1
/
5

ベンチャーに新卒入社して悩んでいた僕が、1年後にVP賞を受賞できた話

こんにちは!株式会社Hajimariのintee事業部でエンジニアをしている保坂です。




今日は昨年4月に株式会社Hajimariに新卒入社してから一年経った今思うことを書いていきます。

今はこの会社に入社してよかったなと心から思っていますが、
実は入社直後は思うようにいかず悩んでいた時期もあるので、
その部分も振り返りながら今思っていることを本音ベースで書いて行きたいと思います。

当時の僕のように「企業選び間違えたかな」と思っている方や
「内定先の企業でやっていけるかな」と不安に思っている方の参考になりましたら幸いです。

自己紹介

まず最初に「お前だれやねん!」と思う方がほとんどだと思うので、簡単に自己紹介させてください。

僕は1996年9月に栃木県宇都宮市で生まれました。(現在24歳です)

高校までは栃木で過ごし、大学は宮崎大学の情報システム工学科に通っていました。

大学時代は、タリーズコーヒーでアルバイトをしたり、ビジネスプランコンテストに参加したり、
休学して東京で1年間エンジニアインターンをするなど、楽しい大学生活を送っていました。

長くなるので省略致しますが、これらの大学時代の経験から自分は一つの夢を見つけました。

それは、

「最高の仲間とともに、最高のサービスを提供して、人を笑顔にする」

という夢です。

就活をしていく中で、この夢を叶える環境がHajimariにあると思い、内定承諾しました。

詳しくは内定時代に書いたこちらの記事をご覧いただけましたら幸いです。

https://www.wantedly.com/companies/Hajimari/post_articles/169340


その後入社してから現在まで、intee事業部でエンジニアをしながら
リアルカレッジというプログラミングスクールの立ち上げや新卒採用などを行っています。

ここまでロマン溢れたことを書いているので、
日々充実しているんだろうなと思った方もいるかと思いますが、
実は入社直後は「この会社に入って失敗したな、会社やめようかな」と本気で思ってました・・・(笑)

入社直後

2020年4月1日(水) 期待に胸を膨らませて、社会人1年目の扉を開けました。

そこにはズラッと並んだオフィステーブルにオフィスカジュアルで楽しそうに仕事をしているメンバーが
たくさんいて、僕はとてもワクワクしていました。

「この会社で自分の夢を叶えるぞ」と思いながら自分の席に向かいました。

入社後、自分の一番最初の仕事は「リアルカレッジ(プログラミングスクール)の立ち上げ」と
「管理画面にKPIを表示する」というものでした。

ビジネスマナー研修などなくいきなりの実務だったので、
「これがベンチャー企業か・・・すごい」なんて思っていました(笑)

そしてその3日後、緊急事態宣言により、2ヶ月間リモートワークになります・・・

右も左も分からないままリモートワークになり、
最初はわからないながらもがむしゃらに夜遅くまで働いていました。
在宅だったこともあり気づくと深夜2時くらいになっていることもありました。
夜中にコンビニへ夜ご飯を買いに行ったのが懐かしい(笑)

2週間ほどがむしゃらに働いていく中で僕は一つの迷いが生じました。

「あれ、こんなことをしていて自分の夢に近づいているんだっけ?
自分はこの環境求めていたんだっけ?この環境で成長できるのか?」

というのもリアルカレッジの立ち上げに関しても自分が行った開発に対しても、
これが正解というものがないからです。当時の僕は完璧主義者だったので、上司に正解を求めていました。

しかし上司から「こうするのが正解だよ」と言ったFBはなかったので、
だんだん自分がやっていることに嫌気が指してきました。

「正解」と言えるものがなければ、成長に繋がらなくない?なんて思っていました。

加えて、開発で使っている技術がレガシィだったこともあり、
モチベーションはだだ下がりでした・・・

そんな僕は入社して2週間も経たないうちに、自分は別の会社に行こうかなと思っていました。
(友達にも何度も相談しました)

5月中旬あたりまででしょうか、そんなことを思いながら仕事をしていました。
当時の僕には毎日が無意味と感じてしまい、仕事はあまり楽しくありませんでした。
早く会社をやめて次の職場に行こうとばかり考えていました・・・笑

しかし何かのきっかけがあるわけではないのですが、
ある日「こんな自分嫌だな・・・」と思うようになりました。
上司や環境、会社のせいにして何も出来ずにだらだらと時間が過ぎていく、
そんな日々がとてもつらく感じるようになりました。

そこで僕は「とりあえず3ヶ月間は今やっていることに全力でコミットしていこう」と思い、
翌日から仕事に対する向き合い方を変えました。

「正解がわからないからこそ、今できる最適な判断をしていこう。
誰かに期待するのではなく、自分で前に進めていこう」

このマインドを持ってから数週間、見えてくる世界は大きく変わりました。
「ベンチャーだからこそ、自分の裁量で決めていける。スピード感持ってお客さんに価値提供できる。
自分の力で環境を変えていける!」と思うようになりました。

具体的には、
リアルカレッジの運営フローを改善し、より学生に価値を提供しやすいフローを提案したり、
開発においても運営側でどう使われるのかを想定しながら機能の提案・開発を行っていました。

そのときの僕のモチベーションは
「正解がないからこそ、やりながら改善していこう。失敗したらそこから学んで次に活かそう」
という感じで全力コミットしていました。

そう思ってからの毎日は本当に1日1日がとても速く、
次第に「inteeを良くするために、事業部の目標を達成するために、今自分に出来ることはなんだろう」
と考えながら、日々提案や開発を行っていくことが楽しくなっていました。

様々な提案や挑戦をしていくうちに、自分が出来ることが増えていきました。

例えば、
「inteeのビジネスモデルではマッチング数が大切になるから、初期接触であるスカウト機能のUXはかなり大切になるな。SPAにしてUXをあげることで、マッチング数が増えるのではないか」と考え、
LaravelとNuxtの導入提案を行いプロジェクトを率いて実装まで行ったり、
「学生と企業のマッチングの質を上げるためにデータを解析して最適なマッチング提案が出来ないか」と
考え、自分でデータ分析をするなど事業部のために自分が出来ることを日々全力でぶつけていきました。

当然やることが増えて業務に追われる日々もありましたが、こういった毎日が本当に楽しくてやりがいを感じていました。

気づいたら自然と自分が描いた夢に近づいていた

「intee事業部にいる最高のメンバーと一緒に、誰かに何かをやらされるのではなく自分たちで考えたことをアウトプットしてサービスを良くしていく。その結果学生さんや企業さんから感謝してもらえる」

この状態はまさに自分が夢として描いていた
「最高の仲間とともに、最高のサービスを提供して、人を笑顔にする」といった状態であるなと
感じるようになりました。

また、自分は新卒採用チームにも所属していたため、
上記の自分の経験も踏まえながら本当にHajimariで活躍(自立)できるメンバーを探していました。

その結果、自分が立ち上げたリアルカレッジから新卒エンジニアを2名採用することが出来ました。
自分の手で最高のメンバーを採用し仲間を増やしていくことで、ますます夢に近づいている実感が湧きました。

現在その2名と一緒に働いていますがその2名は僕とは違い、
最初からサービス、事業部を良くするために全力でコミットしてくれています。
(まだ大学生なのに、当事者意識の高さに驚いています)

このような形で日々全力で仕事に打ち込んでいった結果、
とてもありがたいことに下半期の社員総会でVP(Valuable Palyer)という賞を頂くことが出来ました!


授与式では、事業部長から賞状と熱いお言葉を頂けたことがとても嬉しく今でも鮮明に覚えています。

ここまで長々と書いてしまいましたが、
Hajimariという会社に入社して僕が今思っていることをまとめると、

「自分の進む道に正解がないからこそ、自分で正解を作っていこう。
自分の夢は会社が叶えるのではなく、自分の力で叶えていこう。」

になります。

もし僕と同じような悩みを持っている方がいらっしゃいましたら、
とりあえず3ヶ月間、まずは自分に出来ることを全力でやってみてください。

全力でやった結果、出来ないこともあるかもしれません。
ただ、その3ヶ月間は何かのせいにするのではなく、出来なかったときは自分の行動を振り返ってみて
どうすれば実現出来たのかを考えてみてください。

もちろん自分にコントロール出来ない範囲もあると思うので、100%やり続けた結果だめだった場合は
転職するなど環境を変えてみて再挑戦してみてください。

とりあえず今は悩まずにやってみることで、環境や考え方など見えてくる世界が変わってくると思います。

この記事が僕と同じような悩みを持っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

53 いいね!
53 いいね!
保坂 正道さんにいいねを伝えよう
保坂 正道さんや会社があなたに興味を持つかも