですが、コロナ禍でリモート勤務も当たり前となりました。
オフィスの在り方が変わり、作業をする場所というより、たまに集まってコミュニケーションをとる場所に変化した気がします。
そんな気持ちがあり、次のオフィスは集まりたい時は広く使えて、普段はミニマムにしておけるオフィスを探していました。 中々そんな都合の良いオフィスはなく、自分で作ってしまおうかとも思ったのですが、結構お金がかかるな〜っと頭を悩ませていました。(当社の東京オフィスとして1年ほど利用していたKANDA SQUAREのWeWorkが理想でした)
BIZcomfort札幌
そんな中、「札幌の新築ビルに大きなシェアオフィスが出来る!」という噂を聞き、速攻で内見に行きました!
WeWorkの様とまではいきませんが、オシャレで、綺麗で、天井まで壁が立ち上がっている個室が完備され、東京オフィスとのビデオ会議が多い当社には非常に重要なテレカンブースが9つもあるという好条件だったので思い切って決めてしまいました。
札幌駅北側は南側に比べてかなり寂しい感じなのと、母校の北大が違いのが難点ですが、フリードリンクで、場所を変えながら働けるのは結構良いと思っています。
スタートアップにとってのオフィス選びは、会社の成長スピードとオフィスの契約期間が合わなかったり、そもそも与信審査が通らなかったりと、結構難題なんですが、札幌にもこういったオフィスが増えると非常に楽になるな〜っと思いました。