サマステライブ THE FUTURE

2020年はコロナの影響でリアル開催は中止（ライブ配信はあり）になってしまった、ジャニーズJr.の夏の風物詩であるサマステシリーズ。
ジャニーズJr.内のユニット毎に開催されるこのシリーズで、「少年忍者」の公演を本日拝見してきた。
（勿論、万全の感染対策を徹底して）

一番強く感じたのは、驚く程早い彼らの成長スピードとステージにかける熱量の高さだった。
彼らをリアルで拝見したのは2020年1月に帝国劇場で開催された「ジャニーズ・アイランド（ジャニアイ）」以来だったが、ダンススキルは勿論、表現力や歌唱力のレベルが格段と上がっており、かつステージにかける熱い思いをひしひしと感じた。それもそのはず、今年の「ジャニーズ銀座」では彼らの公演だけが緊急事態宣言下によって中止を余儀なくされてしまったのだ。ユニットに所属しないジャニーズJr.が一切出ず、正真正銘「少年忍者」として初の単独公演に向けて彼らが相当の準備と努力をしてきたのは想像に難くない。その分今回のサマステにかける意気込みや思いは他のグループより一際強いものがあるだろう。

今回のステージを拝見し、個人的に特に今後注目して頂きたいJr.は以下の3人である。
（勿論、全員が無限大のポテンシャルを秘めた存在である事は間違いないという前提で）

【久保廉さん】
・2019年入所以来、ずっと注目しているJr.
・ダンススキルは勿論、声変わりや会場の煽り担当を任されるなど、確実に成長している
・スターとしてのポテンシャルがとてもあり、グループのセンターに抜擢されても違和感が無い存在感を持っている

【ヴァサイェガ渉さん】
・2014年から注目しているJr.
・2019年のジャニーズ銀座で「この子は必ずグループを引っ張っていく存在になる！」と確信
・しばらく見ないうちにとても成長しており、Jr.の中でもトップレベルのエンターテイナーに成長している

【織山尚大さん】
・2019年のジャニーズ銀座で気になったJr.
・独特の世界観を持ち、悩みや葛藤などの感情を表現するスキルが高い
・独自の路線を見出していると分析しており、生田斗真さんや風間俊介さんなどの俳優路線が相応しいと分析
・今までにいないタイプのジャニーズアイドルになると予想

今年のサマステは、今までで一番ジャニー氏の脳内がしっかりと具現化されているステージングだと感じた。照明の当て方、演出全体を見てもジャニー氏思考の「ショー的ステージング」がしっかりと形になっていた。今まで以上にジャニー氏の思いが詰まったステージになっており、少年忍者はジャニー氏がプロデュースした最後の「資産」「仲間」だと考えた。思えばジャニー氏は亡くなる直前までこのサマステシリーズの現場でJr.をプロデュースしており、このサマステが最後の仕事であった。最後までJr.のプロデュースに専念し、自身の使命をやり遂げた方なのだと改めて実感し、胸が熱くなった。

ジャニー氏が最後に残した「少年忍者」をこれからも変わらず応援していこうと改めて心に誓い、激しい雨が降る会場を後にした。

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#子供の成長は素晴らしい