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採用担当者の言いにくい本音

※画像と本文はあまりつながりがありません。いらすとやさんいつもありがとうございます。

採用活動をしています

弊社では採用活動をしています。
募集はこちら

https://www.wantedly.com/projects/511274

現在のチームの状況や会社の状況、環境などを加味して、かなり悩んで募集要項などを書いてみるんですが
意外とちゃんと読まないで応募してくる人って多いんですよね。
おそらくこちらの意図が伝わっていないのが原因だと思うので、きちんと想いを書き連ねて行こうかなと思っています。
以前書いたのはこちら
https://htanaka0828.hateblo.jp/entry/2020/06/16/190242

今回は経験者採用です

実はエンジニア採用に関しては夏前ぐらいから開始していて、チームとして必要十分な人員確保が出来ました。
とはいえ、会社の拡大に合わせて人員確保は必要ですし、素晴らしいエンジニアがいらっしゃれば一緒に仕事をしたい、という想いで、wantedlyに掲載を残しておこうという判断に至ったわけです。
会社から求められているチームのミッションとして

・社外で製造した既存プロダクトのキャッチアップ
・社内での見積もり、軽微な修正が出来るようになる

というものがあります。
これらを実現していけるエンジニアを強く求めていますが

ぶっちゃけ教育に割くリソースがありませんw

少数精鋭と言えば聞こえは良いですが、少数チームなので、他社チームのナレッジを自分たちに取り込み、それらを加味した上で設計、開発などを行っていく、という事を複数チームに対してしないといけない状況です。つまり一人ひとりの負荷がかなり高いです。少なくとも開発者としてのベースがあって、一般に1人日(人日表現はあまり好きではないですが)と言われる分量をきちんとこなせる事が前提にあった上で、さらに日々新しい事を吸収し続けなくてはいけない、というかなりハードな環境です。
工数は正直ほぼ言い値ですし、スケジューリングに関しても個々の裁量に任されている部分が大きいので、事故ったり病んだりはほぼ無いですが、前提として「実務が一人称で完結出来る」が無いと事故も病みも多発すると思っています。

という事を加味すると、少なくとも条件に記載した部分をクリア出来るエンジニアさんじゃないとジョインしていただくのは難しいだろうな、と思っている次第です。
逆にこれらの前提がある上で「自分は出来る」と言うのであれば、応募の時点で出来る事の主張をして欲しいと思っています。
だって採用してから互いに辛い想いとかしたくですもの・・・。楽しく仕事しようぜ・・・。

前向きに捉えると凄い環境

「事故」とか「病み」とか到底求人媒体に似つかわしくない単語が出てきましたが、逆にそれだけ充実した環境でもあります。
通常はエンジニアとして仕事をしていると、特定のプロダクトにアサインされて、言語や環境やライブラリーもそのプロダクトに最適化したものをベースに話をする事になるかと思います。コミュニティや勉強会も自然と現在関わっているものに偏りますし、スペシャリストになっていくには多くの時間を割けるので良い環境です。
ただし、いざ別の言語を触ろうとすると、別のプラットフォームを使う事になると、学習コストが増大するのをひしひしと感じますよね?転職の時に困ったり、副業の時に困ったりした経験はありませんか?
っていう事が、日々社内で起きるので、多くの言語、多くの環境、多くのライブラリに精通したスーパーエンジニアになれます。凄い。日々のキャッチアップはトレーニングで強化されますし、社内の他のエンジニアがサポートしてくれたり一緒に悩んでくれたりするので、みんなで一緒にスーパーエンジニアになれます。やばい。

個人的なお話

ここからは個人的に今回の求人を通して思ったことですが

求人票はしっかり読みましょう

求人票にはその会社がなぜ募集しているのか、どんな人が欲しいのか、どんな会社なのか、という情報が詰め込まれています。入社してみてから「この会社違ったな~」と思うのは、会社が求人票の作り方がヘタクソなのか、求職者が求人票をきちんと読めていないのか、双方が面接がヘタクソなのか、だと思っています。
今まで8社経験してきて、求人票を見た転職も見ていない転職もありますが、少なくとも求人票から伝わる情報、雰囲気から逸脱している会社はあんまりありません。(無いとは言えない)
人材確保をしたくてお金を払って媒体に掲載している企業が、わざわざ門戸を狭めて記載している「必須要件」に関しては、特に求人票の中でも絶対に読み落としてはいけない箇所だと思います。
他にも「求める人物像」とか「希望するスキル」とか、様々な書き方はありますが、なんでそこに制限や制約を設けるのか、という事を考えて応募するかを決めれば、飛躍的に内定率は上がるはずです。

以前人材紹介のエージェントに転職先探しをお願いした時に

「たなかさんなら内定たくさんとれますよ!」

と言われたのですが

入社出来るのは1社だけですからね?!

体はひとつ!人生は一回!きちんと精査してどこに応募をするのかを考えて欲しいですし、そこに頭を使える人の方が、がむしゃらに何でもやる人よりも楽して生きられるんじゃないかなと思う次第です。

(またこれ会社アカウントに投稿出来ないなぁ・・・)

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