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おしゃれなだけでは売れなくなる!?

はじめまして、こんにちは。
このページを見てくださってありがとうございます。


もしかして、グラフィックデザイナーをお探しですか?
どんなデザイナーをお探しですか?

かっこいいWEBを作ってくれる人?
とにかくおしゃれでいい感じにしてくれる人?
売れそうなデザインにしてくれる人?

もちろん、それも大事なデザインの役割のひとつです。
でも、見た目がよければ売れる時代は、そう長くは続かないのではないかな、と私は考えています。

デザインやビジュアルコミュニケーションの重要性が増すばかり。

でも実は美しいレイアウトデザインなどにはある種の法則があります。
ただ美しくするだけのデザインは近いうちにAIで代用されることが当たり前になり、 デザインが美しいのは当たり前の時代が可能性が高いのです。(すでに、誰でも簡単にきれいなWEBサイトが無料で作れるサービス、誰でもおしゃれな加工ができる写真アプリなどありますね)

デザインが付加価値ではなく標準装備となったあと、
何をもって人は選択をするのでしょう?


ここ数年のSNSやクラウドファンディングなどの流行をみていると、

どんな人が売っているのか。

どんな素材がどのような理由でもの製品になったのか。

製品が生まれるまでのドラマや、
理念にお金を払いたい気運はますます高まる傾向が。

つまり重要なのは、その(物)にまつわる物語性。

フェアトレードだったり、希少性だったり、素材の良さ、技術力、
理由はさまざまだけれど、納得出来る理由に価値を見出す人が増えています。


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よい わるいは対象(物)との関係を表す言葉であって、

物の性質を表す言葉ではないんだよ。

だから「よい」は同じ対象に対しても、

人によってまったく反対に使うこともできる。

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これは、 2017年にコミカライズされて大ヒットした
ある本の中の一節です。

つまり”もの”そのものによい悪いが存在するわけではなく、関係性によってよい悪いは決まるということです。
哲学ですねー。

でも、ものの見方によって、世界はいかようにも変えられる。
そう考えたら…何だか楽しい気分になりませんか?


あなたが売り込みたい”もの”にもきっと他にはないよい面があります。

その魅力について深く掘り下げ、そのものが持つ良さを引き出すような見せ方を考えるのが、デザイナーのお仕事。デザイナーの能力における『商品の物語を紡げること』の必要性、日々高まってきてますよ。

実際、バックグラウンドなしに、ビジュアルだけいい感じにしても、
長くは保たないんですよ。流行って廃れる。
だから、ものの本質を見つめなおすようなこの流れは非常に明るく喜ばしい。

それに、遠回りなようで実は一番効率的なんです。


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引用:『きみはなぜ生きているのか?』中島義道
もとは児童向けに哲学を書いた本で、10代〜大人まで、漫画版がいま幅広い層に読まれています。
どちらも読みましたが、個人的なおすすめは原作のノベライズのほうです。子供の時に読みたかった!!

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