大学卒業を報告します。
【2019.3.21に卒業しました!】
非常に遅くなってしまいましたが、村上大歩は公立鳥取環境大学を無事卒業しました!
引っ越しの片づけやら、家の用事や、次の所属先の選考等で右往左往してしまい、報告することを忘れていました。
卒業直前は、卒業論文で締切ギリギリのラインをさまよっていまして、
なんとか納得できる論文を提出し、無事合格となりました。
卒業後の現在は、地元である神戸市に戻り、大阪の企業でインターンとして活動しています。
目次
- ・卒業をして感じること
- ・鳥取に残るか否かと聞かれたら…
- ・地元「神戸」に帰る必要はあったのか
- ・終わりに
・卒業をして感じること
卒業してから、鳥取での大学生活を振り返って感じるのは、
「鳥取に進学して良かった~!」という思いです。
本当に奇跡と言いたいぐらい、自分が人生を歩いていくうえで、
学びや支えになってくれる人々と出会えました。
他の大学に行っていたら、それはそれでいい出会いがあったかもしれませんが、それを踏まえてでも、「やっぱり鳥取に来てよかった―!」と思います。
私は、あまり自分で何か企画をつくったり、初対面の人と積極的に話したりっていうのは、基本的に無理でした。
そもそも、外で家族や学校の知り合い以外の人と話す経験が全くなかったですし、高校生活は何もしていなかったので、無個性で消極的な人間でした。
でも、環境大学の起業部に始まり、鳥取×日本財団や人材バンクや高校生旅行社、隼LabやCamelハウス…
数えきれないぐらい組織や企画に参加し、
そして人と会う機会がたくさんあったので、
大学内にこもらず外に出て活動することができました。
数的にはたぶん、大阪とか東京とかの方が多いんだろうけども、自分のレベルで参加できてなおかつ、人と出会えて次につながる機会で言ったら、鳥取の方が多いのじゃないかなーって勝手に考えています。僕にとっては本当に優しくて、易しい機会だらけでした。
そのおかげで、見えない壁を感じて怖がったり、抵抗感を感じ躊躇した時も、先述した外に出る経験が、自分の背中を押してくれたので、
大きく成長できたと感じています。
自分的には、大学生の立場で入れるところに、ほとんどいけたのかなあと思っています。
なので、自分が将来めっちゃ活躍したら、「鳥取で成長したよ~!」ってことを各方面にアピールしますー!
・鳥取に残るか否かと聞かれたら…
結構、「卒業したらどうするのー?」っていう話をしました。
鳥取の中で結構、地域に近しい活動をしていたので、
「鳥取に残るんじゃない?」って思っている人もいたんじゃないでしょうか。
結論としては、私は一端、地方を出ることにしました。
私はソーシャルビジネスや人助けとかそういうものに
モチベーションを感じるので、
そういったことをシゴトにしたいとは前々から考えていました。
そういうといろんな種類の仕事があります。協力隊やら、NPOやらそれらは鳥取で触れる機会がありました。
なので、「協力隊とか地方公務員とか向いてる。」って周りから言われたり、自分でも多少考えてみたりする時もありました。
けども、一番自分が行かなければいけない分野、他の人がやろうとしないことをしたいと思っていました。
個人的な考えなのですけど、協力隊・公務員に、ベンチャーや大企業等、どれも人のためになるし、良い仕事なんですよね。
だから、みんながなりたいと思ってそこを目指すわけじゃないですか。
その流れに、そのまま流されていて、いいものかと私は思いました。
他になりたい人がいるんだったら、その人にやらせてあげたらいいし、自分が必ずしもやる必要ないよね?
むしろ、そういう人たちが行かないところに行って、
人が来ない分野を人が来れるように耕して、あるいは耕しているけど、
「一人じゃ力及ばずで大変だー。」って人を助けた方がいいよね
って考えました。
後、ただ人助けをするのではなくて、もっと大きくとらえて
本質的な課題解決をしたいと思っていました。
自分がここにいて、今を生きているって僕は奇跡だと思っていて、ある意味運よく生き残れているのです。
その運良く生き残れている自分が、このまま普通に生きたくない、何かしなければならないって、私は勝手に思い込んでいます。
要は、自分の中の要求として「でっかいことしたいよね!」って考えているのです。
そんな感じで色々考えたときに、地方からは出るべきだと考えました。
地方にはなんとなくだけど、自分のポジションがないと思いました。
私は地方で本気で課題解決できるのは2種類の人だと思っています。
実力のある人か、地域愛の強い人です。
それ以外の他人が、何かしようとしても十中八九できないと思いますし、人が住んでいる地域をどうこうするのは、おこがましいと感じています。
私はどちらの立場でもないので、本気で課題解決できる人になる上で外に出た方がいいと思いました。
じゃあ将来、鳥取で何かするかと言われれば、答えは「わからない」です。
私は、鳥取のことは好きだけど、
課題解決をするならあんまり場所とかにこだわっていません。
私が行くべきだと使命感を感じる場所に行くと思います。
・地元「神戸」に帰る必要はあったのか
さっき「場所にこだわらない」って書いたので、
卒業して地元に帰るっていうのはちょっと矛盾を感じています。
別に地元で働きたいわけでもないですし、
もっと成長できる場所を選んで外に出ていくという選択も出来ます。
神戸に帰ったのはいくつか理由があります。
経済的に私も親もお互い助かりますし、親もしばらく家にいてほしいって話しますし、
関西圏で色々経験しておくのも、良いと考えていました。
でも、一番の理由が「祖父母の介護」なんですよね。
今までは母が一人で面倒見ていたのですけど、これからは僕も手伝います。
放置するのも、一つの選択肢かもしれません。
自分の人生なのに、他人に左右されるのは楽しくないですからね。
僕は、「祖父母の介護」がしたくて神戸に帰ることにしました。
個人的な考えですが、人には生きていくためのコストが存在して、
それを他人が払わないと生きていけない人が、世の中にはいます。
んで、そのコストを払わなければ、その人はこの世にいないわけで、
存在しないも同然だと思いっています。
私は、自分が「祖父母が生きるコスト」を払わなければ、
自分の世界から祖父母の存在を消したも同然だと思って、
介護の手伝いでコストを払うことにしました。
後、なんか人助けがどうこう言っているくせに、
自分の周りの人間すら助けることができないのは
おかしいと思い、目の前の役割に徹しようっていうのもあります。
そんな感じで、私は自分がやりたいことと、
人助けの矛盾を解決するっていうのが、地元に戻った理由です。
・終わりに
色々書きましたけど、これからも鳥取へ遊びにちょくちょく行きます。
神戸なので、2時間30分で着きますので。
4月からどこで働いているかとか、また次の投稿で詳しく書きます~!
端的に言うと、去年出来たWebメディアの会社でディレクターとして働いています~。
(入って1か月もたっていないので、大したことはまだできていませんが。)
鳥取で私とお付き合いしてくださった皆様、4年間お世話になりました。
改めまして、今後ともよろしくお願いします。