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きっかけは「自分が変わりたい!」『サンクスター』開発秘話 その12 ~ 目標は決まっても心ここにあらず編 ~

サンクスターをリリースしても、僕の心は雲がかかったままでした。


例えて言うならば、

【みんなで話し合って大きな船を会社で買い、お客様のことをお客様以上に理解し、ありがとうを言い合える関係を増やすためアメリカを目指す!】という会社の目標は決まったにも関わらず、


船長の僕個人が、アメリカへの航海の中で、

どんな人生を送りたいのか?何がしたい?


正直わからなくなっていました(面倒くさい奴でスイマセン。。。)


自分探しの旅

そんな自分探しをするため、ユーチューブで中村文昭さんの講演を聞きまくるのが日課になっていた時に、中村文昭さんが師匠から坂本龍馬の話をしてもらってファンになったことを聞いて、


そういえば、坂本龍馬が好きだ~っていう先輩方が多いけどなんで??


と、恥ずかしながらそこで初めて坂本龍馬に興味を抱き、ネットで検索していたら

NHKの大河ドラマで、『龍馬伝』という福山雅治主演のドラマがあるじゃないですか♫


なんだか面白そうだから見てみよう!ということで、


ハマりやすい僕は、そこから毎日朝ごはん食べるときも、

晩ごはん食べる時も、電車に乗ってる時もひたすら見続ける毎日が続くのです(笑)



・・・坂本龍馬、最高です!!



ここからちょっと話が脱線しますがすいません。



昔の武士はみんなそうだったかもしれませんが、

何がいいかって、これほどまでに自分のことではなく、

公(おおやけ)というみんなが善くなるために!と


坂本龍馬と勝海舟との出会い

当時は、土佐から脱藩(許可なく地方に行くこと)することで

罪になって最悪死罪になり、脱藩したことが家族にも被害が出る時代。


それでも脱藩し、戦の真っ只中であった薩摩と長州を結びつけ

奇跡と呼べる「薩長同盟」を締結させ、

幕府から天皇へ政権をお返しする『大政奉還』を成し遂げ、

新しい国家を作るための基本方針である


『新政府綱領八策』を作り上げたのはもうたまりません・・・。


高知県に生まれた質屋の二男ですよ。龍馬は。

正直、信じられません。



その坂本龍馬の師匠が『勝海舟』ですが、

勝海舟は幕府の役人でありながら、咸臨丸(かんりんまる)でアメリカに渡り、

その影響で神戸に海軍の学校を設立したことと、西郷隆盛が江戸城を攻め落とそう

とした時に、 一滴の血を流さないよう江戸城を開放し戦争による被害者を出さなかった

無血開城は鳥肌ものです。。。(NHKの大河ドラマ『篤姫』がオススメ!)


勝海舟はすごく先見性があり、懐の広い方だったと思います。



それと同じく先見性があり、ぶっ飛んでいる革命家が、

僕が歴史上の人物で一番好きになった『吉田松陰』ではないでしょうか。


公を貫いた吉田松陰

吉田松陰はある意味、本当にクレイジーですよ(笑)


だって、友達との約束を守るためとはいえ、死罪覚悟で脱藩して旅を続けちゃうし、

黒船が来た時に、アメリカから学びたいと密航を企て乗り込むがペリーに追い返され、

それで捕まって野山獄に入れられちゃうけど、弟子をその気にさせて暗殺を企てるという

とんでもない人です(笑)


それを知っていても僕が吉田松陰を好きなのは、その生き様ですね。

(NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』がオススメ!)


そのクレイジーと思える事象を起こすのには『理由』がある。ってことです。


死罪覚悟で脱藩しちゃうのは、自分のことよりも、友達との約束を守ることを

優先したからですし、黒船に乗り込もうとしたのは、アメリカの文明を盗み

日本を強くするためであり、幕末の動乱期に松下村塾を創り、

明治維新の立役者を何人も輩出した松下村塾の教えは、すべて公(おおやけ)

というみんなのためにという想いからだったからです。

(お弟子さんに 久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文までいるんです)



僕は孟子の言葉で吉田松陰が残した


『至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり』


という言葉が大好きです。

真心を持って、事にあたれば、動かない人などいないのだ。という意味です。



安政の大獄で井伊直弼によって斬首となる前に、吉田松陰は辞世の句を残しています。


『身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂』


例え自分が斬首によって朽ちてしまおうとも、自分の念いを引き継いだ

弟子たちは必ず革命を起こし、新たな日本を創ってくれる。という念いには一貫した

吉田松陰の生きざまには言葉が見当たりません。



そんな時、1枚のチラシが目に入りました!



『え??草加???、なぜ草加???』



この続きは、次回、~リリースしたあとに見つかった宝物編 ~ をお楽しみに!

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